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推す人・推される人

ずっと、推す人だった。私は、いわゆるオタクであり、生涯、誰かを/何かを推す側であり続けると思っていた。
好きな創作物にお金を払い、キャラグッズを集め、推しを応援する。そんな、一介のオタク。
しかし、人から教えられて、配信アプリを始めたことで、私の人生が少し変わったのである。

spoon

スプーンの私1
髪を切ったスプーンの私1
スプーンの私2

最初に触れた配信アプリ。ここで、自分のハンドルネームの横にファンマーク(推しを表す絵文字)を入れることを覚えた。
私は、たまにアカペラの歌を上げたり、ラジオ配信したりしたが、あまり推される側になったという意識はなかった。
早朝から元気にラジオ配信をするMくんが推し。
私のハンドルネームが「すなえ」なので、名前の左に自分のファンマである⏳を付けて、名前の右にMくんのファンマを付けていた。

REALITY

リアリティの私

少し後に入れた配信アプリ。アバターを作成して、手軽にVライバーになれる。
同年代のライバー仲間やオタク仲間とコラボ配信をするのが楽しくて、毎日のように配信していた。

IRIAM

イリアムの私

リアリティの後に入れた配信アプリ。イラスト一枚あれば、Vライバーになれる。
長時間配信すると、私のスマホは発熱するため、あまり活用出来なかったが、推しのOさんの配信を、毎日楽しみにしていた。
ポイントを投げるともらえる特典で、Oさんとディスコードで個人通話をしたこともある。

ミクチャ

ミクチャの私

2022年8月15日から利用している配信アプリ。カラオケ配信が簡単に出来る。
現在、私はミクチャ専属の公認Vライバーであり、他の配信アプリは全てアカウントを消し、引退している。

ミクチャ以外のアプリを引退するまでにあったことを箇条書きする。

  • 私が書いたホラー小説を気に入ってくれた方が、配信で朗読してくれた

  • 私が書いたOさんの夢小説を、朗読配信してもらう

  • 推しのMくんとOさんが、突然配信をやめる

  • 配信アプリを教えてくれた彼氏と別れる

  • スプーン・リアリティ・イリアムのアイテムやポイントをオタク仲間に全部投げる

こんな感じだ。
推しは推せる時に推せとは、よく言ったものだ。
今は、Vの推しは、HさんとMさん。ミクチャでは、GさんとYさんである。
それから、前髪両メカクレVさんは、みんな応援している。

今でも私は、どちらかと言えば推す人だが、正直、めちゃくちゃ推されたい! せっかく理想の、目出しなし前髪両メカクレVになったのだから、めっちゃ推されたい!
なんか色々やってますので、よろしくお願いします!

#創作大賞2023 #エッセイ部門


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