できたよ!『蒸 ー五箇サウナー』のロゴ。
皆さん。お久しぶりです。
京都の最北端 丹後でサウナをつくっている足立 キリです。
現在、丹後地域の五箇という村で作っているアウトドアサウナ
「蒸 ー五箇サウナー」のロゴが、ついに完成しました!
どうですか和なほっこりかんがいい感じじゃないでしょうか!!
ということで、本日は『どういう思いで施設名やロゴを決めたか』、
『どんな場所を目指しているのか』をお話させていただきます。
ちなみに、、、
「蒸 ‐五箇サウナ‐」は、茅葺古民家の一部を改装しているアウトドアサウナ施設です!今年の10月OPEN予定です。(ただ今絶賛DIY中です!)
施設名やロゴデザインの思い
古民家でサウナをつくる時に、「日本らしいサウナ」って何だろうと歴史を遡ってみると、大量の蒸気で体を温める蒸し風呂にたどり付きました。
京都市内にある「妙心寺の明智風呂」や「八瀬のかまぶろ」も歴史ある蒸し風呂で、何百年前から京都の人は蒸気で体のメンテナンスをしていました。
「蒸 ‐五箇サウナ‐」も質の良い蒸気を提供することに拘り、この先何十年も人々を癒していく施設でありたいと思いました。
そして銭湯のように、ひとや地域と「ゆるくつながる場」を目指すため、湯船で人を癒す銭湯の「湯」の文字に代わって、サウナで人を癒す場になるよう願いを込めて「蒸」という一文字で施設を表しました。
ロゴデザインを考える中で、蒸すという語源を調べていると、
とあり、形成する漢字の意味や、植物や火を表していることから「まさにアウトドアサウナやん。」となり蒸の字を可能な限り崩さずにサウナを表現しています。
足立キリのおもい
サウナを作るにあたり「蒸 ‐五箇サウナ‐」で実現したいことは3つあります。
[その1]
村にアウトドアサウナを作ることで、ひとや地域がどう変わるのかを見てみたい。
アウトドアサウナをつくる五箇地域はスーパーも無ければ娯楽も無い場所で、冬は豪雪地帯。生活するにはかなりハードルが高い場所です。
僕はサウナが人生を豊かに、幸せにするコンテンツだと信じていて、五箇の村にアウトドアサウナができることで、地域のひとがどのようにポジティブに変化していくか見たいと思っています。
[その2]
銭湯のように、人と人、ひとと地域がゆるく繋がる場所にしたい。
上でも書きましたが、蒸 ‐五箇サウナ‐では「銭湯のようにゆるく繋がる場所」を目指しています。そこに行けば誰かがいて、サウナを通じて同じ気持ち良さを共感できる。そこで話した会話がひと同士をつなげ、村を良くする関係性が生まれるのではないか思っています。
[その3]
サウナを通じて、丹後を知ってもらい丹後の魅力を発信したい。
丹後に来て思ったことの1つで、丹後は面白いことをしている人が結構います。ビーチクリーンで集まったゴミから製品を作る元消防士さんがいたり、刀を作っている鍛冶集団がいたり、BRUTUSにも掲載されるカッコいいパン職人がいたり、、、他にもまだたくさんあるのですが、そういうのって観光で来るだけでは知る機会が無かったりします。蒸 ー五箇サウナーに来てくれる時に、The 観光地ではないけど知的好奇心を掻き立ててくれる人たちの活動に触れてもらって、丹後の魅力をみんなに知って欲しいと思っています。
まとめると、、、
「蒸 ‐五箇サウナ‐」では、アウトドアサウナをただ体験する場ではなく、人のこころを豊かにする様々な出会いや気付きが生まれる場になるように「サウナ」の価値を高める活動がしていきたいと思っています。
それではまた会いましょう~!