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2022年J2てきとーレビュー#25 第29節レノファ山口FC vs ベガルタ仙台

 こんにちは、キリーです。今回は先日の「山口vs仙台」の試合をレビューしていきます。レビュー初心者なので「てきとー」にやっておりますのでご理解の程よろしくお願いします。それでは始めます。

スターティングメンバー

 まずは仙台のスタメンです。コロナ過でフルメンバーは揃っていませんが⑮カルドーゾ選手や⑯吉野選手など怪我から復帰してきた選手が戻ってきつつあります。

 対する山口は3連敗中と勝利が遠のいている状況です。加えてDF陣に累積での出場停止者が複数でたこともあり、今節は3バックの布陣で挑みます。

試合経過~逃げ切りなんて似合わない~


 戦前は4バックも予想された山口。しかし蓋を開けてみれば3バック、加えて仙台のビルドアップ隊に1vs1で行ける守備陣形を敷いてきたので試合序盤はボール運びに相当苦労していた印象でした。 実際に22分、㊼佐藤選手のパスミスから㉜高井選手にPAまで運ばれ最後は⑲沼田選手に押し込まれてしまいます。パスミスのシーンは何とかボールを運ぼうと⑭石原選手が受けに来ていたところを突かれました。また沼田選手のシュートもディフレクションがあり、コースが変わってしまったことで生まれたゴールもあり不運な面もありました。工夫をしようとした矢先での失点と逆転勝利の少ないという事実が重くのしかかります。

 仙台は飲水タイムで修正を図ります。それは⑰富田選手をCBとの横並びではなく㊹中島選手と横並びにしてCB+ボランチの四角形を形成することです。これにより山口のFWによるビルドアップ妨害をかわせるパスコースが生まれボールをスムーズに前進させることが出来るようになりました。
 34分、右CKを㊹中島選手がゆったりとしたボールを上げると㊼佐藤選手がファーサイドで中央に折り返し。待っていた⑨中山選手が冷静に流し込んですぐに同点に追いつきます。
 38分にはカウンターを狙った⑱氣田選手が鋭いドリブルでハーフラインまで進みますが山口守備陣が遅らせます。氣田選手は右サイドでフリーになっていた④蜂須賀選手にパス。蜂須賀選手は遠くでアピールしていた㊷富樫選手へピンポイントのアーリークロスを入れると富樫選手がヘッドで豪快に合わせてゴール。ものの数分で逆転に成功します。このゴールは今シーズンベストと言っても過言ではない程の美しいクロスとシュートでした。

 こうなってくるとサポーターが待ち望んでるのはさらなる追加点や怪我から復帰した選手のゴールです。しかしそうは問屋が卸さないのです。

 後半に入ってからは仙台が劣勢に立たされます。山口がどっしりと構えた攻撃をするようになったのでセカンドボールの回収が山口優位になっていき押し込まれる時間が多くなってしまいました。危ないシーンも多かったですが㉓杉本選手のセーブで難を逃れます。交代選手で守備強度を上げたいですが、今回のメンバーはどちらかというと攻撃的なメンバーのみ。押し込まれた状況を挽回できそうで出来ない状況が続きます。
 押し込まれつつづけた90分、山口のCKをニアでそらされると⑥渡部選手に押し込まれついに同点を許します。その後ATでは勝ち越し点は生まれず2-2の引き分けとなりました。

まとめ

 7月ラストゲームを勝利で終わりたいですが山口の奇襲気味の3バックにやられて先制点を許します。しかしすぐに修正して前半のうちに逆転し成功します。その後のさらなるゴールラッシュに期待がかかりますが後半にはトーンダウン。山口に押されに押されなかなか跳ね返せずにいると同点弾を献上。上位陣がつまずいただけに悔しい引き分けになりました。
個人的MVP:㉓杉本大地選手
 結果的に2失点していますがGK的にはノーチャンスだったでしょう。それよりも同点弾を許す数分前の山口CKでのクロスバー付近へのシュートのかき出しに代表される後半の失点しそうでしないセーブが数多くありました。歴代の仙台GKに比べてしまうと安定感に不安はありますがチームを救うセーブを重ねてきています。残り1/3となったシーズンでもさらなるセーブで失点を防いでいってほしいです。

 以上、「山口vs仙台」のてきとーレビューでした。早めの盆休みを取っていたので明日が金沢戦だというのに今更ながらの更新になってしまいました。その金沢戦は開催が不安視されていますが、無事に開始されたならば久しぶりの声援で選手の後押しをし、昇格にむけてブーストしていってほしいですね。それでは、また。

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