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11月16日は、サッカー日本代表が初のW杯出場を決める&幼稚園記念日&国際寛容デー&ソニー・コンピュータエンタテインメントが創業&録音文化の日&いいいろ塗装の日

【サッカー日本代表が初のW杯出場を決める】

ジョホールバルの歓喜

「フランスW杯1998」の出場を懸けた、アジア第3代表決定戦が、1997(平成9)年11月16日に行われ、日本代表がイラン代表に勝利し、日本サッカー史上初のW杯出場を決めました。

ドーハの悲劇

前回大会(アメリカW杯 1994)のアジア最終予選では、残り時間数分のところで同点弾を許し、W杯出場を逃した「ドーハの悲劇」を経験していることもあり、W杯初出場が決定した同試合は、試合が行われた場所にちなんで 「ジョホールバルの歓喜」と呼ばれ、後世に語り継がれています。


【幼稚園記念日】

日本初の官立幼稚園「東京女子師範学校附属幼稚園」が、1876(明治9)年11月16日に、神田(東京都)で開園したことにちなんで、記念日が制定されています。

現:お茶の水女子大学附属幼稚園。

子どもの頃から勉学をする文化や概念がほとんどなかった当時、入園したのは約50人で、男の子は洋服か紋付き、女の子は振り袖に加えて、ほとんどがお付きの者を従え、馬車や人力車で通うほどの由緒ある家の子どもばかりでした。

が、東京女子師範学校附属幼稚園が設立されたことにより、その後、鹿児島県、大阪府、宮城県でも、順次幼稚園の設立が続き、児童教育の概念が、徐々に一般的にも浸透していきました。


【国際寛容デー】

1995(平成7)年11月16日に行われていたユネスコ総会で、「寛容原則宣言」「国連寛容年のためのフォローアップ計画」が、それぞれ採択されたことにちなんで、国際デーとして記念日に制定されています。

国際表記:International Day for Tolerance

それぞれが尊重の念を持って、積極的な相互理解を図りつつ、国や文化の多様性に目を向ける姿勢を促していくことが提唱されています。


【ソニー・コンピュータエンタテインメントが創業】

1993(平成5)年11月16日、東京都港区に「株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント」が創業しました。

2023(令和5)年度末時点:ソニー・インタラクティブエンタテインメント。

主に、家庭用ゲーム機、ゲームソフトの開発・販売を行っているソニーグループの傘下企業で、同社から、1994(平成6)年12月に発売された家庭用ゲーム機「PlayStation」は、後に、ゲーム機自体の後継機が、何代も登場する世界的な大ヒット製品です。

盛田昭夫氏

《余談》
「PlayStation」はプレステと略されることが多い中、当時ソニーのトップだった盛田昭夫氏は、プレステの「ステ」が「捨て」に通じるとの懸念から、その略称を嫌い、「プレステと呼ぶなー」という新聞広告を出すほどでした。

そのため、公式での略称は「PS」です。


【録音文化の日】

外国人教師として招聘されていたイギリス人:ジェームズ・ユーイング氏が、1878(明治11)年11月16日に、蓄音再生機を使った日本初の録音・再生の実験を行ったことにちなんで、日本記録メディア工業会が、記念日に制定しています。

実験は、同氏が日本に持参した蓄音機が使用され、教鞭を執っていた東京大学内で行われました。

《余談》
蓄音機自体は、1857(安政4)年に、フランス人技師:エドゥアール=レオン・スコット・ド・マルタンヴィル氏が、音の波形を記録することに成功していました。

しかし、当時の技術では、録音した音を再生することができず、再生可能な蓄音機としては、1877(明治10)年12月6日に、発明家のトーマス・エジソン氏が開発に成功した「フォノグラフ」が世界初です。

また、日本初の録音を行ったジェームズ・ユーイング氏は、「フォノグラフ」の発明の翌年に実機を日本に持ち込んでいて、当時、世界でも最新の技術だった録音機の実演は、明治期の文明開化を追随する一幕でした。

《文明開化》
1873~75(明治6~8)年頃を頂点とした、近代西洋化現象を表す言葉。

諸制度や文化面に見られた、著しい発展を捉えていて、学制、地租改正、鉄道の敷設、電信整備、郵便事業、新聞の発行が代表例です。


【いいいろ塗装の日】

日本塗装工業会が、いい(11)い(1)ろ(6)とそうの語呂合わせにちなんで、11月16日に記念日を制定しています。

近年は、特に塗装の技術革新が進んでいて、塗装をすることで見栄えを良くすることに加えて、断熱効果、防カビ効果、耐材効果を含む、多くの効果が、塗装を施すだけで期待出来ることから、需要が高まっています。


(以上、ネット検索より)

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