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僕がサウナをする意味。【京都北部のサウナ屋さん】

みなさん。お久しぶりです。
足立キリです。

京都の最北端の町「京丹後」で古民家サウナを準備しています。
詳しくはこちら↓


今日は「なんでサウナをしているのか?」、「何を目指しているのか?」を書きたいと思います。

サウナを通じて叶えたい世界

キッチンカーでスパイスカレーを売りながら
日本一周をしているカズ君


サウナをしていく中で「何のためにやるのか」とかをたまに考えるのですが、最近なんとなくわかってきて、「カッコいい大人をどんどん増やしたいんだ」って気づきました。
ここでの「カッコいい」は外見では無く「自分の人生を生きてる」みたいな意味合いです。

有難いことに自分の周りには、「自分の人生を生きている人」が多いです。そういう人達はエネルギッシュで周りの人にもパワーを与えてくれます。

そんな「自分の人生を生きている」人達をどんどん増やしていきたいし、自分もなりたい。
そんな人が増えれば、世の中はもっと楽しくなると思っています。

サウナを文化にして行きたい

「自分の人生を生きる」ために、サウナは自分を見直す手段の1つなんですよ。定期的に入る事で自分のリズムを取り戻せる。そんな場所を残していくためにも僕はサウナを文化にしていきたいと思っています。

サウナ文化ってどうやって作る?

村の朝一で出店したテントサウナ
採暖室のように使われてました


文化に残すためには、サウナの裾野を広げる活動が必要だと最近思うんですよね。

サウナブームはいつかは終わる。
ブームが成熟するとサウナ離れが進んでいくが、離れていく中にも残り続ける人はいてこのコアサウナー達がブームが去ったサウナ施設のお客さんになっていきます。
だから、どれだけサウナ好きの母数(≒市場)を膨らませ、コアサウナーさん達を残していくかがポイントになると思っています。
市場が大きければ、終わった後の余熱も大きいってことです。

そんなコアサウナ―達を増やして市場を大きくするために、「サウナに触れてもらう機会を作る」ことと、「サウナの付加価値を高める」取り組みをしていきたいんです。


ひとつ目:サウナに触れてもらう機会を作る

大雪の中でのテントサウナ

有難いことに僕らがやるフィンランド式サウナを体験した人で「嫌い!」と言われた方は見たことないです。
(本当は思っているかもですが...)

リピーターになったり、口コミで広げてくれたり。今のところ満足度が高い体験が提供できているので、サウナに初めて入る人を増やす活動が母数の拡大に直結しています。

だから、初めての人に多く触れてもらうために、サウナ×〇〇のように違うコミュニティと掛け合わせてサウナに来てもらう「言いわけ」を作るのが大切だと思います。

子供の時に嫌いな食材と好きな食べ物を合体させて、知らないうちに食べれているあの作戦に近いですね。(あれ?ちょっと違う…?)

蒸 ‐五箇サウナ‐でもサウナと様々なイベントを掛け合わせていきますし、野菜の無人販売所を設置して村の人に野菜を置きに来てもったり、集金したりする時にサウナがすぐ近くにあるから、ついでに入っちゃおうか。みたいな「言いわけ」ができる取り組みをしていきたいと思っています。

ふたつ目:サウナの付加価値を高める

施設で鍼灸をする場所として可能かモニターテスト

サウナに入ってもらう人を増やす活動と並行して、サウナ施設そのものの存在価値も高めるのって大事だと思っています。

人を温めてて気持ちよくするだけの施設ではなく、施設があることで周辺の住人や協力者に恩恵が与えれる。サウナ施設以上の価値を作る活動をしていきたいんです。
そうすれば、みんなサウナを応援してくれると思うんですよね。

蒸 ‐五箇サウナ‐でも、
・村で使われていなかった茅葺古民家をリノベして再利用。
・村の銭湯のような場所にして、コミュニティを作る。
・サウナ目的で訪れた観光客に地元を勧める観光案内所の役割を担う。
・サウナを通じて自然と触れることで、地方の問題を知ってもらう。
などなど。
そんな活動をできればと思っています。

こうしてサウナの価値が見直されれば、様々な活用方法が出てきて、ブームがさらに持続する。ブームが長くなればサウナ文化が形成される可能性も高まって行くと思っています。


少し真面目な話をして疲れました。。。
これらは、あくまで僕の考えでなので「あいつは、そういう風に考えているんだー」くらいの感じで見守ってください。

今週末はLAMP FESに京丹後チームで参加してきますので、見かけたら是非声かけてくださいね!!

それでは、またね~!
(ウェルビー名駅からお送りしました!)