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1月20日は、大寒(2025年)&大寒にちなんだ記念日&二十日正月&玉の輿の日&血栓予防の日&丸ノ内線の営業がスタート

【大寒(2025年)】

大寒(だいかん)は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が300度のときと定義されていて、2025(令和7)年は1月20日に該当します。

中央標準時:1月20日:5時00分

西洋占星術では、大寒の日が宝瓶宮(=みずがめ座)の始まりとされています。

また、例年1月5〜6日頃に訪れる小寒(しょうかん)よりも寒さが増すことから、大寒なのですが、近年では、大寒よりも小寒の方が寒いことも少なくない傾向があります。


【大寒にちなんだ記念日】

《甘酒の日》
甘酒は疲れを癒やし、身体を温める効果が期待できることから、甘酒や各種飲食関連の製造販売業を行っている森永製菓株式会社が、その年の大寒の日と同日に記念日を制定しています。

《ぬか床の日》
ぬか漬けを作る際には、大寒の時期にぬか床を作ると良いとされていたことにちなんで、ぬか漬け製品関係企業で結成された全国ぬかづけのもと工業会が、その年の大寒の日と同日に記念日を制定しています。

《シマエナガの日》
北海道に生息する野鳥島柄長シマエナガは、寒いほど羽の中に空気を取り込み、膨らむことにちなんで、シマエナガの観測やSNSを運営する写真家のやなぎさわごう氏が、その年の大寒の日と同日に記念日を制定しています。


【二十日正月】

古くからの慣習として、1月20日をもって正月行事が全て終わりとされていることから、1月20日は二十日正月と呼ばれていて、正月最後の日としてのお祝いや、小正月の飾り物を納める行事を行う日に充てられていました。

正月料理に出される鰤(ぶり)や鮭なども、20日頃には頭と骨しか残っておらず、それを汁物や煮物に仕立て、最後のご馳走にして食べることから、主に西日本では、二十日正月のことを「骨正月」「頭正月」と呼ぶ場合もあります。

他の地域でも、乞食正月:主に石川県、棚探し:主に群馬県、フセ正月:主に岐阜県と言い、1月20日までに正月料理を食べ尽くす風習が、各地に残っています。


【玉の輿の日】

1905(明治38)年1月20日、アメリカの金融財閥・モルガン商会創立者の甥、ジョージ・モルガン氏が、京都祇園の芸妓・お雪を見初め、求婚しました。

が、お雪には恋人がいて、求婚に困った挙句に、断りを交えたちょっとした冗談のつもりで、4万円(現代換算:8億円弱相当)で見受けしてくれたら(モルガン氏と)結婚すると言ったところ、モルガン氏は了承し、本当にお雪を見受けすることに。

見受けされたお雪は、ジョージ・モルガン氏への恩情から求婚を承諾。

2人は、横浜領事館(神奈川県)にて、結婚式を挙げました。

このエピソードが世界中の新聞に掲載されると、お雪は日本のシンデレラと呼ばれ、一躍全世界から注目される存在になったことから、玉の輿の日として記念日が制定されています。


【血栓予防の日】

例年1月20日は、二十四節気の大寒にあたる年が多いことと、寒い時期には、体内で血液が詰まって血栓が出来やすいことから、つ(2)まる(0)の語呂合わせにちなんで、納豆菌の研究を行っている日本ナットウキナーゼ協会が、1月20日に記念日を制定しています。

納豆に多く含まれるたんぱく質分解酵素「ナットウキナーゼ」には、血栓溶解、脳梗塞予防、筋梗塞予防の効果が期待できるほか、血栓は、深夜から早朝にかけて出来やすいと考えられていることから、夕食時に納豆を食べるのは健康に良いと言われています。


【丸ノ内線の営業がスタート】

1954(昭和29)年1月20日、営団地下鉄(現:東京メトロ)・丸ノ内線が、池袋駅〜御茶ノ水駅間で営業がスタートしました。

遡ること約30年前の1925(大正14)年には、都内を走る電車の大規模計画が持ち上がり、工事も着工していたものの、太平洋戦争の戦局悪化により、工事が中断されていました。

戦後、それまで中断されていた建設計画を、始駅:中野富士見町駅〜新宿駅〜四谷駅〜赤坂見附駅〜東京駅〜終着:池袋駅と改訂するかたちで再着工。

工事は順次進んでいき、1954(昭和29)年1月20日の池袋駅〜御茶ノ水駅間を皮切りに、各駅が次々と開通しています。

特に、池袋駅〜御茶ノ水駅間の開通は、戦後初の地下鉄の開業であったことから、多くの注目や話題性を呼び、開業日の1月20日当日の池袋駅には、約1万5千人の観衆が詰めかけ、開業を祝福したほどの盛況ぶりでした。

また、御茶ノ水駅の下を流れる神田川では、多くの屋形船が運航し、近くでは花火を打ち上げて開業を祝ったほか、戦後の敗戦雰囲気を散らす明るい話題でした。

(以上、ネット検索より)

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