見出し画像

2022年J2てきとーレビュー#24 第28節ベガルタ仙台 vs V・ファーレン長崎

 こんにちは、キリーです。今回は先日の「仙台vs長崎」の試合をレビューしていきます。レビュー初心者なので「てきとー」にやっておりますのでご理解の程よろしくお願いします。それでは始めます。

スターティングメンバー

 まずは仙台のスタメンです。前節盛岡戦では大勝をおさめましたが直後にコロナ感染による離脱が多数発生。大幅な先発変更を強いられます。加えてベンチ入りメンバーも7人揃えられない状況。前日に特別指定選手登録され来季の入団が決定している㊻オナイウ情滋選手がベンチ入りです。

 一方の長崎はカリーレ体制になってから9戦負け無し。ジワジワと上位との差を詰めています。この日は前節町田戦から先発3人変更の他、仙台と同じくベンチ入りが6人でした。怪我やコロナでの離脱のニュースは無いのでコンディション不良と思われますが盤石ではないようです。

試合経過~良い姿が勝利に繋がるとは限らない~

 ベガルタでコロナ関連の離脱者が出るのは3月以来2度目。3月の時は散々な姿を見ることになり、今回も同じようになってしまうのかと思われました。しかし仙台の選手はその予想をはるかに超えるパフォーマンスを披露します。開始早々に㊿遠藤選手のFKや右サイドからの崩しからクロスと離脱者なんていたのかと思う好プレーが続きました。1トップに対して3人のビルドアップのシーンが多くやや後ろに重い時もありましたが、㊼佐藤選手のボール運びから崩すシーンもあり先制点は時間の問題かと思われました。

 ところが先制点は長崎でした。12分に前にでた㊼佐藤選手の裏へ⑪エジカルジュニオ選手が侵入し、そこにボールが入り華麗なシュートが決まりました。あんまり蒸し返したくないですが、ハンドの反則があったと思われます。しかし
・主審とボールの間にエジカル選手がいて、主審はそのシーンを立ち位置上ハンドを確認できない。
・副審は似たユニフォームを区別しつつオフサイドラインを確認しており、ハンドのシーンははっきりと確認できていない。
・逆サイドの副審、第4の審判も距離と区別のしにくさから正確には確認できないと思われる。
という審判泣かせな状況が発生していたためゴールは認められてしまいました。審判への批判もわかりますがあまり蒸し返さず、審判も難しい状況だったんだなと理解していきましょう。それにエジカル選手が一瞬の隙を突いたとも言えるのでカバーリングや守備の行き方など仙台としての反省点もあります。
 その後は攻めていく仙台ですが呼吸が合わないシーンが散見されますが飲水タイムで修正し見事な攻めに繋げますがシュートはGK正面にいくシーンがほとんどになり前半を終えます。

 後半に入って⑰富田選手→㊹中島選手の交代が行われます。後ろ重たいシーンが減り、狭いとこにも中島選手が入り長崎守備陣を翻弄しますがゴールには近づけず。これは最前線にいるのが⑨中山選手のみでクロスの入れどこが絞られてしまったのも影響していたと思います。前がかりになる仙台を尻目に守備を徹底しカウンターを仕掛ける長崎。仙台としては怖いシーンが時々起こります。

 そしてそれが現実になってしまいます。68分、CKがニアの低いところにいくと⑱山崎選手がしっかり当てて長崎に追加点が入ります。ポッカリと穴が空いていましたが、そこに入り込み且つふかさないであのシュートを打たれてしまってはお手上げです。セットプレーの守備にさらなる磨きが欲しいです。
 2点リードしてしまえば長崎としてはお手の物。冷静に守備の強度を上げる交代をしていき試合をクローズしにかかります。仙台は手をこまねくわけにはいかないのでGK以外の交代カードを切りゴールを目指します。

 試合終了間際の93分。㊻オナイウ情滋選手のキープから④蜂須賀選手のクロス。中央にいた⑨中山選手には合いませんがファーにいた③福森選手がヘディング。この時長崎DFが福森選手を押したとしてPKを獲得します。これを中山選手がしっかり決めますが時すでに遅し。1-2で敗戦となりました。

まとめ

 注目の上位決戦。コロナ離脱者がいながらも攻め立てる仙台は開始早々から長崎ゴールに迫り先制点は時間の問題かと思われました。しかし不慮の事故から先制点を献上してしまうと徐々に長崎ペース。前半は中央を閉めて、後半は人を確認しつつサイドでも数的有利な状況を長崎が作り出し、仙台としてはPA付近まではいけるけどシュートが枠に行かない状態になります。セットプレーからの失点と守備強度のある交代を長崎がしてきたことでゴールはより遠くに。PKを決めましたが万事休す。7月初の敗戦となりました。
個人的MVP:㊼佐藤瑶大選手
 自身が作った穴からの失点という反省点はあります。しかし積極果敢にボールを運び、前にいる選手の新たな動き出しが見れるというのは今期の仙台CB陣には少なかったプレーでした。空中戦でも負けておらず今後の仙台守備陣を支えてほしい1人になってほしいです。

 以上、「仙台vs長崎」のてきとーレビューでした。審判の厳しい判定からリズムを失い完敗といっていいような敗戦でしたが下を向いてる暇はありません。J2リーグは残り1/3。自動昇格はまだまだ狙えるのでしっかり勝ち続け最後に笑えるようにサポートしていきましょう!それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?