レモンで思いめぐらす 甘えられない性格は長女あるある

今日はご近所さんからレモンをもらいました。

レモン飴、レモネード、レモンサワー、レモンパイ、レモンケーキ、レモンゼリー。

レモンと付くものには目がありません。

それも、しっかり酸っぱいのが大好きです。

最近はレモネードソーダにはまっていまして、

大好きだったケンタッキーさんのシトラスミントレモネードが特にお気に入りでした。

が、いつのまにか販売終了されていて残念でした。

そこから、レモネードを家でも作ってみたい、と思っていた矢先に、

レモンを頂いたのでとても嬉しかったのです。

レモンをスーパーで買うと言っても国産のものはけっこうお値段します。

外国産は防カビ材がきつそうですし。

そう言えば、レモンで思い出します。

子どもの頃、めったに風邪をひかない私が熱をだすと、

母親が、くすぐったいほど優しくなったこと。

しっかり者の母親は、

教育熱心な方で、怒るとすごく怖かった。

普段から私は色んなことに対してきっちりとさせられた。

そんな母親は、多少の熱では学校を休ませてくれませんでした(^-^;

玄関で浣腸(解熱用)させられて、その足で、靴をはいて学校行ったこと覚えてます。(笑)

もともと、めったに熱も出ない、免疫力高い体質でした。

よくお熱で休むクラスメイトがいて、

なんでそんなに熱が出るのか不思議でなりませんでした。

おかげで小学校6年間は一度も休まず、皆勤賞でした(^^;)

さらに中学校も一度も休んでなくて、

高校では忌引きでお休み、風邪で1~2日お休みした程度。だったはず。

今思うと、恥ずかしいほど強靭すぎる!!

熱を出すと「優しくなる母」のホットレモン

そんな私が熱を出すと、母親が、やたらと優しくなりました。

必ず、寝る前に、ホットレモンを作って出してくれました。

レモンをコップで潰して、お砂糖をまぶして、お湯を入れるホットレモン。

レモンなんて、普段は食卓にも出てこなかったし、

わざわざ買ってきてくれたのかな。

私はそれをのんであたたまって寝るんだけれど、

なんだか母親が優しすぎるから、

嬉しいんだけど、くすぐったいといういか。

居心地が悪いような気がして、落ち着かないような。

そんな、気持ちになったこと、今でも鮮明に覚えています。

長女は優しくされるのに慣れてない?甘え下手?

たまに優しくされると落ち着かない気持ち、

長女あるあるでしょうか。

長女って、生まれた時から、お姉ちゃんって呼ばれて、

しっかりしないといけないレッテルを張られる。

お姉ちゃんなのに、

って気付けば言われて、

いつも先に怒られる。

「私も妹になりたかった。」

って、世の長女のほとんどが思っているはず。

そんな環境でしばらくずっと生きざるを得ないから、

甘えられないんですよね。

だから、やさしくされるのに慣れてないのかな。

子どもの頃のそれは、

きっと大人になっても身に沁みついたまま。

例えば、彼氏ができた時に、

素直に甘えられなくて、かわいげのない態度をとっちゃう。

プライドが高いと思われてしまう。

本当は甘えたいのに、甘えられない。

素直に甘えられる、ぶりっ子できるアノ子が、

別の生き物に見えちゃう。

同じ女なのに、なんでこうも違う・・・

本当は心の中では泣きたい。

泣いて、彼の胸にぶっこみたい。

でも、できないんですよね。絶対に。

長女にありがちだと思うんです。

その性格は、子どもの時に形成された、奥深いものかもしれません。

はるか昔の話だけれど、私もそんな気持ちになったような、思い出のかけら、

今、少し浮遊してきて、思い出しました。

色々悩んでた乙女みたいだった頃、あったな。

レモンを食べたと想像した時のように、

すっぱい唾液が出てきそうになりました。

すっぱ。なつかし。

今じゃ、夫に甘えたい、

なんて、

全く思わなくなってしまいました。

完全に今は、長女の「強く」させられたところの性格が

前面に出てきていますね(^^;)

熱があっても解熱剤の浣腸をして学校へ行った時などに、

形成された部分でしょうか。(^^;)

今日頂いたレモン。

そのレモンで色々と昔のことを思いめぐらすことになりました。