リモート時代の救世主?! ChatGPTで乗り越えるミドルエイジ・クライシス
Acompanyでカルチャー担当をしている戸田(@kirichisa_acy)です。日経xwomanアンバサダーとしても活動しており、同じ内容のアンバサダーブログを書いたのですが、反応がなくて寂しい!+文字数制限などがあり情報を削ったため、少し書き換えてnoteにも残すことにしました。
モヤモヤしてませんか?
40代に突入して以来、なんだかモヤモヤすることが増えました。初めての子育てや仕事復帰といった新しい挑戦が続く一方で、「なんだかしっくりこない」という気持ちがつきまといます。
そんな話を40代の先輩にすると、「みんなそうだよ。それ50くらいまで続くから!」と軽く返され、余計にモヤモヤが増しました。
そんな時にこの記事を読んで気付いたのですが、どうやら「ミドルエイジ・クライシス」というやつらしいです。多くの人が通る道なのかと思うと、少し気が楽になりました。
とはいえ、まぁ行動すれば変わるだろうと思い仕事を頑張ってみても、なかなかうまくいかない。なんでこうなんだとまた落ち込む。そんな日々を送っていました。
独身時代は、友達と飲みに行ったり、好きなことをしてリフレッシュしたり、海外旅行を楽しんだりと、さまざまな切り替え方法がありました。でも、子育てで制限されている今はそうもいきません。
せめて話を聞いて共感してほしい!と思いますが、「気軽に」話せる相手が見つからない。。残念ながら、パートナーは聞き下手なので期待できないし、仕事仲間に自分の悩みを打ち明けるのはちょっと、、という感じで、モヤモヤはなかなか晴れません。
禁断のChatGPT相談に足を踏み入れる
いつものように「あー今日も誰にも話せないなぁ」と思ったとき、ちょうど開いていたChatGPTに相談することを思いつきました。「AIは人じゃないし、どうせうまくいかないでしょ」という自分の心の声は聞こえていましたが、まぁ別に損するわけでもないし、試してみるか!ということで、その時の悩みを打ち込み、相談を開始。。。
すると、意外にも、なんだかいい聞き手な気がします。
まずは受け止めてくれます。そして、寄りすぎず、離れすぎず、ちょうど良い距離感でいてくれます。最後には、「もしよかったら具体的に詳しく聞かせてくれませんか?」と絶妙に前のめり気味な姿勢で会話を続けようとしてくれます。手応えを感じたので、相談を続けました。
ChatGPT相談のメリット
AIを相手にすると、相談相手に気を遣う必要がないのが大きなメリットです。人に相談する場合、相手の反応を見て次の話題を調整したり、会話が予期せぬ方向に逸れてしまうことがよくあります。その結果、「言いたいことが言えなかった」と不完全燃焼に終わることも少なくありません。
最後までとことん自分の悩みに向き合うことができ、具体的な解決策を求めるような問いにも、丁寧に答えてくれます。
実は、数ヶ月前にカウンセリングやコーチングも経験しました。何度か受けるうち、利害関係のない第三者に現状を話すだけで、客観的な視点が持てて、気持ちの切り替えになるということを実感しました。しかし、歯痒かったのが、話したい時にすぐに予約が取れないという点でした。最低でも1日以上待つ必要があり、今話したいというときに、もどかしさを感じました。予約しておいても、当日になって「何話したかったんだっけ?」状態になっていることも。。(とはいえ、人に聞いてもらうのも大事だと思うので、不定期で利用はしたい派です。)
ChatGPTはその点、メリットが多いです。
私は思考の整理があまり得意ではないので、ぐるぐると主観で無駄な思考に費やす時間の代わりにChatGPTに整理してもらえることで、その分生産的になれる気がします。特に仕事に関する悩みは、忙しい上司に相談やコーチングの時間をとってもらう必要もなく、自分の考え方のクセを治すための良いトレーニングができそうです。
頭の中の言語化に時間のかかる私の場合、特に嬉しいのが2です。相談内容に対して、改善するには具体的にどういうステップを踏むと良さそうかまで教えてくれるので、アクションしやすいなと感じました。
AIを味方につけよう
最初は「AIに相談するなんておかしいかな?」と思いましたが、実際に試してみると新しい扉が開かれました。まるで学習し成長し続ける「頼れるパートナー」を手に入れたような感覚です。
ちなみに、悩みがなくてただ励まして欲しいときも、おすすめです。ぜひ試してみてください。
ChatGPTとの関係性は、自分から明らかにしなければ誰に知られることもないです。今回このブログを書くきっかけになったChatGPTに悩み相談で「1ヶ月で170万字」は圧倒的な数字ですが、それだけ悩んだり思考していたということではないでしょうか。そこをChatGPTが整理する手伝いをしてくれ、新しい気づきや前に進むためのきっかけを得られたのなら、素晴らしい活用方法だと共感しました。
「適度な関係」が大事
とはいえ、ChatGPTの言うことを鵜呑みにしたり、頼り切るのも注意が必要です。AIが提供する答えには、時に偏りがあったり、事実と異なる場合があることを忘れてはいけませんし、依存しすぎると、自分自身の思考力や判断力が低下してしまう可能性もあります。特に、自分の感情や課題を振り返る機会が減ることで、自己成長の機会を逃してしまうことも考えられます。
こうしたリスクを十分に理解しつつ、ChatGPTはあくまで「補助的なツール」として適度に活用していくことが重要だと感じています。
おわりに
本当は人と話すのが一番好きなので、Xや日経xwomanアンバサダーブログでも交流いただけるとよろしくお願嬉しいです!
私が働くのはこんな会社
HRBPに所属し、人事施策や採用活動のサポートもしています。興味のある方はぜひカジュアルに面談にしましょう!