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つまづいたっても、やらなくちゃ

ショックなことがあっても、声を出すのも書くのも止めてはなりません。
私にしかできないことがあるからです。

表では笑っていても、心では泣いていることがあります。
何回経験してもくるものはきますし、忘れるにもそれなりの時間がかかります。

そんなとき、私は初心に還るようにしています。
仲間うちでしょうもないことで盛り上がったり、過去の朗読音源を聴いたり、いただいた感想を読み返したり……方法はひとつではありませんが、ほんの少しだけ心が楽になります。
一番楽になるのは話に耳を傾けてくれることなんですが、話したくない場合もあるので普段どおり接していただけるだけでもすごく嬉しいです。

「承認欲求」と書けば悪い意味に捉えられそうですが、私はネット特有の横のつながりにずっと助けられています。
いろんな界隈をフォローしているもので、全く関係ないつながりでも心の栄養になるならそれで良しと思っています。結果、TwitterXのTLはカオスになりましたが、ストレスなく構築すれば良いだけのことなのです。

書き物のネタに悩んでいるとき、自分の状態からヒントを得ることがあります。そのときの私は、慣れない猛暑もあってか身体の疲労が溜まっている状態でした。
疲労が溜まっていると、書こうと思ってもなかなか気力が起きないものです。仮にネタを見つけたとしても、文章構築に頭が回らなくてどうやって書いたらいいのか分からなくなるのです。書くことをサボりたくなるってやつです。
ヒントが舞い降りたときは仕事中だったので、業務に勤しみながら内容の練り込みを脳内で行いました。まだ形にはなっていませんが、これから紡がれる言葉がエディタに表れると思うとやる気が満ちてきます。

何のために伝え手をやっているのか分からなくなることがあります。
果たしてそれが周りにも良い影響を与えているのか?――なぜなぜ分析を繰り返しても、心はしんどくなるばかりでした。
しんどくなったら、ノスタルジアに浸ってみるのもいいと思います。やりすぎるあまりよろしくはないですが、それで嫌な気持ちが吹っ切れるなら思う存分ノスタルジックを体感してみるのもおすすめです。

初心に還ったなら、あとはやるだけです。
さぁ、倒れない程度に頑張ろう!

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虹倉きり@note朗読
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