「資格合格逆算メソッド」変わる試験範囲、変わらない勝利の方程式
東京都江戸川区「6回目でやっと司法書士試験に合格した「相続・会社設立」の専門家 登記業務を通じてお客様に寄り添う」 資格試験アドバイザー 司法書士・行政書士の桐ケ谷淳一(@kirigayajun)です。
はじめに
「資格合格逆算メソッド」。
合格(=受験日)点を取るために、逆算して今何をすべきかを考えるメソッドです。
資格試験を何年も勉強していると、改正法が試験範囲となったり、試験範囲そのものが変わったりすることがあります。
その場合の対処法について、私見を交えて紹介します。
試験範囲そのものが変わる サンプル問題と過去問を徹底的に潰す
試験範囲そのものが変わるという資格試験はかなりあります。
重要なのは、試験範囲が全く変わっていない部分。
そこは今まで通りの勉強法で問題はありません。
むしろその部分の過去問は存在するのですから、その範囲で得点を取らないといけません。
試験範囲が変わった:日商簿記2級勉強時
自分が日商簿記2級を受験したとき、商業簿記の分野で段階的に試験範囲が変わってきました。
そのときは、試験範囲が公表されていたので、その部分を中心に読み込みはしました。
しかし、工業簿記は全く変わっていませんでした。
なので、工業簿記をしっかり得点できるように勉強して、商業簿記については、部分点でも合格できる勉強法に切り替えました。
それで合格できました。
試験範囲に新しい科目が追加される場合
実際に自分が司法書士試験を勉強していたときに、新たに「憲法」が出題されることになりました。
正直サンプル問題もあるわけではなく、どのレベルの問題が出るかは未知数でした。
その時は予備校を活用して、最低限の勉強をしたり、行政書士の過去問を用いたりしました。
結果は、そこまでレベルが高い問題は出題されずなんとかクリアしました。
全く新しい科目が試験範囲になるときは、資格試験予備校を頼るというのも、勉強効率化の観点から重要になります。
結論:出題範囲が変わってもやるべき勉強法は変わらない
実際に試験範囲や出題傾向が変わったからといって、どの受験生にも平等だということ。
それで合格できる人もいるわけですから、今までの勉強をしっかりこなすことが実は合格への近道です。
試験範囲が変わるからといって、変な勉強法にとらわれず、手元にある教材を淡々とこなすことが何より大事です。
試験範囲が変わったり、法改正があると、色々情報が流れてくるのは事実です。
しかし、情報多寡になり、自分の処理能力が追いついていけないことが、かえって勉強する阻害ともなります。
まずは、基本の勉強法(テキスト・過去問)をしっかりやることが合格への第一歩です。
まとめ
試験範囲が変わろうと、改正法が出ようと基本勉強方法は変わりません。
他の分野で得点をきちんと取れるように準備することが合格への第一歩です。
それでも不安であれば、資格試験予備校を活用したほうが効率アップします。
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