"BOURRIENNE Paris X(ブリエンヌ パリ)" -CHEMISE BOUDOIR- ワクワクするっていい言葉
1788年に建築された高貴な邸宅l’Hôtel de Bourrienne(オテル・ド・ブリエンヌ)にアトリエを構え、フランス王族、ユーグ・カペーの子孫にして実業家のシャルル・ベグベデが創設したBOURRIENNE Paris X
デザインのベースとなっているのは、中世、男性が甲冑の下などに着用していた白シャツ。
白シャツ専業(最近は色々作ってるけど)を掲げハイクオリティでノーブルなシャツにこだわり続けるブランド。
お袖がブリブリのブリエンヌ。
襟周りもブリブリです。
刺繍もそうっちゃそうか。
バックのギャザーも豪華です。
レディース企画のフリルシャツをメンズサイズでオーダーした"BOUDOIR"
"BOUDOIR"は「淑女の私室」を意味しています。
もう三十路に片足を突っ込んでいる僕がこのシャツを着るのもなかなか勇気がいることの気がするけれど、そんなことどうでも良くなるくらいに素晴らしい仕上がり。
フリルのシャツなんて着ようと思ったことも、着たいと思ったり、憧れたりっていうことも、具体的にはなかったと思う。
正確にいうと、みて「素敵だな」と思ったことはあるかもしれない。
ヒッピーやピーコックの著名な人物、例えばビートルズ(中期くらいと言えばいいのだろうか)や、ミック・ジャガー、映画『リコリス・ピザ』でも出てきたジョン・ピーターズ…
カリカチュアされた表現も目にしてきたかもしれないが、彼らが着こなすそれまでメンズファッションにはなかった表現を、確かに羨望と尊敬の眼差しで見たことはある。
ただそれは、自分とは縁遠いものだと思ってしまっていた。
このシャツを見るまでは…
大好きなブランドで、ベーシックで上質な素材と仕立てで。
それならば、自然に食指が動くのは当たり前かもしれない。
そこまでお膳立てされて手に取らない僕ではないし、
先シーズンですっかりBOURRIENNE PARISのファンになった皆さんにも、ぜひ紹介したいと思ってたくさん仕入れた。
何よりも、自分が想像していなかった服を「素敵だ」「格好いい」「着てみたい」と思った瞬間の、抑えきれない「ワクワク感」
最高じゃないですか。
ざっくり羽織ってひらりと舞うフリル
捲った袖口から微かに見えるフリル
ジャケットの袖口からのぞくフリル
ニットの袖口から飛び出すフリル…
どんなシーンを想定しても、それはとても艶のある美しい表情を見せてくれると容易に想像がつく。
どうやって合わせようか、どうやってこの色気を自分に取り込もうか。
まずはいつも通り、ボロボロのデニムやワークパンツに合わせて。
もちろん、綺麗なスラックス、晩夏にショーツと合わせたり…
自由な発想で、触れてこなかったものを自分に取り込んでほしいと思う。
今シーズン、自分が一番楽しみにしていたものの一つです。
ワクワクする服に出会えるって幸せですね。
菊池健斗
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