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【新潟】 ひとりで全県制覇の旅|1/47

全県制覇の旅1県目は「新潟県」
1泊2日の旅。

今回のメインは、新潟県村上市。
以前何かのイベントで鮭がたくさん吊るされている写真が忘れられず
それを見に行こうと思い立つ。
調べていると千年鮭きっかわ 井筒屋さんで美味しそうな鮭御膳が食べられるとのことで旅先決定。いざ新潟へ。

1日目

朝9:12東京発のときに乗り、新潟でいなほに乗り換え村山市へ。
到着からお昼の予約まで1時間半ほどあったので、先に観光。
イヨボヤ館へ(イヨボヤとは鮭のこと)

村上市の鮭漁の歴史などが学べる資料館。
ここの地下の鮭の水槽がとてもよかった。

人も少なくて、日の光に照らされてキラキラとしている鮭をぼーっと眺める時間が贅沢だった。
もっと時間があれば、1時間くらい滞在できそうだった。

予約時間になったので井筒屋さんへ。8品コースを事前に電話予約しておいた。
ひとりでこんな良い感じの(値段も雰囲気も)お店に入ることに緊張し、お店の前を何往復かする。
意を決して入店。店内は古い町屋作りで落ち着いた雰囲気。窓際のお庭が見える素敵な席に通してもらった。

店員さんに村上の鮭について説明してもらいながらコースが始まる。
鮭の手まり寿司、鮭の酒びたし、鮭の白子の寒風干しから始まり、
かぶと煮、はらこの味噌漬けなどなど….
はじめから終わりまで鮭鮭鮭のシャケパラダイス。

一品一品少しづつ提供されて、全くしつこく感じない。
むしろ全部旨味が違う!!
食べたことのない部位もたくさん。まるで鮭のオーケストラ。
本当に本当においしくて一口食べてはニヤけてを繰り返していた。

ご飯も新潟の契約農家さんのものらしく、美味しくておかわりしてしまった。

鮭の全てを余すことなく加工して、おいしくいただくという所がとても素敵だと思う。村上の鮭料理は100種類もあるそう。全部食べてみたいなあ。

ご飯の後、実際に鮭の吊るされている光景を見に行ってみる。
塩を刷り込み一週間ほど桶に寝かせたあと、村上に吹きつける北西の冷たい風の中に鮭を吊るし、1ヶ月熟成させるそう。

町屋の中には鮭の香りが室内に漂っていて、ミイラのように口を開けて吊るされるたくさんの鮭。おいしくいただきました!!ありがとう!!と心で叫んだ。

本当に美味しかったので、お昼に食べた鮭が4種類セットになっているものを購入し村上市を後にした。

羽越線(うえつせん)名前が可愛いな〜と思いながらローカル線で新潟市内に戻り、ホテルにチェックイン。

夜は流石に疲れてしまったので、少し休んで、
ホテルすぐ横の廻転寿司 佐渡弁慶でサッと済ませる。
ネタが大きくてお手頃で大満足。

2日目

マリンピア日本海へ。

日本海の荒波を再現した水槽がザブザブと音を立てて、岩場に魚たちがたくさんいた。水族館ごとに特徴が出ていて面白い。

深海魚展もやっていた。
実は地球の半分以上が深海で、地球の約6.5割の場所は、まだほとんど解明されていない未知の領域だそう。海は昔からちょっと怖い存在。

私たちが知らないだけで、深海魚の中にも昨日の鮭のように頭の先から尻尾まで美味しいお魚だっているのかなあ。

最初から深海魚だった魚や、途中から深海へ移動した魚、色々いるそう。
それぞれの魚たちが子孫を残し必死に生きるためにその場所を選んで生きているのだなと思う。
自分自身が生きやすい場所を好きに選んでも、なんの問題もないよなあと深海魚たちに元気付けられた。

その後幼少期ぶりのイルカショーを観る。イルカって賢い。

このマリンピア日本海で私が1番嬉しかったのは、アザラシとの距離がとても近かったこと。アザラシが大好きな私は大歓喜。水槽の前でお昼寝をしていたから爪の先まで見えた。かわいい。ほんとうに。

2時間ほど滞在し、新潟駅に戻る。
遅めのお昼に新潟のソウルフード「タレかつ丼」を食べる。

最後にぽんしゅ館で日本酒を吟味して2本ほど購入。もっと日本酒を持って帰りたいけれど、腕が2本しか耐えられない....

この日は猛暑日だったので、酒蔵見学も予定していたが泣く泣く断念。
夏の旅はコンパクトになりがち。
夕方の新幹線で新潟県を後にしました。

旅費
ー交通費ー
JR+宿 パック 20,800円
在来線交通費   3,282円
ーたべもの代ー
鮭料理 八品    3,080円
佐渡廻転寿司 1,463円
タレかつ定食 1,386円
ーおみやげー
日本酒 2本  3,000円くらい
ーそのたー
新潟水族館.  1,500円
イヨボヤ館.    600円

            計  35,111円

初ひとり旅、新潟県でした!
地方のお店は意外と早く閉まってしまうことを知る。
誰に気を遣うことなく1人で好きに動けるのがとっても良かった。
次の旅もお楽しみに!


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