所得制限について

久しぶりに思った事を書こうと思う。
子育ての所得制限についてである。

結論から話すと、私はまあしょうがないかなーっといった感じの消極的賛成である。ちなみに思いっきり所得制限に引っかかっているし、妻はパートに出ているがほぼ専業主婦である。

Twitterを見る限り、賛成派の言っている事も、反対派の言っている事もわかると言えばわかるのだ。

けれどもすごく気になるのが、賛成派の低所得者を見下す様な姿勢と、反対派の高所得者はどうせ運がいいだけだろという様な発言である。

私は正直裕福な家庭で育ったわけではないし、何かあるたびに母親に「いくらすると思ってるの!」と怒声を浴びせられながら育ったクチである。また、友達も裕福な人はほとんどおらず、中には本当にボロボロの長屋に住んでいる人もいた。受験の時は私立の医大はもちろん受けられなかったし、センター試験の点数が自分より遥かに下だった医者の娘が私立の医大に入って正直、なんだよーって思ったりもした。月日は流れ私も医者になって、社会人一年目で父親のMAXの給料以上の給料を貰い、当然周りは医者ばかり、それなりに贅沢な思いもまあ、少しはしたし、クソガキだった頃からは考えられない扱いを周りの大人がこんな自分にしてくれるという事も経験した。

その上でいうが、別に所得が高いからってどうって事はないし、それで人を見下すのは本当に間違っていると思う。人を見下す様なメンタルは明らかに適切ではない。国の運営上、税金が高いのもまあ多少はしょうがない。また、高所得者になる人は別に宝くじに当たったわけでないし、運が良いだけではない。断言するけど、自分なりに結構努力している。みんな頑張っていると言う人もいるかもだが、結果を出している人は努力の量も、質も、違う。覚悟も違う。環境がどうとかいう人もいるかもだが、いくら環境がよくても本人の努力なしではどうにもならない。

税金配分が高所得者に多いのは国のやり方だからどうしようもない。おそらく政治家は日本という国をあんまり頑張らなくても、誰でもまあそれなりにゆったり生きていける様な国にしていきたいと思っているのかと思う。

そんなわけで初めに戻るが、僕は所得制限にはまあ、しゃあないなーって感じの消極的賛成である。

所得が低い人を見下すことなく、高所得者の努力と税金の払い分にリスペクトを忘れる事なく、僕はもっともっと稼げる様になるため、日々努力して行こうと思う。

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