2022年J2てきとー戦力プレビュー#10~東京ヴェルディ編~
こんにちは。今回は東京ヴェルディを「てきとー」にプレビューしていきます。こちらのプレビューはいつものように「てきとー」に行っています。昨シーズンからの移籍状況、補強は順調なのかといった点が主です。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーションが変わるかもね程度までです。それでは始めます。
2021基本フォーメーション
ヴェルディは昨シーズン12位で終えました。
成績 J2リーグ12位 勝点58 16勝10分16敗 62得点66失点 得失点差-4
序盤戦は勝ったり負けたりを繰り返すものの6月に覚醒。5連勝を飾るも反動なのか7、8月が未勝利となってしまします。この未勝利で永井監督が辞任し堀監督が就任します。その後も波になかなか乗れないままとなりました。
スタイルとしては「ボールをしっかり握りしっかり攻め切る」のようです。セットプレーやカウンター指標はリーグ下位ですが、ポゼッション率や流れの中からの攻撃はリーグ上位です。
移籍状況
1/19時点での移籍状況です。MF佐藤優平選手が移籍を模索しチームを離れていますが、移籍先が正式発表されていないので掲載してません。発表済みの選手ではDF陣の流出が多いです。また、攻撃を牽引していたFW山下選手の移籍が影響を与えそうです。果たして補強は上手くいったのでしょうか。
2022予想フォーメーション
堀監督は浦和時代に3バックを使用していました。しかし昨季の途中就任では4バックを採用しています。今年のDFの選手層から、4バックを継続して今期に挑むと予想されます。また3バックでも4バックでもいわゆるアンカー(1ボランチ)を置くと思われます。
GKではベテランの柴崎選手が退団し、長崎から高木和選手が加入しました。マテウス選手も健在でありGK陣に不安な面は大きくありません。
DFは複数のポジションを守れる若狭選手と福村選手、サイドから強力な攻めを見せる安在選手と浜崎選手が退団しました。昨季の反省点として失点数の多さがあると思われますが、補強したのは新卒選手以外では山越選手と佐古選手の復帰のみでした。もちろん山越選手のエアバトル、ユース上がりで期待のかかる佐古選手の復帰は魅力的です。しかし大きなテコ入れを図るような補強ではありません。堀監督の指導に期待ということなのでしょう。
MFの流出は最小限にとどまっています。補強もバスケスバイロン選手のみです。加藤選手、梶川選手、井出選手など特徴的なMFが揃っており流出が無かったことが最大の補強と言えるでしょう。
FWでは右ウイングとして快足を飛ばした山下選手が移籍しました。しかし昨季13得点を記録した佐藤選手の慰留に成功しました。小池選手や杉本選手、端戸選手も契約更新したので極端な攻撃力の低下には陥っていません。補強は阪野選手のみですが高さという特徴が加わりました。様々なパターンを組み合わせられるのは大きな武器になりそうです。
まとめ
DFの流出は多いもののそれ以外のポジションは最低限のものに抑えました。元々ポテンシャルの高い選手が揃っているので補強もピンポイントで行われています。新卒選手の活躍が目覚ましいのもチームの特徴であり今年の6人のルーキーにも期待がかかります。一方、昨年の失点数の多さを減らせるような補強を行っているような印象は無いです。DFの踏ん張りしだいで上位にも下位にもなりそうな予感がします。
以上東京ヴェルディ編でした。「緑の名門」は昔の話という人も少なくないでしょう。でも私はユースや新卒選手の活躍がすぐ見られるクラブだと思っています。若手が躍動する姿が見れるのもサッカーの楽しみの1つだと思います。クラブとしてはJ1になかなか昇格できずもどかしい気持ちはあると思いますが、若手があこがれる名門のままであってほしいです。他サポが柄にもないことをえらそーにいってすみません。
さて次回は「東京第3のクラブとついに初対戦!」編です。お楽しみに。
参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・SoccerD.B. https://soccer-db.net/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?