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追想|#菫色の小部屋_終幕《4》
「菫色の小部屋、終幕——2015 - 2023」のお知らせをポストしたのが2023年3月4日、一年前の今日でした。
★大切なお知らせ★
— 霧とリボン (@KIRI_to_RIBBON) March 4, 2023
菫色の小部屋、終幕——
2015 - 2023
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今年で8周年を迎える「菫色の小部屋」こと霧とリボン 直営SHOP & ギャラリー「Private Cabinet」は、2023年12月をもって吉祥寺での営業を終了することとなりました。
皆様から頂いたたくさんのご厚意に、心より深く感謝申し上げます。 pic.twitter.com/T2fzWw91zN
早いものであれから一年。
三年間の休業を経て営業再開した吉祥寺での最終年(2023年)を、アーティストの皆様、執筆者の皆様、そしてたくさんのお客様に支えて頂き、夢のような時間を過ごしながら、無事終えることができました。改めまして、ご厚意に深く感謝申し上げます。
その際に募集した「#菫色の小部屋_終幕」へご参加下さった皆様のコメントとお写真を、パンデミック禍、実店舗別館として2020年にスタートしたここオンライン・ギャラリー「MAUVE CABINET」に記念として掲載致します。
終幕告知の発表直後に頂いたコメントから展覧会のご感想まで。おひとりおひとりの言葉が絵筆となって、在りし日の小部屋を描いています。ハッシュタグ以外にも、一年を通してたくさんの温かなポストやメッセージ、お手紙を頂きました。
こうして菫色の小部屋が存在したことの記録は今、未来への希望となって新しい菫色の小径を照らしてくれています。こころからの感謝を込めて。
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特別な素敵と、大好きをとことん突き詰めて生まれる美しさと。大切なことをたくさん教えて頂きました。きっといつまでも思い出すことでしょう。語ることでしょう。
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オンライン開催 霧とリボン企画展
《菫色の実験室vol.6〜菫色×シャーロック・ホームズ》
(2021年)
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《ディケンジング・ロンドン》
(2020年)
2023年5月のオンライン展、そして12月は吉祥寺実店舗の最終幕に参加させて頂きます。菫色のお部屋に煌めきが満ちる残り時間を皆様とご一緒できますこと、幸せです。
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《菫色の実験室vol.8〜菫色×舞踏会》出品作
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(2023年)
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ギャラリー『霧とリボン』さまの直営店が今年12月に営業終了となります。
私がネットの海で『霧とリボン』を知ったのは、コロナ禍以後のこと。
その確固たる美意識に背骨が伸びたのを憶えています。
オンラインでの活動は続行されるそうで、嬉しいです。
昨年夏のオンライン展示では、開始に際しての巻頭エッセイをご依頼いただき、宮沢賢治にまつわるエッセイを寄稿いたしました。
以下より全文をお読みいただけます。
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森 大那『菫色集』収録
(2023年)
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数々の展示の機会を与えてくださった霧とリボン様。
コロナ禍でオンライン展示となってしまいましたが、それでもあの菫色の小部屋への憧憬を原動力に、作品を作り続けてきました。
昨年の三人展《シェイクスピアの妹たちの部屋》の記憶は特に、今も私の制作の根幹となっています。
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(2022年)
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高柳カヨ子プロデュース 展《少女の聖域vol.2〜跳躍と疾走》
(2021年)
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《少女の聖域》(2020年)
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(2023年)
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私の心の部屋の再開と終幕。
「吉祥寺での」というところに希望を持ちたいと思います。
note更新しました。
憧れの「霧とリボン」さんについて|mille-feuille
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山本裕子さまの作品を身につけて
(2023年)
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吉祥寺にあるあの魅惑の菫色空間が終幕されるとのこと。
コロナ禍でリリースしたthequroのアルバムもこの場所からオンライン発信していただいたこととても感謝しています。
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霧とリボンさんの実店舗に最後に訪れたのはパンデミック以前のこちらでした。
ちょうど4年を経た今季April!
あの完璧な魅惑の菫色空間にて『フランスガム個展 彼方の鳥』開催!
そしてthequroの音も流して頂けるなんて♪
写真は以下に訪れた時のもの
April 2019
菫色の実験室vol.4~菫色×アブサン
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2018年に霧とリボン様でグループ展示に参加させて頂けた事は本当に幸せでした❀優しい紙とリボンに包まれたDM‥ご親切なご対応、菫色のお部屋に展示していただいた光景は私の宝物です❀
ありがとうございました❀
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企画展《バレエ詩集vol.2〜薔薇の精》
(2018年)
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いくつかの菫色の記憶とともに。
この“扇”がやってきてくれたのも、あの小部屋から。
レースの薄絹をとおして見つめれば、世界に散りばめられたどのようなものも、魔法を施され変身する。霧とリボンさまはそのような視点からの「美」を教えてくれる、聖なる羅針盤のような場所。
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女として生まれた者(それは現実の性別というものを超越している《女》です)はみな自分だけの目には見えない扇をもっているのではないかと、わたしは密かに思っているのですが、霧とリボンさまはおのれの「扇」を恥じることなく見せることをゆるされる場所、軽やかで華やかな笑いのさざめきのある処。 pic.twitter.com/VPa6vYPjlO
— 津木野由芽 (@fleurs_fruit) March 2, 2018
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霧とリボン様 の菫色の小部屋が年内で閉幕されるとのことです。
白いシャツの店レタルでも一度参加させて頂きました。
とても寂しいけれど、その儚さがまた菫色の小部屋に相応しい気もします。
また足を運んで、その美しさを目に焼き付けようと思います。
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企画展《菫色の実験室vol.3〜菫色×結晶》
(2018年)
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美しく御心のこもったお言葉の数々に感謝申し上げます。
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