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2022年J2てきとー戦力プレビュー#17~レノファ山口FC編~

 皆さん、こんにちは。今回はレノファ山口FCを「てきとー」にプレビューしていきます。こちらのプレビューは「てきとー」に行っております。昨シーズンからの移籍状況や補強は順調なのかといった点が主です。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーションが変わるかもね程度までです。それでは始めます。

2021基本フォーメーション

 山口は昨シーズン15位でシーズン最終盤に残留を決めました。
成績 J2リーグ15位 勝点43 10勝13分19敗 37得点51失点 得失点差-14
 昇格を狙おうと元仙台監督の渡邉監督と迎え始まった昨シーズン。チームとしては初挑戦のスタイルのためシーズン序盤は勝ったり負けたりを繰り返します。その後も勝ち無し期間が続き順位も下位に落ち着いてしまったことを要因に渡邉監督が退任。名塚監督が後任となります。名塚監督になってからは勝点をしぶとくとれる場面も増え41節に他会場の結果により残留が決まりました。

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 一昨季リーグ最下位の失点数を昨季はリーグ中位程度になるまでに改善することが出来たのが渡邉監督が残した財産になるでしょう。一方で得点数はリーグ下位5番以内に入ってしまうほど深刻な得点力不足に陥ってしまいました。攻撃的な特徴もリーグ中位~下位のものが並び、とにかく攻撃に悩んだシーズンでした。

移籍状況

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 1/29時点での移籍状況です。楠本選手や川井選手のディフェンスでの活躍は光った選手から、田中選手や高井選手といった前線の核まで全体的に引き抜かれた印象が強いです。はたして得点数を向上し、挽回できるような補強はできたのでしょうか。

2022予想フォーメーション

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 GKでは山田選手が移籍しファンティーニ選手が加入しました。関選手と吉満選手がおり、2人とも経験豊富です。若手GKが複数いる山口ではお手本にもなるでしょう。
 DFでは楠本選手や川井選手などが移籍しました。前者はセンターバック、後者は右ウイングとして活躍していました。新卒選手以外では生駒選手のみの加入です。3バックとしての頭数はこれで揃ったことになります。また渡部選手、菊池選手、高橋選手とベテランがそろっているので大きく崩れはしないでしょう。一方守備の色が強い右ウイングの獲得は出来ませんでした。守備を強くしたい時に左ウイングからのコンバートがあるかもしれません。
 MF陣はボランチの田中選手、チームトップスコアラーの高井選手など攻守の核になる選手が移籍しました。加入したのは吉岡選手山瀬選手です。吉岡選手はウイングのアタッカーとして、山瀬選手は中央の位置からのゲームメイクに期待がかかります。しかし田中選手の穴埋めは出来ましたが、高井選手の穴は埋まったとは言い切れません。在籍選手の奮起にも期待です。
 FWは草野選手や浮田選手、小松選手が移籍しました。全選手とも出場時間、ゴール数など一定の活躍はしていましたがチーム総得点が少ないなかでの評価なので山口に残留するという運びにはなりませんでした。新卒選手以外では兒玉選手が加入しました。FWですが左ウイングでの出場もあります。新しい若手の力といえば聞こえはいいです。しかし得点源になるかは未知数なのでチーム全体でサポートしていきたいところです。

まとめ

 名塚体制2年目として上位参戦を果たしたいところです。守備陣にはこれまでの実績が素晴らしい選手が揃っており昨季の路線を上手く引き継げれば失点数は少ないままでいけるでしょう。一方、攻撃陣は外から見るとどのようにゴールに結びつけるのかイメージしずらいメンバーになっています。クロスからなのか、中央突破なのかといった形を1つでも作り上げられれば中位以上は目指せるでしょう。

 以上レノファ山口FC編でした。関選手や渡部選手、また田中渉選手などベガルタに縁のある選手が集っているので、ぜひ勝って今の強さを見せつけたいですね。
 次回は「J1復帰へ渦巻け、踊り狂え!」編です。お楽しみに。

参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・SoccerD.B. https://soccer-db.net/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集


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