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私だけのミスiD2021
マツイキラりです。
昨日の4月11日に1年にも渡ったミスiD2021の卒業式があり私のミスiDが終わりました。なので今日は最後にこの一年間のお話を全部したいです。
丁度去年の今頃私は何者でもありませんでした。コロナ禍になり学校もなかなか始まらないしバイトしかすることがないし。服飾の専門に通っていたけどやりたいこととかがよくわからなくてなんだか毎日暇な時間を過ごしていました。
ミスiDにエントリーする前の私は毎日死にたいと思ってたし、楽しくないことの方が多かったし、人を想うとかよくわかんなかったしただのヲタクだし何にもなかった。全然知らないのに全然知ろうとしなかった。ほんとにそんな感じの人でした。
2020年の目標が ”何か新しいことを始める” という漠然としたものでした。
その目標があったので今年ミスiDにエントリーしました。
コロナ禍の中開催されるミスiDは例年と違っていて、エントリー者が全員公開されるというものでした。
私的にはこれはチャンスだなって思ってました。
従来のミスiDなら書類で落とされたらミスiDのサイトに載ることなんて一切ないから見つけてもらう以前の問題だけど、今回はエントリーしたらそれだけでミスiDのサイトにひとまず載ることができる最高じゃないか。と思っていました。
でもいざエントリーしてみて公開されたら急に不安になって、そもそも私は負けず嫌いなのでエントリーしたのに全然残れなかったら死にたいってめちゃくちゃ思っていました。エントリーシートだけで選考委員の方たちに選んでもらえる自信が全くなくてほんとに不安で死にそうでした。
だから私はチアーズのスタートダッシュイベントに参加しました。
だけど私はただの一般人でSNSのフォロワーが多いわけでもなく私なんかにチアをくれる人はいるのかってこれもまたすごく不安でした。
でも私のクラスのみんなや学校の先生も、友達も、友達の家族も、友達の友達や、友達の知り合いも、昔からSNS繋がってる子もほんとに沢山の人たちがあの期間私に時間を使ってくれて、アプリダウンロードして、私の名前検索してくれて、チア送ってくれて、Twitterやインスタで宣伝してくれたり、配信も見に来てくれたり、ほんとにありがとうございました。
私自身は毎日チアーズように写真撮って自撮りしたり時には友達が可愛く撮ってあげるって協力してくれたり、こんなに毎日自撮りしていたのは人生で初めてでした。
でも毎時間チアーズの数が数字に出てランキングが更新されて、正直あの時がミスiDの中で一番メンタルがすり減っていたように思います。
このときの私はまだ自分が全然わからなくてミスiDを通して何をしたいんだろうって思ってました。
ミスiDのチアーズは私はヲタクの立場でしか参加したことなかったし、そんな私のチアーズに沢山の人がチアしに来てくれて、配信の画面もずっと見る側の画面しか知らなかったのに、見てもらう側になってほんとに変な感じでした。
最終日のチアスト配信今でも私は鮮明に覚えています。
配信中ほんとに永遠にチアが止まらなくてずっと私のもとにチアが届くんです、、
課金て言葉はなんかすごくリアルだけどでもほんとにこんな私のことを課金してまで応援してくれる人がいることにほんとにびっくりしました。だって会ったこともないし私は皆のために何かできていたわけでもないしだからただただありがとう。
この期間私が頑張りたいっていうことによってみんなへの負担を大きくしてしまうことが分かっていたからどうしたらいいのかわからなくて、だけど絶対次のステップまで進みたくて、、この感情と毎日戦ってました。
配信中涙が止まらなくて、後半ずっと泣いていた気がする。
あの時ほんとにあの配信を見てくれていたみんなが一つになってくれた気がして、それにもずっと感動しっぱなしでした。
配信終わった後に最近で一番感動したとか言ってもらえて、、全部君たちのおかげだよ、おい、、、ってなってました。
そのみんなのおかげ私は次のステップのカメラテストに進むことができました。
ほんとにみんなありがとうございました。
カメラテストの期間あたりはもう夏になっていました。
春の頃の私より成長したマツイキラりになれていたと思います。
そんな私はカメラテストの日を迎える前に自分のプロヂュースブランド¿Descuted?を設立しました。
カメラテストに進めることが決まって私は今のままの何もないただの服飾学生のままだと次は進めないだろうなと思って、何かわたしができることって何だろうと考えていて見つけたのがブランドをプロデュースすることでした。
