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7月1日は、半夏生(2024年)&郵便番号記念日&ポケットベルのサービスが開始&東海道本線全通記念日&国民安全の日&井村屋あずきバーの日&ウォークマンが発売開始&JUNET記念日&函館港開港記念日

【半夏生(2024年)】

半夏生(はんげしょう)は、季節の変わり目を表す雑節のひとつで、定気法にて、太陽経度が100度のときと定義されていて、2024(令和6)年は7月2日に該当します。

特に農家にとっては、今日でも大切な雑節のひとつで、半夏生までに畑仕事を終える、水稲の田植えを終えるといったひとつの目安です。

また、地域によっては、半夏生に採ったすべての野菜は食べてはいけないとの伝承も残っています。 


【郵便番号記念日】

1968(昭和43)年7月1日に、日本で初めて郵便番号制度がスタートしたことにちなんで、記念日が設けられています。

それまでは、宛先に住所のみを記載する仕組みでしたが、文字の読みづらさ、誤字、脱字、住居地の増加から誤送が多く、問題が多発しました。

そのため、誤送防止を目的に、配達受持ち区域ごとに番号が付与されました。

また、当初は5桁だった郵便番号は、1998(平成10)年から7桁に変更されています。


【ポケットベルのサービスが開始】

NTTの前身にあたる電電公社が、1968(昭和43)年7月1日、東京23区でポケットベルのサービスを開始しました。

正式名称:無線呼び出し機

サービス開始当初は、主にビジネスマン向けのツールとして使用されていたものの、通信制限等の法律的壁や、利用料金の高さもあり、普及自体は横ばいでした。

が、プッシュ信号での文字送信が可能になった1980年代後半頃から、
084:おはよ、4649:よろしく、0906:遅れる、724106:何してる?、106841:TEL欲しい、3341:さみしい、14106:愛してる、3476:さよなら、などなど、数字を言葉として読ませる一種の文字遊びが話題となり、徐々に人気が高まっていきました。

10数文字ながら、文字送信が可能になった1990年代には、料金体系も改善されたことで、社会人だけでなく、大学生、高校生など学生を中心に爆発的にヒットしました。

ちなみに、ポケベルと呼ばれ始めたのも、爆発的ヒットを記録した1990年代の平成に入ってから と言われています。


【東海道本線全通記念日】

1889(明治22)年7月1日、東京・新橋駅〜兵庫・神戸駅間を繋ぐ「東海道本線」が全線開通したことにちなんで、記念日が設けられています。

全線開通時、東京・新橋駅〜兵庫・神戸駅間の直通列車は、1日1往復、所要時間:片道約10時間、運賃:3円76銭(一般車両)でした。

※3円76銭:現代換算約18,000円弱

登場以後、時代や技術に合わせて、車両や走行区間を中心に改良が行われていて、今日でも、横浜、浜松、名古屋、京都、大阪を始めとした太平洋ベルトと呼ばれる、太平洋側の各都市を経て神戸までを結ぶ全長589.5kmを運行しています。


【国民安全の日】

例年7月1日〜7日までの1週間は「全国安全週間」であり、その初日の7月1日に、日本政府が記念日を制定しています。

だんだんと温かくなり始めるこの時季は、気の弛みなどから、産業災害、交通事故、火災といった事故が頻発することへの注意喚起が呼びかけられています。


【井村屋あずきバーの日】

7月は徐々に暑さが増すことと、毎月朔日は、あずきを食べると良いとされる民間伝承にちなんで 、あずきバーの製造・販売を行っている井村屋グループ株式会社が、7月1日に記念日を制定しています。

朔日:さくじつ、ついたちと読み、その月の1日目を意味する言葉。

あずきは健康に良い食品のひとつに数えられていて、あずきバーを食べて、夏でも多くの人が元気でいてもらいたいとの願いが込められています。

1973(昭和48)年に登場したあずきバーは、2023(令和5)年で50周年を迎え、世代を超えて多くのファンに愛され続けています。

また、割と硬いイメージのあるあずきバーですが、年代や世相に合わせて、徐々に柔らかくなってきていて、製造元によると、より多くの人が食べやすくなるよう、常に改良が続けられいます。

近年では、ミルク味、抹茶味のあずきバーも登場していて、食べやすさに加えて、楽しみの幅も広がっています。


【ウォークマンが発売開始】

1979(昭和54)年7月1日、ソニー(現:ソニービデオ&サウンドプロダクツ)が、カセットテープ再生機「ウォークマン TPS-L2」を発売しました。

ウォークマンの1号機とされる「TPS-L2」は、当時あったテープレコーダーからスピーカーや録音機能等を省き、再生専用機として徹底した軽量コンパクト化を実現。

加えて、イヤホンジャックの採用、ガム型充電池を含む、各部品の独自開発成功により、ポケットサイズのカセットテープ再生を可能にしました。

外を歩きながらでも音楽が聞けるポータブル機は、画期的な商品ながら、発売当初はマスコミ受けの悪さもあって、さほど話題にあがりませんでした。

しかし、地道な認知活動の成果もあり、徐々に売れ行きを伸ばすと、日本のみならず、世界的にもヒット商品となっていきました。

また、当初ウォークマンという名称は、ソニーが商標権を獲得していて、後発の各社は、ウォークボーイ、ウォークテープ、ウォークミュージックなどの似て非なる商品名が使われていました。

後日、商標独占権は解除されています。

そして、この日は、ウォークマンの日として記念日のひとつに制定されています。


【JUNET記念日】

俵万智氏・歌人

1987(昭和62)年7月1日、日本のほとんどのネットニュースが突如配信停止になるという、ちょっとした出来事がありました。

原因を探ると、配信システムで「7月」を英語化し、入力する際に、プログラムの仕様上、小文字表記する必要のある「july」をJulyとそのまま大文字で記載してしまっていたことが判明。

このことを受けて、日頃のネットニュース配信に感謝して、7月1日は極力投稿や配信を控えるようになったことから、当時流行っていた俵万智氏の歌集「サラダ記念日」を文字って「JUNET記念日」としました。

JUNET(ジェイユゥネット)は、1984(昭和59)年〜1991(平成5)年まで実働していた、日本の学術組織研究用コンピュータネットワークで、今現在インターネットと呼ばれているネットワークの日本における起源とされています。


【函館港開港記念日】

1859年7月1日(旧暦:安政6年6月2日)に、北海道の函館港が、日本初の貿易港のひとつとして開港したことにちなんで記念日が設けられています。

この時同時に開港した、横浜港、長崎港は旧暦の日付けのまま、6月2日が開港記念日として制定されています。


(以上、ネット検索より)

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