"GABRIELA COLL GARMENTS(ガブリエラ コール ガーメンツ)" -NO.197 CUT OFF SHIRT-
スペインはバルセロナ。
異邦のブランドGABRIELA COLL GARMENTS
日本の感覚とは明らかに違う。
格好いい服であることはわかる。
ただ、日本のブランドだったらやらない作り方、クオリティ。
よく言えばオーラのある服。
悪く言えば、いい生地を使ってるのに縫製やシルエットは決して綺麗とは言い難い。
ただ、昨今の
「縫製がどうだ、工場があそこだ、丁寧なあれこれ…」
みたいな話より、目で見て、着て感じたそのままの格好よさ、美しさ。
溢れ出るオーラ、感覚的な部分。
名門"SOLBIATTI"のリネンで仕立てられたブルーストライプ/ブラックと、ヤクコットンリネンの毛芯のような生地のレギュラーカラーのシャツ。
形自体は割と普通ですが、襟、裾、袖などが断ち切りで処理され、ボディに対して嵌め込んで縫い合わせたようなデザイン。
袖のカフスは通常とは逆の内開きになっていて、開けることで独特の腕周りの開放感と動きが出る。
バックヨークがなく、シンプルな広い後ろ姿も潔くて美しい。
素材の良さを存分に堪能しながらも、ぱっと見ではわからないデザイン一つ一つの良さに心が躍る1着。
着方を難しく考える必要はない。
いつもの服装にシンプルに合わせるだけで大丈夫です。
いつものデニム、スラックス。
これからの時期は短パンもいいと思います。
ラフに着て、感じて見てください。
菊池健斗
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