2022年J2てきとー戦力プレビュー#6~栃木SC編~
こんにちは。今回は栃木SCを「てきとー」にプレビューしていきます。こちらのプレビューは「てきとー」に行っています。昨シーズンからの移籍状況、穴埋めはできているのかといった点が主となります。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーション変わるかもね程度までです。それでは始めます。
2021基本フォーメーション
栃木SCは昨シーズン14位で終えました。
成績 J2リーグ14位 勝点45 10勝15分17敗 37得点51失点 得失点差-14
開幕3連敗の後に3連勝してまた勝てない期間が続くといった波に乗れない前半戦でしたが、後半戦は残留のライバルとなるチームにことごとく勝利し残留に成功しました。
2020シーズンとほぼ変わらない得点数だったので失点数の増加が苦しいシーズンになった要因でした。セットプレーやショートカウンター、右サイドからの攻撃はリーグトップクラスの指標を示すデータがあるだけに悔やまれます。
移籍状況
1/15時点での移籍状況です。水戸と同じく育成型期限付き移籍を多用しているため、移籍元に戻ってしまうパターンは多いです。はたしてカバーはできているでしょうか?
2022予想フォーメーション
今シーズン栃木は田坂監督から福島で監督をしていた時崎監督に交代しました。そこで予想フォーメーションを2つ用意しました。上は昨シーズンからの継続路線、下は時崎監督が福島で用いていたフォーメーションです。
GKはパウエル選手が横浜FMへ2度目の帰還となりました。加入したGKで期待できるのは藤田選手です。新潟で半分の21試合ですがゴールマウスを守りました。やはり若くても経験があるキーパーは安心できますよね。また川田選手もいるので戦力の低下は抑えられています。
DFでは得点源にもなっていた柳選手、経験豊富な乾選手、両サイドできる溝渕選手と主力級の移籍が相次ぎました。4バックか3バックかで大きく変わりますが、補強した4選手中3選手がCBです。本職の左SBが面矢選手しかいないことを考えると、3バックにして適正選手が増えるWGを引かせて守備持は5バックとなる可能性が高いです。カルロス選手と大谷選手は守備に定評があるので失点数の減少が望めます。また両サイドできる福森選手が加入したため4バックも十分に可能です。
MFは大きな移籍はありませんでした。しかしサイドのスペシャリストである菊池選手と吉田選手、控えボランチとしては一定の役割を果たしていた松本選手などバックアップを担う選手の移籍が目立ちます。加入したのは新卒の選手を除くと磯村選手です。磯村選手は後方からの展開に優れているためどのような戦術でも重宝されると思います。
FWでは圧倒的な存在感の豊田選手の移籍がやはり大きいでしょうか。同タイプの瀬沼選手が来ましたがさすがに1人でのカバーは無理です。チームに残留したジュニーニョ選手、福島のエーストカチ選手の3選手でならば豊田選手以上の存在になると思われます。またベテラン矢野選手もコンスタントにゴールを奪っているので油断ならないFW陣を形成できました。
まとめ
選手層的にはほぼ補完できていますが柳選手を失ったことでセットプレー時の得点力は低下しています。また時崎監督はJ2初采配ということでやや未知数な部分もあります。採用するフォーメーションの相性と選手理解が進めばJ2中位程度の成績になるのではないでしょうか。
以上栃木SC編でした。またも薄っすいデータからの記事になるので「てきとー」さに拍車がかかってますね。どんなチームになるのか、3バックと4バックどちらを採用するのかも含めて注目していきましょう。
次回は「仁義なき戦いの空っ風が吹き荒れる!組長、帰還」編です。
お楽しみに!
参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・SoccerD.B. https://soccer-db.net/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集
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