映画「七人の侍」が公開&エイリアンの日&世界知的所有権の日&チェルノブイリ原発事故が発生&海上自衛隊の日
【映画「七人の侍」が公開】
1954(昭和29)年4月26日、「七人の侍」が公開されました。
監督:黒澤明氏
出演:三船敏郎氏、他
配信:東宝
時間:207分
《七人の侍》
戦国時代のとある農村を舞台に、野武士の略奪に苦しむ村の農民たちが、町を守ろうと七人の侍を雇い、身分差による軋轢を乗り越えながら、協力して野武士の一団と戦う姿を追った物語。
黒沢監督が1年余りの撮影期間と巨額の製作費を投じて製作された映画は、延べ700万人以上もの観客動員数を記録しただけでなく、
複数のカメラで同時に撮影した初のマルチカム方式撮影、
豪雨の決戦シーン綿密な時代考証や美術、
上記をはじめとした徹底的な撮影に対するこだわりは、それまでなかった映像美をいくつも生み出し、アクション映画や時代劇における究極的なリアリズムを確立した作品と目されています。
また、同映画は日本国内だけに留まらず、世界的にも非常に評価され、以後の各映画作品に多大な影響を与えたと言われています。
他国の映画監督にも、黒澤監督や『七人の侍』のファンは多く、
フランシス・フォード・コッポラ「ゴッドファーザー」シリーズ他
ジョージ・ルーカス「スター・ウォーズ」シリーズ他
スティーヴン・スピルバーグ「インディ・ジョーンズ」シリーズ他
などなど、映画界を代表する多くの監督に愛されています。
同映画は、1954(昭和29)年のヴェネツィア国際映画祭にて、「銀獅子賞」を受賞していて、世界的な認知度も高い日本映画のひとつです。
そして、この日は、七人の侍の日として、記念日のひとつに制定されています。
【エイリアンの日】
アメリカの映画会社・20世紀スタジオが、SF映画「エイリアン2」の公開30周年を記念し、2016(平成28)年4月26日にエイリアン・デーを発表しました。
同映画は日本でも大きな反響があったことから、同映画内で、宇宙貨物船ノストロモ号の乗員が、惑星「LV-426」でエイリアンに遭遇した場面の数字を4月26日に見立てて、日本でのプロモーションを行っている株式会社電通ランウェイが、日本の記念日に制定しています。
【世界知的所有権の日】
1970(昭和45)年4月26日に、「世界知的所有権機関を設立する条約」が発効し、世界知的所有権機関(WIPO)が発足したことにちなんで記念日が設けられています。
知的財産の範囲や役割、人間の試みや努力に対する意識や、理解の向上を図ることが提唱されています。
《知的財産の主な範囲》
知的財産は、人間の精神活動の結果として創作されるアイデアなど無形のものの中に、財産的価値が見出されるものと定義されていて、その範囲は、特許権、実用新案権、意匠権、商標権、回路配置利用権、著作権、著作隣接権、育成者権、営業秘密など多岐に渡っています。
【チェルノブイリ原発事故が発生】
1986(昭和61)年4月26日、当時のソ連ウクライナ共和国にあった、チェルノブイリ原子力発電所で大爆発が発生。
炉心溶融メルトダウンとみられる爆発で、放射性物質が拡散してしまい、放射能被爆者28人を含む30名以上が死亡する大事故でした。
チェルノブイリ原発事故と表現される同事故の影響は、被爆者や死亡者だけでなく、原子力発電所周辺30km一帯は、数十年間にわたって無人隔離地域となり、多方面への影響を引き起こしました。
同事故は、地球規模の汚染などを考慮した国際原子力事象評価尺度(INES)において、最悪のレベル7(深刻な事故)に分類され、世界最大の原子力発電所事故に挙げられています。
この大事故を後世で繰り返さないために教訓として残そうと、例年4月26日は、「リメンバー・チェルノブイリ」として、国際的な記念日に制定されていて、原子炉に関する問題提起や状況把握 が世界中で呼びかけられています。
【海上自衛隊の日】
1952(昭和27)年4月26日に、海上自衛隊の前身にあたる海上警備隊が創設されたことにちなんで、海上自衛隊が記念日に制定しています。
日本の平和と独立の保全、国の安全を維持、直接侵略及び間接侵略に対し、日本を防衛することを主任務とし、必要に応じて公共秩序の維持活動も行っている海上自衛隊の役割、歴史、伝統を考えることが目的とされています。
例年4月26日には、各海上自衛隊基地で、自衛艦を信号旗で飾り立てる満艦飾が行われていて、普段とはちょっと違う自衛艦の姿を見ることが出来るイベントは、大変人気があります。
(以上、ネット検索より)
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