3月18日は、PASMOの運用が開始&小町忌&点字ブロックの日&ゴールドタワーがオープン
【PASMOの運用が開始】
2007(平成19)年3月18日、非接触型ICカード方式の公共交通機関共通乗車カード及び電子マネー「PASMO(パスモ)」が運用を開始しました。
運用開始当初は、主に関東近郊の私鉄鉄道や路線バスなどで導入されていて、順次他社が提供する非接触型ICカードとの相互利用や、使用可能地域も増えていっています。
また、PASMOの名称は、パスネット:加盟鉄道共通磁気カード、MORE:「もっと」の意味を表す英語の頭文字の組み合わせで、パスネットをもっと普及させるとの願いが込められているそうです。
また、いろんな場所で、パスネットも使えるという意味合いも含んでいて、電車やバスなど複数の交通機関に対応していることを表現しているとされています。
【小町忌】
六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙など多くの歌仙のひとりと称されていて、クレオパトラ:エジプトの女王、楊貴妃:唐玄宗の皇妃と並び、世界三大美女のひとりとしてもその名を馳せる、平安時代前期の女流歌人・小野小町。
その小野小町の忌日は、3月18日との伝えがあることにちなんで、小町忌とされています。
が、実際のところ小野小町の忌日は不詳で、生誕に関しても、山形県出羽郡司説、秋田県湯沢説、京都市山科説、福井県越前説、福島県小野町説、神奈川県厚木説などなどいくつもの説があり、墓所に関しても、生誕の地より数多く全国的に点在しています。
加えて「小町忌」に関しても、小野小町忌:奈良県・帯解寺:4月24日、小町忌美心祈願法会:京都府・隨心院:12月4日、小町祭:11月12日~12月4日と、各地で忌日自体が異なっています。
そのため、今日では、小町忌は晩春を表す季語として使わるのが一般的です。
《余談》
世界三大美女という言葉や認識は、主に日本やアジア圏でのもので、特に欧米などでは、その認識はないそうです。
「花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」
=美しかった桜の花の色は、すっかり色あせてしまった。 春の長雨が降っている間に。 私の美しさも、恋愛や他人との関わりに気をとられてぼんやり過ごしているうちに、すっかり衰えてしまったことよ。
【点字ブロックの日】
1967(昭和42)年3月18日に岡山県岡山市で、世界初の点字ブロックが敷設されたことにちなんで、岡山県視覚障害者協会が記念日に制定しています。
点字には、誘導、警告、ホーム線端など、それぞれに意味があり、車の一時駐車だとしても、点字ブロック上に障害物があると正確な情報が分からなくなることから、点字ブロックを必要としている人を守る意味でも、点字ブロックの重要性が呼びかけられています。
《余談》
点字ブロックを考案したのは、安全交通試験研究センター初代理事長、社会事業家、発明家として活躍した岡山県出身の三宅精一氏で、現:国道250号線・原尾島交差点の横断歩道に設置された点字は、岡山盲学校の近くでもあり、点字ブロック発祥の地の記念碑も建てられています。
【ゴールドタワーがオープン】
1988(昭和63)年3月18日、香川県宇多津町に「ゴールドタワー」がオープンしました。
現:プレイパークゴールドタワー。
複数の商業施設や展望台が入っている高さ158mのタワーで、瀬戸大橋の近くに位置していることもあり、海を含んだ大パノラマが眺望出来る場所としても人気を博しています。
また、その対面にある道の駅は恋人の聖地「うたづ臨海公園」として、夜になるとライトアップなどのイベントが行われています。
プレイパークゴールドタワーも夜はライトアップされていて、青:次の日の天気予報が雨、緑:次の日の天気予報が雨以外と、ライトの色によって、次の日の天気が分かるなどの趣向も凝らされています。
(以上、ネット検索より)