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"I am dork(アイアムドーク)" -Work Pants Corduroy- いつでもいいコーデュロイ
I am dork
※10/28(土) 13:00 より、店頭、オンラインで発売いたします。
I am dorkから定番のWork Pantsが入荷しました。
お店を始めてからずっと仕入れ続けていて、その都度すぐになくなる数少ないkirettoの定番であり、コーディネートを支える土台でもあるパンツ。
僕も一年を通してかなり履いている。
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私物のチノ生地タイプ。
イタリアはLylia社のムラ染。定番としてずっと展開しているし、なければ生産やデザインの一端を担う中野さんにお願いして作ってもらっているのでもう何本売ったかわからない。もちろんん今シーズンも入荷している。
とてつもなく太くてウェストも大きいのに、自然にテーラードで合わせたり綺麗なニットやシャツにもハマる不思議な一本。
ドレススタイルを好む友人が気に入って履いたり、はたまたそのままストリートなスタイルの若者が買っていったり。
靴も革靴、スニーカー、ブーツ、サンダルなんでも飲み込んで自然にあってくれる。
中野さんは「本当に変わったことしてないウエストのおおきいストレートのパンツですよ〜。ほぼディッキーズのパターンです。」なんて笑っているけど、どうしてこうも上品にも無造作にも振れるのか、不思議なパンツだ。
多分ヒップが案外綺麗に落ちるからだと思うけれど、それだけではない気がする。
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今シーズンはコーデュロイでいなたい色を三色選んで作ってもらった。
生地は英国"Brisbane Moss"の10 Wales 少し細畝の軽めの生地感。
"Adorkable" と名づけたのは、本来「ダサい、オタクっぽい」
という意味の"Dork"に、かわいいという意味の"Adorable"が合わさったスラングから。ナードな可愛さのことをさしているらしい。
"いなたい"という言葉を英語で表現するとしたらぴったりなんじゃなかろうか。
イメージは昔古着屋のワゴンセールに引っかかっていたLevi'sの"517"や"646"のコーデュロイの色。今はなんだか高騰してしまったあれ。
古着にまみれていた20代前半、水色やアイボリーのコーデュロイの517を履きたいと思ったけれど、安物を選んで履いていると思われたくなくて避けてしまった事を今は後悔している。あんなにいなたくてオシャレな色味はなかなかない。
これはそんな僕の思い出を回収する企画でもある。
ちなみにこの話を中野さんにしたら「僕その辺の古着のこと全然わかんないんですよね〜〜〜」と笑っていた。なんでだよ。
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少し光沢のあるコーデュロイ。
上品さもあるけどいなたさもある生地はこのパンツと好相性。
ストンと落ちてゆらめく生地は、光を受けるとより素敵に見える。
ブルーは特にテーラードジャケットや綺麗なニットの外しとして履きたい色味。
他のものは全部綺麗にしていなたい色のコーデュロイを履きたい。
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グレーは私物の519のコーデュロイから着想した。
合わせるものを選ばないミディアムグレーはどんなコーディネートでもハマるこのパンツと好相性な色。
あまり何も考えずにとりあえず履いてしまってもいい。
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アイボリーもベージュとはまた違って、いなたさの強い色。
秋冬に淡い色のパンツを履くのはコーディネートが重くなりすぎなくて好きです。
素直に品のいい色だなと思う。
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秋冬を意識したコーデュロイだけれど、重すぎない、太畝すぎないコーデュロイパンツは通年楽しめる。夏場にコーデュロイを履くのは肌あたりの良さから、ヒッピーやサーフのカルチャーからも愛されているし。
一年中履いて、擦れたり潰れたりしたコーデュロイはきっともっと魅力的になっているんじゃないでしょうか。
そんなわけでたくさん作ってもらいました。
まずは秋冬の重い服装にいなたい軽さを取り入れてみるところから。
I am dork
※10/28(土) 13:00 より、店頭、オンラインで発売いたします。
菊池健斗
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