2022年J2てきとー戦力プレビュー#2~いわてグルージャ盛岡編~
こんにちは。今回はいわてグルージャ盛岡を「てきとー」にプレビューしていきます。このプレビューは前回同様「てきとー」にです。昨シーズンから誰が移籍したのか、穴埋めはできているのかといった点を主となります。だから戦術云々には触れません。監督交代や選手構成からフォーメーション変わるかもね程度までです。それでははじめます。
2021基本フォーメーション
盛岡は2021シーズンJ3リーグで2位となり見事J2への昇格を遂げました。
成績 J3リーグ2位 勝点53 15勝8分5敗 43得点 28失点 得失点差+15
特に後半戦に入ってから9勝4分1敗、9月最終週から負けなしと勢いに乗り勝ち点を積み上げました。
ベガルタは2021年天皇杯で対戦し、その片鱗を感じたかと思います。徹底したディフェンス、左ウイングの中村選手のピンポイントクロス、最前線のブレンネル選手のプレッシャーはJ3リーグで脅威となりました。
移籍状況
1月10日時点での移籍状況です。右ウイングでコンスタントに出場していた有永選手の退団は意外でしたが、経験豊富なベテランやJ3の実力者、期待の若手を期限付きで獲得できました。
2022予想フォーメーション
2022シーズンも秋田豊監督の続投であるため同様のスタイルが継続すると考えられます。
GKにはパリ世代の野沢選手、ベテランの阿部選手がゴールマウスを守ります。初のJ2で守勢に回る時間が増えるかと思われますが実績的には不安は少ないかと思われます。
DF陣はJ3で評価の高い戸根選手と甲斐選手が加わりました。攻撃的な小野田選手、キャプテンシーのある牟田選手、ユーティリティ脇本選手が揃い昨年以上の堅守が期待されます。一方ウイングには一定の出場歴のある選手が少なく中村選手と加々美選手への負担が増えるかと思われます。
MFには技巧派の選手が加わりました。小松選手はボランチ、中村選手はシャドーの位置からゲームコントロールを担うでしょう。また表にはありませんが南選手が右ウイングに入り攻撃な役割を果たすと思われます。
FWはブレンネル選手にJ2でも得点量産の期待がかかります。また新加入のキムジョンミン選手は過去に徳島と岡山でプレー経験があります。当時見ていた印象としてポストプレーをしっかりしているなと感じたのでブレンネル選手のバックアップとしては良いと思います。
まとめ
やはり地方クラブのため経営規模は小さくなりがちです。その中でも効果的な補強は出来ており、目標になるであろうJ2残留は狙える戦力です。不安要素のウイングの2番手も大卒選手やコンバート等で補うことが予想されるため秋田監督の手腕にも期待です。
もう1つ懸念点として1/10時点ではホームグロウン枠にあたる選手が見受けられませんでした。この1年の残留に集中するという意思表示かもしれませんが、今年からJ2リーグに1人のホームグロウン枠が義務付けられています。そうなると来年のA契約25人枠が1つ減少し戦力の維持が難しくなると予測されます。さらにスタジアム問題も抱えています。現場と経営の2輪が上手く回るかも注目しなければならない1年となります。
以上いわてグルージャ盛岡編でした。ベガルタが過去2回も辛酸をなめられた相手でもあるため、今年こそ勝利して欲しいですね。
次回は「覚えていれば玄人認定?懐かしき縁を持つ青き稲妻」編です。
お楽しみに!
参考
フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
SoccerD.B. https://soccer-db.net/
J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集
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