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相続登記にかかる費用はどれくらい?司法書士の報酬と手続きを徹底解説

東京都江戸川区船堀、相続・企業法務専門の司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。


はじめに

今回も相続登記について。

今回は、相続登記と費用についての疑問にお答えします。

「相続登記って何?どれくらい費用がかかるの?」と不安に思う方も多いと思います。

分かりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

相続登記とは?

相続登記とは、亡くなった方の不動産を相続人の名義に変更する手続きのことです。

相続人が不動産を正式に所有するためには、法務局で登記を行う必要があります。

この登記を行うことで、相続によって不動産を譲り受けた相続人が新しい所有者として登記簿に記載され、法的に認められることになります。

相続登記にかかる費用はどれくらい?

相続登記の費用は、不動産の価値や手続きの複雑さによって異なります。

具体的な金額は、固定資産税評価額をもとに算出されます。

主な費用の一つが登録免許税で、これは固定資産税評価額の0.4%を納める必要があります。

例えば、不動産の固定資産税評価額が1,000万円の場合、登録免許税は4万円になります。

これとは別に、司法書士に依頼する場合の報酬や書類の取得費用が発生します。

司法書士に依頼する費用を抑える方法は?

司法書士に相続登記を依頼すると、戸籍謄本の取得から登記申請まで、すべての手続きを任せることができます。

しかし、費用をできるだけ抑えたいという場合には、一部の手続きを自分で行う方法もあります。

例えば、必要な戸籍謄本や住民票を自分で取得することで、費用を抑えることができます。

ただし、戸籍謄本の取得には時間や手間がかかる上、内容の理解も難しい場合が多いです。

特に、相続人を特定するために被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍を揃える必要があるため、戸籍の読み解きが困難な場合は、司法書士に依頼する方が安心です。

新制度:戸籍謄本の広域交付で手続きが簡単に

2024年3月から、戸籍謄本を自分の本籍地以外の市区町村でも取得できる「広域交付」制度が始まります。

この制度を利用すれば、遠方の役所に行く手間が省け、戸籍謄本の取得がより簡単になります。

これにより、自分で必要書類を集める際の負担が減り、費用を節約することが可能です。

まとめ

相続登記は、専門的な知識が必要なため、多くの方が司法書士に依頼しています。

手続きを自分で進めることもできますが、煩雑な部分も多く、特に戸籍の収集や書類作成に不安がある場合は、司法書士に依頼するのが安心です。

司法書士に依頼すれば、スムーズに手続きを進めることができ、結果として時間や手間を節約できます。

相続登記の費用や手続きについての詳しい情報は、当事務所にご相談ください。

初めての相続登記でも安心してお任せいただけるよう、しっかりサポートいたします。

この内容が少しでも参考になれば幸いです。

詳細やお問い合わせは、当事務所のウェブサイトまでどうぞ。


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