<対魔忍RPG>復刻イベ「忍びの宿命って奴か」感想

SR若さくらちゃんがトロフィーのマップイベント復刻版にして、我が二度目のマップイベントでした。
復刻バージョンだからなのか、アサギ先生がトロフィーのレイド復刻に続いて報酬の難易度は低め。とても有り難い。

このイベ中、11連チケットでも来てくれなかったSRさくら先生が貯まった対魔石できてくれた(しかも赤→シルエット登場からの虹変化のエフェクトつき)ので、マップボスの若さくらちゃんにさくら先生をぶつけるという若干カオスな状態に…
基本無課金なのに、なぜか対魔忍での引きはよくて、私服凛子ちゃんも時子先生も揃っている我が部隊。謎いですが、まだ属性デッキが揃わないひよっこ隊長なのですごく助かってます。
ありがたやありがたや。
マップイベは沢山報酬や金塊(お金の素)が手に入るので、キャラ育成にも有り難いイベントですね。
持っているSRを全てとは言わないですが、何人かはLRまで育成出来て結構戦えるようになってきました。
お陰様で「ヨミハラ炎上」でも上級5を回れるようになって、ドロップ含めてアスタロト様もラックが6になるくらいの状態に。
9月頭に初めて1ヶ月で、ここまでモノになるようになったのは素直に嬉しいです。
ありがてぇありがてぇ。

とまあ、そんなこんなでこのイベもすんなりエピローグまで読了。
軽くストーリーをおさらいしておきます。

イベントストーリー

メインストーリーで別の世界線の過去から飛ばされて帰れなくなった若さくらちゃん。なし崩しにふうまくんの家に居候することになりましたが、その暮らしにかかる費用はふうまくんのお小遣いの中から捻出されているのでした。

そんな若さくらちゃんとふうまくんが、真夜中にゲームをやっているところからイベントは始まります。
ふうまくんの保護者でもある時子先生が出張中ということで、鬼のいぬ間にとばかりに盛り上がってプレイを続ける二人。
しかし、そこに予定を早く切り上げて帰ってきた時子先生の姿が…ひええ。

ゲームは一日一時間、節度を守った生活という決まりを破った二人に、時子先生が課した試練がイベントになっている訳ですね。
忍の力のみならず、知略なども駆使してゴールを目指すサバイバル的な自然を活かした訓練場で、「お小遣いの主導権を握る権利」を懸けて若さくらちゃんとふうまくんの戦いが始まったのです。

この勝負には二人まで助っ人を呼んでいいというルールから、ふうまくんは鹿之助と蛍先輩を、若さくらちゃんは彼女が現代に来た事情を知っている凛子さんと蛇子ちゃんを呼んでいました。
最終的に勝ったのは、策を弄したふうまくん。
しかし、対魔忍は忍ではあれど正義を旨として戦わねばならない存在だと、時子先生に窘められてしまいます。
それでも二人とも今までにないやる気を見せてくれたということで、お小遣いの主導権はふうまくんのまま、若さくらちゃんの分を今よりも増額するという裁定が下され、一件落着となりました。

そんな訳で、感想です

ふうまくんの策に、汚いぞ!とか凛子さんまで「士道にもとる行い~」と言われてしまってええ…となる私。
だって忍者ってそういうものなんじゃないの?
まあ凛子さんは剣術の達人だし、侍的なところがあるだろうけど…と思っていたら、時子先生が前述の通りの理由を述べてくれたので、一応なるほどと納得しました。
でも、あんまり正義とか青臭い理想が捨てられないから、過去シリーズで捕まったり酷い目に遭ったりしたのでは?なんて思わなくもなかったり…
でもまあ、今の長(アサギ先生)がそうあれと掲げるのであれば、それでいいのかもねと。

時子さん、優しいじゃん。

あとねー、このイベエピローグまで見た感想。
あれ、時子先生やっぱり聞いてたよりも優しいじゃん。って。
なんかこう、五車学園に潜入していた間者がクナイ使いで、時子先生がやたらお館様に厳しいからというので、裏切り者説が出てたんですよね。
以前運営されていた「決戦アリーナ」では替え玉洗脳みたいなイベントもあったようですし…
確かにね、鏡のレイドイベの時の反応は、ふうまくんの話を聞いてくれなくて決めつけて理不尽!と思いましたが、あれはコメディっぽい締めだったからなのかなぁと納得。

それにね、今回のイベントではふうまくんも若さくらちゃんもやる気を見せてくれたからお小遣い(さくらちゃん分)を融通してくれるなんてめっちゃ優しいやん…ってなりましたね。

なんにせよChapter17と時子先生のキャラ実装によって、当たりがきついと感じた部分もふうまくんへの愛情なんだなと理解出来たのが、すごい収穫だったなぁと。
時子先生自身も、若いみそらで大分無理してるんですよね。
ふうま家の執事として、若い当主の保護者として。その上先生としても対魔忍としても働いて、今のふうま宗家が他の対魔忍たちにとって有害ではないと示していかなければならないという。
本当に重責ですよ。
しかも、ふうまくんはふうまくんで目覚めない能力に苦しんで昼行燈を決め込むようになってしまって、度重なる心労は如何ばかりだったか…

回想で倒れてしまう(恐らく睡眠不足による居眠りだったのでしょうが)ところから始まって、ふうまくんに今日はとにかく休めと優しくされて泣きだしてしまうのを見て、ああ、時子先生はまだ二十歳も半ばで大変な思いをしてきたんだな、花咲く乙女の時代も青春も何もかも捨てて、ふうまのために必死に働いてきたんだ…と思ったらもう、涙ちょちょぎれる思いでした。

そこまで苦労してきたんだから、今もう少し報われたっていいじゃない。
Chapter17のラストで、過去の夢から覚めたふうまくんが素直に時子先生のいうことを聞いて英語の授業に出ると言ってくれたのも、嬉しかったなぁ。
時子さん、ふうまくんは立派な当主になってくれるよ。
ライブラリーさんが来て、それまで我流だった武術の腕もめきめき上がっているだろうし、部隊長としても様々な経験を積んで成長していくのだし。
失われた目と、蛇の人が言っていた「忌まわしい力」が気になりますけどね…
そこは骸佐に刺されて復活した後からの展開もあって、追い追い明らかになっていくんだろうなと期待していますが。

若さくらちゃんのかわいさと時子先生の秘めたる優しさが見られる、よきイベントでした。

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