ミスiDのエントリーシートにも書いていたように私は自分が選んだ服や作った服を沢山の人に来てもらうことが夢でした。
それに昔から自分のブランドを持つことが将来の夢の一つだったので思い切ってやってみました。
この時の正直な気持ちをいうと、私がプロヂュースするブランドの服を買ってくれる人なんているのかな、、、これだけでした。
全然自信ありませんでした。
自信を持てる確実なものが私にはなかったからずっと自信がなかったです。
そして私は8月1日を¿Descuted?の誕生日にしました。
すると思っていた以上にリアクションがきて私はほんとにうれしかったし、やってみてよかったと思いました。
【お知らせ】
— ʚマツイキラりɞ (@bonjinww) August 1, 2020
この度“ Descuted ”というアパレルブランドを作りました❕❕
ブランド名はDistorted(歪んだ)Cute(可愛い)の2つの言葉を混ぜて“ Descuted ”でっす🐇
始まったばかりなので商品は少ないですが近々オンラインショップを開設しようと思っていますのでよろしくお願い致します❕👊🏻🖤 pic.twitter.com/jg0FmrDrQH
沢山の人がTwitterでもインスタでもおめでとうって言ってくれて嬉しかったです。これもミスiDというとこに立てていて見てくれる人が少しでもいてくれたからできたことです。
今回のnoteは全部書くので言いますが
正直¿Descuted?から出している服の中では一番初めに出したこのTシャツが一番売れました。笑
最近出している服はなかなか売れなくて私はずっとなにがダメなんだろうなってほんとにずっと考えちゃってやめちゃいたくなったりもしてしまいました。でも一通り考えたらいつもでもやっぱりって¿Descuted?の大切さを思い出します。
ミスiDにエントリー中の私はうまくやっているように見られたいと思って全然弱いところとかうまくいかなかったことをリアルタイムで言わなかった。そう見られたかったんだもんね。
うまくいかないこと、山ほどありました。
あの頃の私はがむしゃらでほんとに無我夢中に”今”をものすごく生きてた。
私の中で沢山戦いがあったよ。
逃げたくなって家出をして、私遅刻しそうでも絶対走りたくないし、信号が赤になりそうでも走りたくないのにあの日私は走っていました。
走らないと気が狂いそうだったの。
なにから逃げたかったんだろうどこにいきたかったんだろうどうなりたかったんだろう。
あんまり覚えてないです。
あ、そうカメラテストの話なんですけど
んー、なんか全然面白いことできなかったなって、今考えたら思います。
あの時選考委員の小林さんと初めて話しました。
あの時一番面白かったのは
「黒宮れいが好きって書いてるからもっとハチャメチャな人なのかと思ったらちゃんと考えてるんですね」
でした
あとは緊張してたし全然覚えてない
YouTubeにカメラテストの動画載ってるのでリンク貼らないけど暇なとき見てみて
カメラテストが終わって私はセミファイナリストになれました。
この時も自分がセミファイナルまで進めたことが信じられなかった。
カメラテストに進むときはチアーズで進めたから、選考委員の方たちに選ばれていたわけじゃないからセミファイナリストに選んでもらえるのかすごく不安だったけど選んでもらえて嬉しかった。
だけど正直ずっとオンラインだからなんで私がここも出来れてるかわからないし実感も全然なかったです。ほんとに卒業式でリアルに会うまでずっと実感なかった。
次にミスiDでなにがあったかなとさかのぼっていたら、ハロウィンと女子というチアーズのイベント?みたいなアレです。
私はハロウィンと女子で3位に選んでいただきました。
これめちゃくちゃ自信あるから見て欲しい←このnoteで初めて自信あるって言った
この時期私はある小説を読んでいてその小説に出てくる1人の女の子が自分のことを天使だと思い込んでるんです。
そしたら人間たちのことを客観視できていいって言ってて
それを読んで私は、
まってじゃあ私も天使なのでは、、?って思ったの。
だからその日から私は天使と公言して生きてるんだけどもそしたらみんなTwitterで私のことを天使扱いしてくれるのすごく楽しかったです
それの集大成がこの私のハロウィンと女子
そして12月中旬くらいだったか、オンライン最終面接がありました。
最終面接はーちゃんにヘアアレンジしてもらいながら私が淡々と話すという気持ち悪いことしました。
小林さんに「そのたまに映ってるては心霊ではないですよね?」と言われました(はーちゃんの手)
