黄斑円孔 体験記2
黄斑円孔と診断されて、紹介されていった札幌の街中の大きな眼科。
再度の診察の結果、やはり左目の黄斑円孔。しかし、稀に穴の開いたところが自然にふさがる可能性があるらしく、翌週もう一度見ることになった。
けど、
仕事してんのよ。
その先生の診察日に、仕事なのよ。
この日に来てね!って軽々しく言いますがね…
と、いうことを上司に伝えたら、それは大変、その日はお休みしていいよと。
ほんと素晴らしい上司です。
で、翌週診察したら
なんとなく穴が塞がっているっぽいと。
もしや!手術しなくてもいい??
と、ウキウキしながら、帰って
10日位したら再診ってなった。
が、しかし。
日々非常に視界が悪くなる気がする。
歪んでる範囲が広がったのか、視力が落ちたのか、見えなくなっていく。
よくなってるのか?
悪くなってるのか?
次の受診まで、大丈夫かもしれないという思いを胸に仕事をしていたのだが。
再診日、
あっさり
「あ、開いてますね。手術だね。明後日どお?」
医者は簡単に手術といった。
そして、私の都合などお構いなく、話を進めようとしたのである。
仕事があるので、休めるか相談していいですか?
「あ、仕事してるんだ?今電話して確認してきて!」
やっはーっ。
マジですか。
一度帰って相談とか全くできる雰囲気でなくて、上司に連絡。
上司お休みの日だったんだけど、了承してくれました。
ほんと、ありがたい。
さすがに、先生の言うとおり
明後日とはいかないため、来週で、手を打ってもらうことにした。
手術が決まった瞬間、各種内科の検査、採血,心電図,薬の確認,手術の説明、当日の説明、と慌ただしく、あっという間に終了。
あとは手術当日を待つのみとなった。
ところが、その後
どんどん見えなくなっていく。
視力の低下か右目との相性か
両目で見るのがほんとにつらくなり、吐き気と頭痛もやってきた。
文字は書面だと見えなくて、虫眼鏡が必須。パソコンは大きくできるからなんとかいけるけど、大きくならない文字ってあるのよ。顔を左右に動かさないと見えないんだわ。
なんとか仕事中はがんばってたけど、
休みの日はもう起きてられなくて、倒れてた。
これね、先生の言うとおり
悪くなったらすぐ手術!が正解だってわかった。
特に文字を見なきゃいけない仕事の人はね。
景色は歪んでもなんともないから、いいけど、ほんと文字はキツいですよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?