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不動産物件探しのコツ。商業地域なのに建てられない理由3選

商業地域は100%容積消化出来る?

素朴な疑問。
よくある幹線道路。
右と左で完全に建物高さが半分以下になっているような場所ってありますよね?
こちらは多くは日影規制による高さの制限を受けてる場合が多いです。
片方は南側道路になり、片方は北側道路です。
住居は南向きがいいんですが、高い建物たてるには北側道路がおすすめなんです。
部屋は北向きになる場合が多いですけど。
商業・近隣商業も道路の向きによったり、色々な規制で、100%容積消化出来るとは限りませんので要注意です。

1・商業だけど住居系

商業地域・近隣商業地域となってはいるが、住宅が密集している地域が結構あります。小さな駅の周辺は高層建物が現段階では建たない想定にしている為、高度斜線、日影規制をかけて建たないようにしている場合もあります。
マイソクなどには高度斜線、日影規制が入っていない場合が多いので役所のHPなどできちんと下調べしましょう。

2・商業地域の用途だけみていませんか?

南側道路の場合、購入予定地の北側、商業地域の後ろに住居系が広がっていませんか?
その場合は、北側の用途地域の日影規制が適用されてしまいます。
見落としがちな、近隣用途境です。
南側道路の場合は、北側の用途地域も誦分調べてから計画しましょう。

3・前面道路が狭い。天空率で緩和可能?

見落としがちな前面道路。道路斜線が厳しくて、道路斜線で建物高さが決まってしまう場合があります。
せっかくの北側道路でこれは行ける!
なんて思ってプラン依頼してくる方もいらっしゃいます。

容積消化出来ると思っていたのに…。というご相談が非常に多いです。
一番大事な部分は道路幅員です。
幅員により使える容積が減ったりします。
道路も狭いので高い建物建っても周囲が困りますよね。
なので道路斜線で制限させています。
道路斜線は、計算による場合と、天空率で計算する場合と2種類からチョイス出来ます。

但し、天空率使用すると全て建つようになると勘違いされている方が多いですが、イメージとして1mくらい斜線で引っかかってる部分が緩和される程度です。
横に広げるか建てに伸ばすか、面積で算定してるってイメージなので
なんでもOKではないという事をご理解下さい。


土地の金額には理由がある。


商業で安いとか、場所が良いのに安いとか、土地が安いにはやはり、理由があるんです。
そんな安い土地は、通常出てきません。
大体が、不動産会社間で取引され、世の中には出回らない場合が多いのが現実です。
それでも、中にはお宝が隠れているかもしれません。
探せば無くはないので、頑張って探してみてください。


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