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2022年J2てきとーレビュー#18 第20節 ジェフユナイテッド千葉vsベガルタ仙台

 こんにちは、キリーです。今回は先日の「千葉vs仙台」の試合をレビューしていきます。レビュー初心者で「てきとー」にやっておりますのでご理解の程よろしくお願いします。それでは始めます。

スターティングメンバー

 まずは仙台のスタメンです。栃木戦からは2人の変更ですが、水曜に行われた天皇杯からは8人の変更です。栃木戦の後半からのメンバーが軸になっており序盤から攻撃のエンジンがかかりまくりに期待です。

 一方の千葉は天皇杯の金沢戦では敗れたもののリーグ戦では2連勝中。しかし怪我での離脱が多くやや選手のやりくりに苦労しています。しかしスタメンにはほぼベストメンバーが揃い上位喰いを目論みます。

試合経過~何もできず…~

 千葉は守備時に5-2-3のような並びになりました。栃木と似たような守備ですが違いはあまり人に来ないこと。特にボランチと前線はブロックを組んだような形をして中央からの展開をさせないようにします。その分WGの手前やボランチの脇が空くシーンが見られ㊿遠藤選手を中心に、そこを利用して攻めあがろうとします。
 しかしこの日はゴールに前がかり過ぎる姿勢からかパスの呼吸が合わなかったりボールが脚につかなかったり、その前後で転んでしまうことが散見されました。この時は「まぁ連戦の最後だし、早くゴール取って楽な展開にしたい焦りからかな」と思っていました。

 一方の守備ではボランチから展開する千葉に対して最前線の2人がプレス。蹴られてもその先のサイドにいるSBとSHが挟み込んで攻撃を停滞させることに成功します。序盤に見られたパスは無理めなものが多くクロス入れられても跳ね返せていました。
 ここまで順風満帆、ゴールも時間の問題かと思われましたがアクシデントが千葉に起こります。脚を痛め⑬鈴木選手が負傷退場します。変わりに入るのは誰か、そして鈴木選手の位置に入るのは誰かと予想していましたが千葉の尹晶煥監督は驚きの策に打って出ます。

 交代で投入されたのはFWの㊲ブワニカ選手!そしてフォーメーションも4-4-2に変更しました。DFの負傷退場でフォーメーション変更という一見仙台に追い風が吹いたように見えたこの出来事。実際は仙台をジワジワ苦しめます。4-4-2になったことで前線のブロックに関わる人数が増えました。これにより仙台の選手が容易にボールを運べるエリアが減少してしまいました。中央も使えず、サイドも数的不利に陥る状況ができやすくなり徐々に千葉ペースになっていったものの前半は0-0で折り返します。

 さぁ一旦リセットして後半だ!というタイミングで2失点です。1失点目は仙台の攻め方なら簡単に起こりうるものです。片サイドに選手を集めるので「ボールを奪い逆サイドへ→クロスor食いついてきたところを逆サイドへ」というものは危ないシーンとしてベガサポは幾度となく見てきたことでしょう。序盤のころに考えておかねばいけないといっていたクロス対応を再度見直さなければなりません。また①小畑選手が出損なって失点というのもここ数戦見られます。守備におけるGKとDFとの連携も修正が必要です。
 2失点目は大宮戦の1失点目と似てますね。攻めのパスの呼吸が合わず、そこからカウンターを食らうというものです。正直この2失点目がもったいなかったと思います。まだ失点して数分と経っていないので、まずチームとして落ち着かせたかったです。そしてスローな展開になっても1点差だからまだいけるという気持ちで徐々に攻め立てた方が後に逆転につながるかもしれなかったです。2点差になったのでよりゴールにまっしぐらな攻撃になったので千葉に対応されやすくなってしまいました。

 後半は攻撃における工夫として交代で入った⑯吉野選手が下がり3バックのようにして攻めあがろうとしました。しかし依然として中央に踏み込んだパスが入らないのでサイドからの単調な攻めになってしまいました。
 何も起こせず0-2で敗戦となりました。

まとめ

 5連戦の最後の5戦目でしたが序盤はガンガン攻撃をしていき千葉の出鼻をくじきますが最後のパスが合わずゴールは奪えません。すると千葉がアクシデントによる交代から発生したフォーメーション変更から息を吹き返します。後半に入ると攻め急いだ仙台の裏を的確に突かれ立て続けに2失点。攻撃の工夫を見せれずそのまま敗れてしまいました。
個人的MVP:なし
 序盤の攻め急ぎ、失点時の対応、その後のゲームメイクなど反省すべき点を試合終了直後から選手は考えていたと思います。これまでの敗戦とは異なり自分達で自分達の首を絞めてしまったようなゲームでした。次の徳島戦での奮起を期待しています。

 以上、「千葉vs仙台」のてきとーレビューでした。久々な敗戦ということでこの1週間は何もやる気が起きず憂鬱なものでした。それだけベガルタのことが生活の一部になっているので、どんな状況でも次の試合が楽しみで仕方がなくなっちゃうんですよね。特に敗戦の後はどういう修正をしたのかが気になるのでより楽しみです。さて次節徳島戦で前半戦は終了。難しいと言われる後半戦にむけて勢いをつけるためにも勝利してほしいです!それでは、また。

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