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ビビットナイト 感想
ダンジョン探索ができるかわいいゲームがやりたくなって軽い気持ちで遊び始めたのですが、思ったよりしっかりしたゲームでした。
わたしのちからでは未だクリア後に開放されるすべての迷宮を攻略することは叶っていませんが、また今度挑戦しようと思えるゲームです。
○ 今回のゲーム
PC (Steam) 版 ビビッドナイト(Vivid Knight)
どんなゲーム?
仲間(ユニット)を集めてアビリティを発動させダンジョンを踏破する、パーティ構築に重きを置いたローグライクゲームです。
奥深さはありつつも気軽に挑戦できるシンプルなつくりになっているので、ついつい「もう一回」と遊んでしまう作品です。
ストーリー
そこは美しい大地に囲まれた小さな王国。
主人公でおてんばな王女アメリは、毎日こっそりお城を抜け出し、白の館で宝石術を学ぶ日々を過ごしていた。
そんなある日、いつものように城に戻ったアメリが見たものは、黒の魔女の手によって王国の人間たちがすべて宝石にされ連れ去られてしまった跡だった。
魔女や魔物が待ち構える地下迷宮へ向かうアメリ。
果たして、王やその民たちを救出することができるのだろうか…?
ストーリーらしいストーリーは正直あまりゲームにはでてきません。
とにかくダンジョンだ!ダンジョンに行くんだ!!という勢いのままにダンジョンに挑めます。
何をするゲーム?
ユニットを集めてシンボルを揃えてアビリティを発動させ、ダンジョンを進みながらボスの撃破を目指すゲームです。
次の階に進むためには敵を倒して鍵を手に入れる必要があります。
敵を倒すにはユニットを集めたり、同じユニット3体を揃えてアップグレードしたりしなければなりません。
ユニットは宝箱からドロップしたり、敵を倒すと手に入るお金を使って購入したりできますが、ランダム出現のため運も必要になってきます。
○ 感想
ストーリークリアまではさくさく遊べるお手軽難易度、クリア後はしっかり考えて進まないとクリアできない難易度で、さっくり遊びたいひとも、じっくり遊びたいひとも楽しめるゲームだと思います。
ユニット3体を揃えてアップグレードすると、アップグレード後ユニットを売り払ってもアビリティ発動に必要なシンボルは消えない…のですが、その仕様に気付いたのはストーリークリア寸前のことでした。攻略にあたりおそらく一番大切な要素では…??お願いだからちゃんと説明してくれ、気付かなかったら余裕で詰むぞ。
また、少しばかり運要素が強めにも感じました。カバーしようにも、最初の中ボスに会うまでに1ユニットもアップグレードできていないようなことがたまにあります。お店のラインナップ更新の値段が安くないのも一因だと思います。
よかったところ
つくりがシンプルなので、気軽に挑戦できることがなにより素敵なところです。
序盤は手探りで進めても難なく進められますが、ダンジョンの難易度が上がるにつれ、どんどんシンボルを確認してユニットを選んだりマップを見て敵を把握したり、しっかり考えないとクリアできないようになっていきます。
あとはやっぱり絵柄がかわいいです。性能関係なく好みの見た目のユニットを選びたくなってしまう気持ちを抑えながら遊んでいます。デフォルメキャラがちょこちょこ動いてるのってとってもかわいいですよね。
残念だったところ
操作性がどうにも惜しい感じだったことが残念でした。
常時表示されてる情報が少ないこともあり、キーマウでもパッドでもいまいち操作がしづらくて、最終的に左手にゲームパッドを持ち右手にマウスを持つ謎のスタイルに落ち着きました。うまく割り当てれば…とは思うのですがうまい方法が見つかりません。買い物中は発動シンボルが見たいし、移動中は各種マップを詳しく見たい…となるとどうしても頻繁に表示を切り替える必要が出てきてしまうためです。
また、シンボルについての説明があまりなかったように思うので若干不親切だったかなとも思います。(ちなみに公式サイトにはでっかく書いてあります。頼むからゲーム内に書いてくれ…。)
余談
過去の挑戦履歴も記録されていて、遡って確認できます。
たまに眺めるのも楽しいです。
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公式サイトのユニット紹介にいないのですが、ロードとアリンとピントが一等好きです。かわいいのでぜひ見てほしいです。
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