2022年J2てきとー戦力プレビュー#20~ロアッソ熊本編~
皆さん、こんにちは。今回はロアッソ熊本を「てきとー」にプレビューしていきます。こちらのプレビューは毎度「てきとー」に行っております。昨シーズンからの移籍状況や補強は順調なのかといった点が主です。だから戦術云々には深くは触れないようにしています。監督交代や選手構成からフォーメーションが変わるかもね程度までです。それでは始めます。
2021基本フォーメーション
熊本は昨季激戦のJ3を見事優勝しJ2復帰を遂げました。
成績 J3リーグ1位 勝点54 15勝9分4敗 39得点20失点 得失点差+19
悲願のJ2復帰へ迎えた昨シーズン。終盤まで大きな負け無し期間もなく順調に勝ち星を重ねます。しかし終盤に入ったタイミングでまさかの4戦勝ち無し。昇格条件である2位以内を争う岩手、富山、宮崎から合計で勝点2しかあげられず最終節前の段階で3位になってしまいます。最終戦の相手は岐阜でした。苦戦が予想されましたが結果は勝利。他会場の結果により優勝が決まりました。
フォーメーション上は3-3-2-2の形ですが、熊本は可変システムを用いています。記事を探しきれなかったのですが、菅田選手がボランチの位置に上がり4-4-2のような形になるのを攻守で分けているそうです。敵陣でのポゼッション率が高くショートカウンターをよく発動していたようです。またセットプレーからの得点力もあります。リーグ最少失点でもあり複数失点を許した試合も5と少なくJ3では攻守にハイレベルであったことが分かります。
移籍状況
2/3時点での移籍状況です。主力クラスで引き抜かれたのは岩下選手のみですが準主力やバックアップの選手の退団が相次いでいます。J2はJ3より試合数が増えましたが、果たして1年間戦えて残留出来るような補強は出来たのでしょうか。
2022予想フォーメーション
先程記したように熊本は可変システムを用いています。今年も大木監督なので、この戦術を継続するでしょう。なので表記上は前年と同じく3-3-2-2としました。
GKは内山選手が移籍しました。加入したのは増田選手です。熊本に在籍することになった佐藤選手、増田選手は2人とも他クラブで正GKを複数年経験しているので安心感は段違いでしょう。
DFでは小笠原選手と岩下選手が移籍しました。特に岩下選手は左サイドで素晴らしい活躍を見せていたようなので痛手となるでしょう。新卒選手以外ではイヨハ理ヘンリー選手が来ました。DFラインを万遍なくこなせるのでアクシデント時やDFの枚数を増やして逃げ切りたい時など、なにかと重宝されるでしょう。
MFは水野選手の移籍や岡本選手の引退がありました。こちらも新卒選手以外では田辺選手と三島選手が加入しました。2人ともセンターラインの位置からゲームコントロールをするのが得意な選手です。センターラインの強化には成功したといえるでしょう。一方でサイドはやや手薄感を感じます。
FWは北村選手と浅川選手が退団となりました。浅川選手はJ3で2桁を記録しているので移籍になるのは意外でした。新卒選手以外では栗飯原選手が加入となりました。得点数こそ目立つものはありませんが強力なアタッカーであることは間違いないので対戦相手は手を焼くことになるでしょう。
まとめ
見事にJ2復帰を成し遂げた熊本。主力の引き留めに成功しますが準主力メンバーの流出が相次ぎました。複数ポジション出来たり特徴の強い選手を補強することには成功しましたが、心許ない感じがするのもまた事実です。大木監督の手腕と6人の新卒選手の活躍がJ2残留への鍵となるでしょう。
以上ロアッソ熊本編でした。新卒選手が多くいつも以上にふわっとした内容になってしまいすみません。しかも熊本のイメージも梁のすごいFK沈めたとこだなぁという一方的なものだけです。ぜひ再現してほしいですね。
次回は「準優勝にひれ伏せ、道を開けろ!」編です。お楽しみに。
参考
・フットボールラボ https://www.football-lab.jp/
・SoccerD.B. https://soccer-db.net/
・J. League Data Site 出場記録 https://data.j-league.or.jp/SFTP01/
・さっかりん Jリーグ移籍情報 http://soccer.phew.homeip.net/transfer_news/?team=
・ELGOLAZO Jリーグ選手名鑑2021 J1・J2・J3 エルゴラッソ特別編集
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