私zoomの画面の仕組みがわからなくてずっと私の最終面接小林さんしか見てないと思ってたらほかにも選考委員の方何人かいて焦りました。
それで私ファイナリストにもなれました。
もうなんかほんとにわけわかんなかった、私の憧れの女の子たちが通ってきたあのミスiDのファイナリスト!?って感じだったかな
この時期には¿Descuted?でヘッドドレスを売り始めていてミスiDの女の子たちが買ってくれて撮影の時に着けてくれてたりとかほんとにほんとに嬉しかった。
この頃ぐらいから私も¿Descuted?への思いの強さが強くなってほんとにずっと守りたいって思いました。
そしてプロヂュースブランドを始めてから一番思うのが、
始めるのは簡単だけど続けるのが大変ということ。
これを身をもって感じました。
常に新しい何かをこまめに発信していかないと古びてしまうし、
アイテムの制作、デザインを考えること、商品管理、SNSの管理、梱包発送、撮影の段取りを考えること、写真セレクト、ほんとに言い出すときりがないけどこれを一人でしていて一番忙しいときはまじで自分があと3人は欲しい、、ってなります笑
でも一人でするのが一番コスパ良いからな~ってなります汗
自分が可愛いって自信をもって言えるものでもみんなが欲しくないと意味ないから、ほんとにみんなからの意見とかがいつも助けですありがとう。
私は¿Descuted?に関しては本気でもっと大きくしたいしもっと沢山の人に知れ渡らせたいしまじで頑張ります大好きだからね。
これまで¿Descuted?にどんな形でも関わってくれた人間たち全員ありがとう。大好きだよ
それでね次は卒業式の話をしたいよ。
この卒業式で私はほとんどの人に初めましてしました。
家から東京の会場に向かってるときほんとにわくわくしてた、
ずっと会いたかったあの子やあの子やあの子たちに会える!って
賞のことより当日はその気持ちの方がでかかった。
会場向かってるときにノイアちゃんに会って2度目ましてした。ケータイの裏に挟んでるノイアちゃんのチェキを見せたらおどおどしてて可愛かった。
受付のところについたら圧倒的1番仲良くしてくれたこにまちゃんとアミ・アムアイさんに会って受付に一緒に並んでた。
そのあとも知ってる子たちに会えてお話できてほんとにあの時間楽しかった。
平安ちゃんとそのあと一緒にいる時間が多かったんだけど初めて会うのにインスタライブとかで話してたから全然はじめまして感がなかったなあ。楽しかった。
そして卒業式の配信が始まってファイナリスト全員の30秒スピーチがあった。見てくれてた人いる??
話すこと考えようと思ってたのに朝眠すぎて無理でほんと直前に考えたけど個人的には言いたいことが言えました。
そのあと控室でみんなと写真撮ったり出会いに喜んだりチェキを持参してたので好き女たちを撮らせてもらったりほんとに楽しく過ごした。
ほとんどのみんなはじめましてだったのにそうじゃないみたいでみんな最高だった。
そう、わたしもともとミスiDで友達作ることとか頭になくてでもSNS繋がれたりとかして可愛い子いっぱいだし素敵な才能持ってる子いっぱいでなんかそういうのをSNS上だけど見れたりして私自身みんなのこといつの間にかめちゃくちゃ応援してたし、何か力になりたいなとまで思ってたなあ。
大好きなみんなにリアルで会えて最高だった。
そして靖子ちゃんのミスiD2021のためのオンラインライブがあって
きっとあの場にいた何人もの子が靖子ちゃんの歌に救われてこれまでを生きてきただろうし私もそうだから、ほんとに感動しました。
そのあとはいよいよ授賞式でした。
ほんとにこの時もまだ賞とれたらいいなあ。くらいにしか思ってなかったです。
だけど、私は芸術賞が実は欲しくて、そこで名前呼んでもらえなくて「あぁ」ってなりました。そのあとどんどん沢山の賞が発表されていって、私の大好きな子たちも沢山呼ばれてて、それを見てて私は心から嬉しかったし大きく拍手した。皆のスピーチもすごく心に響いた。これを生で見れたことは嬉しいが悲しかった。
私はまだあの時もうまくいってるように見られたかったし賞取れなくてもミスiDがすべてじゃないって思える子って見えて欲しく名前呼ばれない、、ってツイートもプライドでできなかった、でも残りの賞が少なくなっていくうちに無理になっちゃってツイートした。
そしたら私の名前呼ばれるの待ってくれてる人がいてなんとも言えない感情になっちゃった。
あの時は待ってくれてる人がいてくれるのに呼んでもらえない私が惨めに思えちゃって、
頭の中でこの一年間の出来事が頭を駆け巡った。
私が一番思ったことは賞を取ってるみんなは何者でもなくしっかり自分でいてその思いがすごく伝わってきて
