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舞台 トワツガイⅡ

7/19(金)、舞台トワツガイⅡマチネ公演を観劇してきました。

2年ぶりの大手町三井ホール

2.5次元舞台はあの花やスクミュなどを観た経験があったのですが、こういったSF系のガッツリ戦闘シーンがある舞台は初めてだったので、自分のとってすごく新しい経験でした。

ステージ構造

まず今回驚いたのが、ステージの構造です。昨年の舞台トワツガイⅠでは平面ステージに回転する壁を使い場面転換をしていたのですが、今回は舞台のほとんどが階段になっている構造。その上に可動式のお立ち台のようなものがあり、アンサンブルのキャストさんがそれを動かしつつ舞台構造がどんどん変化し、それを崖や文字通りのお立ち台に見た立ててストーリーが進行していくとても面白い仕組みでした。


感想

まず、舞台を観ての感想ですが……

尊い……………………


の一言に尽きます。

在り来りで深みのない感想になってしまうのですが、トワツガイは尊いのです。そういうコンテンツなんです。

これは朗読劇でも舞台でもいつも言ってるんですけど、「やっぱり生のお芝居に勝るものは無い」と今回も思いました。

推しの小泉萌香さん演じるフクロウ。幼馴染のフラミンゴとペアを組んでいつも一緒にいるんですが、その二人の関係性がとにかくすばらしい。

物語中盤で精神干渉による幻覚幻聴で精神攻撃してくる敵がでてきて、お互いペア相手の幻覚にひどいことを言われてしまうシーンがあるのですが、そこで普段は陰キャで引っ込み思案なフクロウが「フラミンゴがそんなこと言うはずがない!」と力強く幻覚を打ち倒します。ここのお芝居はすごく心にグッときました。もえぴ(小泉萌香さん)のお芝居から相手の信頼と愛情の報いる覚悟を感じられてすごく心が揺さぶられるシーンでした。

また、少し飛んで終盤。長くなるので端折りますが、主人公カラス(演:大西桃香さん)が成れの果てになってしまった同族を救うために同族殺しを背負うシーン。まだ17歳の少女が背負うにはあまりにも重い責任と覚悟を自分の身に受けて戦う姿が本当にかっこよくそして儚く感じ、このシーンは自然と涙がでてきてしまいました。

全体的に重いストーリーでカロリーが高い作品ではあるのですが、その分キャラクターの感情が大きく動く場面が沢山あり、それを生のお芝居で観ることができたのは本当にいい経験になったし、キャストさんの素晴らしいお芝居に感動しっぱなしでした。


さて、本題というか、なんというか。この舞台、原作となるゲームがあり、今回はそのストーリーが公開されている分までの内容と事前に告知がありました。

そのストーリーのなかでずっとフクロウに恋心を抱いていたフラミンゴがフクロウの言葉をきっかけに想いを打ち明け、‪𝑲𝑰𝑺𝑺‬する場面があったのです。

そう、その場面が舞台でもありました。

作品に没頭してる間は「フクロウとフラミンゴ、結ばれて良かった〜!😭😭😭😭😭😭😭」となっていたのですが、よくよく考えるとすごいものを見てしまったと。

一応、小泉さんは舞台やが君でそういった役をされていたので見るのは初めてではないんですけど、それでも直接‪𝑲𝑰𝑺𝑺‬する推しを見たという事実を理解した瞬間の心臓の高鳴りがすごすぎて、本当に隣の人に聞こえるレベルだったと思います。

いいものを見せてもらったよ…………
トワツガイ、ありがとう……………………


おわりに

何はともあれ、『舞台 トワツガイⅡ』本当に素晴らしい舞台でした。ゲームのトワツガイ自体はもうすぐサービス終了してしまうのですが、メインストーリーはまだまだ続くそうなので、フクロウとフラミンゴの行く末を見守って行きたいです。僕自身、まだトワツガイに触れて日が浅いのでこれからもって深めていって、あったら嬉しい舞台トワツガイⅢを心待ちにしたいと思います。

素敵なブロマイド


それでは。

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