芸は身を助く~その④
自分勝手な父が中3の三者面談で言い放った「商業高校に行かせます」に言われた通り進んで取った簿記3級が役に立った話です。
その時の職場には簿記を知らない職員ばかりだった
当時は結婚→退職の時代で
センパイが始めて既婚者入社だった
管理職も年功序列で経理処理についてはさっぱりだった
なので外部にすべての集計作業を委託していた
毎月だ
最初はセンパイから教えられるままに業務をした
始めての中間決算の監査で外部委託を指摘された
外部委託は㊙️だったようだ
支払っている費用は委託先が上手くごまかして決算書を作っていた(笑)
これを会計ソフトを入れて社内で処理できるように移行
そんなことに委託先が協力するわけがない
「社内で処理できるように」と言われても口で言うほど簡単にはいかない
その年度は以前のシステムを四苦八苦しながら仕上げた
連日の残業の後、期末監査当日は資料印刷のため朝4時から出勤した
超ブラックだ
家族もよく我慢していたと思う
つづく
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