上記記事の翻訳機能でない和訳です。ニュアンスの部分もありますが、ご容赦ください。
SixTONES 松村北斗
ベルリン国際映画祭フォーラム部門出品作「夜明けのすべて」であっと言わせる演技
日本の芸能界において、アイドルグループからTVドラマや映画へキャリアを拡大することはよくあることである。
しかし、ベルリン国際映画祭に出品された「夜明けのすべて」に出演したSixTONESの松村北斗ほどの賞賛を受け取る人は少ないのではないだろうか。
瀬尾まいこの小説を原作とし、三宅唱が監督した「夜明けのすべて」は、上白石萌音が演じる、性格が変わってしまうほどPMSが重くキャリアを揺るがされる女性の物語である。彼女は、パニック障害に悩まされる孤独な年下の男性と友人のような関係性を築いていく。
この作品では、二人の関係性を恋愛的でなく親密に、ストレスが多く雑音だらけの世界を助け合って生きる優しいものとして描く。そして、通常ドライな書き口で知られるベルリン国際映画祭はこの作品をシンプルに「素晴らしい」と評した。
Variety誌は、松村北斗のベルリン到着前夜に、彼を特集する。
「夜明けのすべて」で演じた山添について説明していただけますか?
山添は、彼自身の人生のすべてをスムーズに簡単に得てきた人物です。彼は人気者で、学校の成績が良くて、夢に見た会社で働いていました。その会社は山添が輝き、成功するための居場所でした。彼は一生懸命に働き、自分自身に挑みつづけ、彼が夢にも思っていなかったすべてを得ました。そして、その人生の途中、パニック障害になったことがすべてを変え、山添の世界は逆転しました。これは逆転した新しい世界において彼自身が混乱の多い状況に陥ったというだけでなく、混乱させられる人々に会ったということでもありました。
この新しい人々の中に、重いPMSに苦しむ藤沢さんも含まれているんです。藤沢さんと山添は、共に自分自身に向き合い、新しい物語を紡ぎます。そして、その経験を通して山添は、この新しい世界で彼は孤独でないと気がつくのです。
この物語は人間についての物語です。僕が演じた山添は、人生が自分自身が選択したことだけでなく、自分が深く関わる人によっても変わるということを表しています。
パニック障害を抱える人物を演じるにあたり、どのような準備をしましたか?
自分自身が苦しんでいるものでないこともあり、できる限りすべてを理解したいと考えました。また、パニック障害を抱える人物を誠実に、リスペクトを持って演じたいと感じました。
演じるにあたってパニック障害について調べる中で、SNSが大きな役割を果たしてくれました。YouTubeでは、他の人を助けるために、想像もつかない程に多くの方がパニック障害そのものについても彼らの人生についても語っているんです。
また、救急隊の方にも、パニック障害を抱える方を助けるときに経験したことの話を伺いました。
どのようにこの作品の出演オファーを受けましたか?また、何がこの映画に興味を持つきっかけになりましたか?
僕のマネージャーが直接プロデューサーからオファーを受けました。制作陣の方々は僕にぜひ出演してほしいとのことでした。ざっくりした脚本を読んだ後、とても面白そうな役だと感じたので、原作の小説を買って読みました。僕の人生の中で一番興味深く面白い本のひとつです。
僕が特に好きなのは、時間の描かれ方です。物語の中での1分が、自分がいる世界の1分のように感じるんです。とても魅力的でした。この物語は多くの人に届く魅力を持っていると思いました。とても現実的な問題でありつつも、同時に触れづらくもあることを扱っていますよね。
三宅監督との関係性はいかがですか?
三宅監督の名前を見たときはとても興奮しました。僕は監督の「きみの鳥はうたえる」(2018年)の大ファンなので。緊張はしましたが、同時にとても興奮していました。
お会いした後は、人間としてあたたかい人である同時に、プロとしての厳しさを持った方であることに感動しました。一緒に作品に取り組めることに喜びを感じました。
現時点で好きな日本人監督はどなたですか?
映画を好きになったきっかけである岩井俊二監督ですね。より若い三宅監督のような監督たちがお持ちの魅力ももちろん好きなのですが、岩井監督はずっと好きです。
今後のキャリアについてはどう考えていますか?よりお芝居に取り組みたいと感じていますか?
僕は今両輪のキャリアを歩んでいるんですよね。片方を見れば、音楽に取り組んでいる人としてはなく、俳優として、国内に限らず国際的にも注目を浴びています。
日本ではアイドルとして認知されていて、これは俳優としての活動だけでなく、音楽やモデルなど多岐にわたる活動が知られている状態です。
お芝居は大好きですが、完全にそれだけにする準備は今のところしていないです。SixTONESとして音楽活動に取り組むことも僕にとってとても大切なので。お芝居もSixTONESも、どちらもできるだけ長く続けていきたいです。僕は音楽活動もお芝居も、今取り組んでいるすべてのお仕事が大好きなんです。今のこのバランスが大好きだから、できるだけ長く続いてほしいですね。
現時点で公開待機作品はありますか?
いくつか近い将来にお知らせできるものがあります。今はまだ言えませんが、とても「幸せな」ラインナップで、僕自身とてもワクワクしています。
ベルリン国際映画祭参加に際して楽しみにしていることは何ですか?
新鮮でワクワクする経験を楽しみにしています。日本の小さな街の物語を分かち合うことで、観客のみなさんが、この複雑で混乱した世界の中でも穏やかな気持ちを持てることを期待しています。