2022年J2てきとー戦力プレビュー#8~大宮アルディージャ編~
こんにちは。今回は大宮アルディージャを「てきとー」にプレビューしていきます。こちらのプレビューはこれまで同様「てきとー」に行っています。昨シーズンからの移籍状況、補強は順調なのかといった点が主です。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーションが変わるかもね程度までです。それでは始めます。
2021基本フォーメーション
昨シーズンの大宮は誰もが予想していなかった残留争いに巻き込まれました。しかししっかり最終節で自力での残留を決め16位で終えました。
成績 J2リーグ16位 勝点42 9勝15分18敗 51得点56失点 得失点差-5
岩瀬監督が就任しましたが開幕から低迷。最下位を経験することにもなり5月下旬に解任。佐々木則夫監督が2週間ほど臨時で就任しますが全敗。6月中旬から霜田監督が正式に就任します。
霜田体制では4-4-2と変則的な4-5-1を使い分けます。図では便宜上4-5-1ですが1ボランチ2センターハーフような形にもなりました。勝ちきれないながらも負けないサッカーを展開しリーグ最多タイの引き分けを記録。最終節まで残留は決められませんでしたが、結果的にこの引き分けの多さにも助けられたシーズンでした。
移籍状況
1/17時点での移籍状況です。外国籍選手が全員退団し純日本人メンバーで挑むことが言及されています。それにしても退団選手が多いです。はたして補強は上手くいったのでしょうか?
2022予想フォーメーション
霜田監督は続投しますがフォーメーションは3バックに変更されると予想します。理由は2つです。1つ目は霜田監督が務めた山口では3バックをメインにしていたこと。2つめは本職サイドバックの人数の少なさにあります。大宮の現メンバーではサイドバックにするには攻撃的な選手が多いです。そんな選手の特徴を発揮しやすいウイングのあるフォーメーションにすると思われます。
今回多くの選手が入れ替わりましたが量的にも質的にも大きな影響がありそうなのはDF陣です。櫛引選手、馬渡選手、河面選手、山越選手、渡部選手、河本選手と大宮の印象が強い選手が移籍しました。加入したのは新里選手、茂木選手、田代選手、吉永選手です。吉永選手は群馬で経験を積みました。また他3選手も安定しており3バック導入には問題なさそうです。しかしバックアップの選手が少ないため三門選手などのディフェンスの印象が強いボランチからのコンバートも十分あり得ると思います。
MFでもユース上がりの至宝・黒川選手、サイドを支配する翁長選手など各ポジションに影響力のある選手が退団しました。当初はボランチで大橋選手と三幸選手、アタッカーとして泉澤選手と武田選手の加入で終わりかと思われました。しかしここにベガルタでも活躍した矢島選手の加入が突如決まりました。どう考えてもJ2にいてはいけない選手の加入がきまり攻撃陣の豪華さはアップしました。中盤のセンターラインは強力なのでサイドが安定するかが鍵にもなりそうです。
GKではクリャイッチ選手や笠原選手、FWではハスキッチ選手やイバ選手が退団しました。しかし目立った補強は復帰の富山選手のみです。在籍しているGK南選手、FW河田選手、中野選手で十分と判断したのでしょう。各選手実力者であるので問題ないでしょう。
まとめ
大量の移籍が生じましたが予想した3バックに適した人材を揃えてきました。主戦級が揃っているもののバックアップが不足しているポジションがいくつかあるため不安はぬぐえません。また霜田監督は山口で初年度こそ好成績でしたが尻すぼみな結果を迎えています。大きくジャンプアップを狙うより堅実にJ2中位、あわよくばPO圏内を狙っていくでしょう。
以上大宮アルディージャ編でした。いかがでしたが。大宮とは高相性な印象が強いのでぜひともシーズンダブルを記録したいですね。
次回は「おそらくJリーグ記録?19年ぶりの再戦」編です。お楽しみに。
参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・SoccerD.B. https://soccer-db.net/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?