2022年J2てきとー戦力プレビュー#14~アルビレックス新潟編~
こんにちは。今回はアルビレックス新潟を「てきとー」にプレビューしていきます。こちらのプレビューは毎回「てきとー」に行っています。昨シーズンからの移籍状況、補強は順調なのかといった点が主です。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーションが変わるかもね程度までです。それでは始めます。
2021基本フォーメーション
新潟は昨シーズン6位で終えました。
成績 J2リーグ6位 勝点68 18勝14分10敗 61得点40失点 得失点差+21
序盤は絶好調で13節まで負けなし、1位をほぼ独走状態となります。しかし14節以降はそれまでの好調が嘘のように止まってしまいます。特に昇格争いをしているチームから勝点を奪えずズルズルと後退していったというシーズンになりました。
アルベルト監督によってポゼッションを高めつつ相手ゴールに襲い掛かるスタイルは驚異的でした。攻撃的データは上位でポゼッション率ではリーグ1位を誇ります。相手をするには非常に厄介といえるでしょう。
移籍状況
1/26時点での移籍状況です。福田選手とロメロフランク選手の移籍は予想していませんでしたが、それ以外の選手は出場機会が限られていたので仕方がないでしょう。裏を返すとほぼ主力は残留していることになります。はたして、悲願の昇格を叶えられるような補強は出来たのでしょうか。
2022予想フォーメーション
まずアルベルト監督が退任しました。FC東京に行くのでロティ―ナ監督やリカルドロドリゲス監督といった、J1チームによるJ2の外国籍監督を引き抜く流れに乗った形になってしまいました。新潟の後任は松橋監督です。昨季もコーチをしており大きく変化はさせない方針でチームを導くでしょう。
GK陣は藤田選手が期限付きで移籍しましたが新たな加入はありませんでした。それでも阿部選手、小島選手がいます。2人とも通年でのGK経験は少ないものの1年の半数以上を守った経験はあるため不安は少ないでしょう。
DFは逆に移籍した選手はいませんでした。新たな加入はトーマスデン選手と復帰の渡邉選手です。舞行龍選手や千葉選手など経験あるセンターバックに世代別代表の経験もあるデン選手の加入は心強いものになるでしょう。また渡邉選手の加入によりサイドの先発争いも熾烈になりました。チーム内での競争がチームとしてのレベルをアップさせる好循環になりそうです。
MFは福田選手とロメロフランク選手、ゴンザロ選手が退団しました。2列目はどの位置でもプレー可能な選手が多いので、ややボランチの位置の選手が不足した形になりました。補強した選手は松田選手、伊藤選手、イッペイシノヅカ選手で全て2列目が主戦場の選手です。なのでボランチに関しては復帰した秋山選手やDFから任せられる選手が出てくると予想します。また昨季ボランチの主力である高選手と島田選手はいるので大きな心配をしなくて良いと思います。2列目は様々な組み合わせが出来るようになったので、どのパターンでくるか分からないのは強みになりそうです。
FWも田中達也選手の引退はありましたが新たな加入はありませんでした。2列目系の選手もFWの位置に抜擢されることもありましたし、谷口選手や鈴木選手といった点取り屋も残留しています。攻撃が自慢のチームになりつつあるので点はどこからでも奪えるでしょう。
まとめ
アルベルト監督の退任はありましたが昨季のベースは残っています。松橋監督もそのサッカーを知っているため、昨季のような魅力あふれる攻撃を繰り出してくるでしょう。監督経験の少なさやボランチの層の薄さ等、不安視される点も散見されますが十分に昇格を狙える陣容だと思います。
以上アルビレックス新潟編でした。1/26時点では新型コロナのクラスターが発生してしまい、チーム活動を停止した状態になっています。選手のなるべく早い治療完了と活動の再開を願います。そして全力で開幕戦で戦えることを願います。
次回は「ユーモアたっぷりな新若手発掘の宝庫」編です。お楽しみに。
参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・SoccerD.B. https://soccer-db.net/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集
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