集中力って必要か……?

いや集中力は必要だろ。
fin.





そうじゃなくて。

集中力って、真面目に何かに取り組むときに必要か?という話がしたい。

ここで出てくる例に仕事とかいうと話しにくいから結局娯楽から入ることにはなるのだけど。

常に感じるのは音ゲープレイ中。
曲を聴き、降ってくるノーツに対し適切な運指を一瞬で導き出し、捌く。
譜面を記憶してない限りはほぼ瞬時にこれを行い約2分のプレイを行う。
この瞬間的な対応力の広さが所謂地力(上手さ)になってくると思うんだけど、実行のためには脳は常に「(これから降ってくる)譜面に対して構えている」状態でないといけない。

と~~ころがどっこい!!!!

俺の場合、大体ハイスコアが出る場合の脳内が「譜面に対して構えている」状態が100%ではなく、「他のことを考えつつ譜面にもそこそこ構えている」状態であることの方が多い。
しかも明確に多い。
めちゃくちゃ多いと言えばわかりやすい。
何考えてるのかといえば、曲開始前に見たTwitterの内容だったり、冷蔵庫の中身やご飯のこと、後で送らなきゃいけないメールの文書だったりと雑多に色々。
こんなでも成果が出てしまう。おかしい。

シチュエーションを変えて仕事とか作業とか。
これも同様に、1つに向かって脳を使うよりも少し余計な思考が挟まった状態(挟まり続けた状態)の方が明確にタスクの進捗が良いことが多い。
特にいわゆる"ながら作業"はかなり効率良くなる傾向にある。
隣の人や通話で話しながらとか、配信を見ながらとか、ちょいちょいゲーム触りながらとか。
繊細な作業(ミスが許されないような環境構築とか)とかはその限りではないけど、概ね該当する。

これ言うとね~~~~~大体共感してもらえない(そりゃそう)んだよね、単に自分の集中力が無いって話だと思うし。
でもこれで謎に成果が上がってしまう人間もいるよという話。

この状態が緊張状態を継続しない方が良いパフォーマンスが出ると取るか、"集中"の状態の作り方が真剣に取り組む状態以外にもあると取るか、俺が不真面目と取るか。
難しいところではあるので成果ベースで、取り組み方については多様性という言葉で片付けたいね。

人間とかいう存在、あまりにもフシギダネ。

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