"yo asa(ヨアサ)"-EX HOSPITAL COAT-
オーダー専門のコートブランド"yo asa" にコートを作ってもらいました。
イメージソースにしたのは、80年代頃のイタリア軍のホスピタルガウン
ちょうど
「上品なカバーオールみたいな、コートみたいな、ジャケットみたいな、曖昧な服が欲しいなぁ」
と思っていたので、思い切って、"yo asa"の小川さんにお願いしてみた。
yo asaの代名詞でもある一枚袖ラグランのコートをベースに、
襟型に特にこだわって作ってもらった。
襟を倒すとジャケットのラペル然として見える佇まい。
また、普段のyo asaでは襟を立てない前提で作っているが、立てて着ることもできるようにしっかり目な仕上げに。
打ち合わせは少し深めにすることで、腰紐で縛った時の収まりが綺麗だ。
ジャケット/コートの立ち位置が極力曖昧になりながら、
出かけ際にサッと引っ掛けるだけで"品"を感じさせてくれる一着に仕上がったと思う。
yo asaのコートのすごいとことは、誰が着ても綺麗にはまる所。
それは一枚袖だからとか、そういう話じゃなくて、纏う空気の話だ。
yo asaのコートは僕も数年前に2着オーダーさせていただいていて、
どちらもとても気に入っている。
生地も形も違うけれど、共通して言えるのは、いつ着ても、どこで着ても自分を素敵に見せてくれる所だ。
一枚袖のラグランスリーブ、
ベースパターンから丈や細かいディティールを自分で指定して作る yo asaのコート
「工場からガチャガチャ、ポンっみたいな感じで出てくる、あんまり多弁じゃない感じの服が好きなんですよね」
的なことを言いながらも、自らミシンを踏んで一着一着を丁寧に仕上げるyo asaの小川さん。
なんというか、いい意味で"朴訥な人"という感じで、また、いい意味でファッション的でないところがとても好きだ。あと趣味が結構合う。
今回は、生地を薄すぎず、重すぎないカシミヤで選ばせてもらった。
もちろん、カラーを選んで、細かい仕様を変更していただけます。
もう一つ、真冬以外に着てもかっこいいんじゃないかとなってハリソンズ社のリネンも選べます。
オーダー会自体、kirettoでは初めての試みです。
楽しみだな。
"yo asa"のゆったりとしていて誰にでも合う、柔らかい良さは残しつつ、
僕の気分だったメゾンっぽいキレみたいな、"エスプリ"も出せたんじゃないかと思います。
菊池健斗
kiretto ーv
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