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2022年J2てきとーレビュー#6 第7節 ベガルタ仙台 vs 大分トリニータ

 こんにちは、キリーです。今回は先日の仙台VS大分の試合をレビューしていきます。レビュー初心者で「てきとー」にやっておりますのでご理解の程よろしくお願いします。それでは始めます。

スターティングメンバー

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まずは仙台です。前節からは2人変更。㉖加藤選手と⑲皆川選手が先発となりました。また新加入の⑳キムテヒョン選手が初のベンチ入りです。

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 対する大分です。こちらも前節から2人の変更。⑳長沢選手と⑯渡邉選手が先発です。11連戦中で土曜のルヴァン杯は大敗でしたが先週の琉球戦は勝利しました。

試合経過~新たなる可能性~

 試合全体としてはボールを持つのに一日の長がある大分に仙台がどこでボールを奪えるかという展開でした。しかし前半11分に⑳長沢選手が収めたボールが左サイドに渡り、㉕小林成選手の個人技で決められてしまいます。

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 仙台はボールを奪おうとしますが大分のGKを使ったビルドアップ、仙台プレスを回避できる空間を作り出し華麗にかわしていきます。相手ミスにつけこみゴールに迫る時もありましたが単発で終わってしまいます。

 後半開始直後にもこぼれ球のような形から㉝呉屋選手に押し込まれてしまいます。なかなか良い形が作れない中で変化が起こったのは70分。⑲皆川選手→⑳キムテヒョン選手の交代がありました。

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 この交代により仙台は3バックに変更しました。するとどうでしょう。ビルドアップのために下がりがちであったダブルボランチが高い位置をとれるようになりました。またサイドバックも同様に高い位置を取れるようになりました。左サイドの⑭石原選手は前半から中への切り込みやサイドでの張りなど攻撃的な姿勢がありました。しかし右の㉕真瀬選手は相手に蓋をされることが多く、なかなか攻撃的な立ち位置を取ることが出来ていませんでした。3バックの恩恵を受け高い位置を取り攻撃的な姿勢を作り出せた仙台は波状攻撃を繰り出せるようになり、73分に真瀬選手がゴールを決めます。これからだというところで80分に交代直後の㉑エドゥアルドネット選手に直接フリーキックを決められ万事休す。1-3での敗戦となり、連敗を喫しました。

 連敗となりましたが前節町田戦よりは準備がなされ、やろうとしたいことがやれていたとは思います。原崎監督が復帰したことも大きいですね。また4-4-2で今シーズンはずっと行くのかなと思っていましたが3-4-2-1というより攻撃的なオプションも機能したので、試合途中であったり最初からこの並びという選択肢ができたのは良いことだと思います。さらに⑳キムテヒョン選手が評判通りに良い選手というのが分かったのも大きいと思います。打点の高い空中戦、前線へのパススピード、チャンスには自分が持ち運ぶ姿勢。センターバックに新たな戦力が本格参戦したことでさらにメンバー争いが過熱になるでしょう。

まとめ

 「ボールを握る大分、いかに奪うか仙台」という構図は折り込みずみでしたが随所でチームとしての歴や個人技にやられて連敗を喫した仙台。しかしこの連敗中に未知数の新戦力や新たなオプションの完成度の確認など中盤戦以降では確認しにくいことを確認できたのはカップ戦のないJ2では良いことだと捉えましょう。

個人的MVP:⑭石原崇兆選手
 精力的なフリーラン、中と外の隙を見つけての侵入、プレスバックに1対1の対応など劣勢時から攻撃的な姿勢を続けゴールへの可能性を探り続けました。連戦を考慮に交代しましたがこれからも左サイドで輝き続けるでしょう。

 以上、仙台vs大分の「てきとー」プレビューでした。連敗は痛いですが徐々に復帰したコーチや合流がかなった選手が揃ってきたのでここからまた一歩踏ん張っていきましょう!次節か甲府戦です。私のバースデーゲームでありますがなかなか良い勝率です。また相性としては悪くない甲府なので勝利出来ると思います。それでは、また。

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