私はあの人たちほど自分じゃなかったって思ったの。
こうやってこれまで言葉をつづることは何回もあったけど私は私を作っていたそれも中途半端に何かのプライドとかでね。
私はどうしてあんなに弱いところを見せるのを怖がっていたんだろう、弱いところまで受け止めてもらえるのがミスiDなのにって。
そんなことで頭がいっぱいだった、もう本当に悔しかった。そうだ私は負けず嫌いだ。最後の賞まで発表されて名前が呼ばれなかったあのとき私はどうなっちゃうんだろうって思った。その瞬間に1通のDMがきて私は泣いてしまった。
「賞取れなくて涙止まんなくて静かに泣いてる」ってツイートしたらいっぱいリプとかDMきてそれ見て泣いちゃうしもうむりで
私の周りに賞取ってないのに泣いてる人がいなくてだから恥ずかしいしばれたくないしそもそもあの空間がもうしんどくなっちゃってトイレに走ってしまった。
高校生の時も教室が嫌でトイレで泣いてたことがあったけどそれぶりだ。
あのホールの一番奥のトイレで泣いた。
心が落ち行いてトイレの個室を出たら月ミるなとろむちゃんに偶然会ってその瞬間3人でハグしながら泣いた。思考がきもいからあの時の二人はあたしのことを思って涙流してくれたのかなって思っている。
そのあとも色んな子たちがハグしてくれた。
絶対なんて声かければいいだろうって思ったと思うしめちゃくちゃ言葉選んでくれたと思うしなのにみんな優しくしてくれてありがとう。
なんかみんな優しいからDMとかくれる時に絶対わたしなんかにいわれてウザいかもだけどって言葉が入ってるんだけどほんとにそんなことないし私にメッセージ送ろうと思ってくれただけで嬉しいありがとうって気持ちでした。
みんなといたから涙も収まったし会場出たんだけど、1人になった瞬間無力になっちゃってなんか歩くのが嫌だった。東京道わかんないし行き当たりばったりして全然知らないところ行っちゃったらお母さんに怒られるだろうからちゃんと帰った。だけど感情が収まらなくてあのとき持ってた感情全部ツイートしてた。
なんかほんとに思ってなかったほどのDMとかリプとかラインとかたっくさんきてずっと涙止まらなかった。
こんなにみんな私のこと思ってくれてたとか知らなかったし、ほんとに感動しちゃって、
もっと普段から言いなよ...
ほんとにね、沢山の人に賞取ると思ってたとか、賞取ってないのおかしとか言ってくれたり、私のなかのグランプリですとか、私だったら個人賞あげてたとかね、ほんとに沢山それぞれの言葉で励ましてくれて全部スクショしました。
私はマイペースだからゆっくり自分のペースでこのリアルを受け止めていけるように努めます。
それからミスiDを通して私を知ってくれて応援してくれたマツイキラりのヲタクのみんな!ほんとに大好きありがとう。
ツイートにいいねしてくれたり、リプくれたりとか、そんなちょっとした事のようで私にとったら大きなことなのでいつも嬉しかったです。
私の専用アカウントを作ってくれた子とかbioに私の名前書いてくれたりとか、DM送ってくれたりとか、チェキ買ってくれたり私の作ったもの買ってくれたり、配信来てくれたりね、そんなの普通だったらないから、私のことを特別にしてくれてありがとう。
多分みんなが思ってるより私みんなのこと考えてます。多分みんなが私を思う時間より私がみんなを思う時間の方が長いよ絶対。
私はミスiDもっと単純だと少し舐めてた。馬鹿だ。
ミスiDだからフォロワーが増えるんだと思ってたら私の場合は違った。
そんな私なのに見つけてくれてほんとにありがとう。
今年のミスiDFには全員に賞の名前がもらえました。
私は「クリエイティブヒロイン賞」
この賞の名前を見て、あぁ私のことちゃんと見てくれてたんだなって思っちゃった。
ちゃんと見られてたのに正式な賞をもらえなかったのが悔しの根本ですが、この賞の名前ほんとに大事にします。
だって私だけの賞だしミスiD2021のファイナリストじゃなかったらもらえなかったもん。
ミスiDは終わったけどねマツイキラりはまた新しいスタートを切ったんだよ。
私は止まる予定はないです。
お母さんに賞取れなくて死ぬほど悔しくてこんな気持ちになると思ってなかったって言ったら、
あんたはもっと大きいところにいけるからまだがんばったらいいやん
って言われたしほんとに私はもっとスペシャリストになって私に賞を与えなかったことを後悔させるくらいになります。
ミスiDを通してほんとに成長できたし刺激的な1年だった。
ミスiDのおかげで私はもっと自分を表現していきたいなって思いました。
絶対スペシャリストになります。
ここまで読んでくれた人が何人いるのだろうか。
長いのにありがとね。大好きです。