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6月2日は、本能寺の変&タブロイド紙が発行&横浜港開港記念日/長崎港記念日&横浜カレー記念日

【本能寺の変】

天正10年6月2日(新暦1582年6月21日)、京都・本能寺に宿泊していた織田信長が、家臣だった明智光秀の謀反によって襲撃された「本能寺の変」が起こりました。

当時中国地方一帯を治めていた毛利家攻めに難儀していた羽柴秀吉の援軍を織田信長に命ぜられ、西に軍を進めていた明智光秀。

その途中で急遽進路を変更し、本能寺に宿泊していた織田信長を襲ったとされています。

織田信長襲撃に関しては、その動機を含めて諸説あり、真意はいまだに不明です。

ちなみに、明智光秀が進路を本能寺に変更した際に言ったとされる「敵は本能寺にあり」の発言も、本人が実際に言ったかどうかは不明で、歌舞伎などでの題目となった際に加えられた、後世の創作とする見方が有力です。

加えて「本能寺の変」に参加した人物の証言史料のひとつ「乙夜之書物(いつやのかきもの)」には、「光秀ハ鳥羽ニヒカエタリ(意訳:光秀は鳥羽で控えていた)」とされ、明智光秀自身は、本能寺に行っていない可能性も出てきています。

乙夜之書物=1670年頃の書籍とされ、「本能寺の変」から約80年後に書かれたものながら、記述されている内容の信憑性は、全体を通して高いとされています。

そして、旧暦の日付のまま、「裏切りの日」の名称で、記念日が設けられています。


【タブロイド紙が発行】

1875(明治8)年6月2日、タブロイド版「東京曙新聞」が発刊されました。

タブロイド紙:一般的な新聞の半分サイズの新聞。

元々「タブロイド」という語句は、粉末の薬を錠剤にして飲みやすくしたイギリスの製薬会社の商標名でした。

タブロイド薬の登場によって、飲みづらかった薬に対するイメージが一新されたことで大好評だったことから、それにあやかり、読みづらいとされていた新聞のイメージを変えるべく、読みやすくした小型の新聞に、タブロイドの名が付けられたとされています。

また、近年ではその内容から、大衆向け報道新聞としての意味合いも含まれるようになってきています。


【横浜港開港記念日/長崎港記念日】

1858(安政5)年に締結された日米修好通商条約によって、それまでの、下田:静岡県、箱館(現:函館):北海道に加えて、安政6年6月2日(新暦1859年7月1日)に、横浜:神奈川県、長崎:長崎県の港が開港したことにちなんで、記念日が設けられています。

横浜開港祭

例年6月2日を含む前後の日には、「横浜みなと祭り」などの開港を記念したイベントが開催されています。


【横浜カレー記念日】

安政6年6月2日の横浜開港に伴い、カレーライスも日本に入ってきたとされていることから、 横濱カレーミュージアムが、横浜港開港記念日と同日の6月2日に記念日を制定しています。

《余談①》
以前は、
ライスカレー:カレーとライスが一緒のお皿に乗ったもの
カレーライス:カレーとライスが別々のお皿で出されるもの
といった名称による違いがありましたが、今日では、特に区別なくどちらも「カレーライス」と呼ぶのが主流です。

《余談②》
ライスカレーと命名したのは、札幌農学校(現:北海道大学農学部)の基礎を築き、「Boys,be ambitious.(少年よ、大志を抱け)」の言葉を残したウィリアム・スミス・クラーク博士だとされています。

栄養面での生徒の食生活の改善から、ライスカレーと名を付けた料理を生徒に推奨したエピソードが残っていて、また、当時から生徒たちの間でも大変人気だったそうです(真偽は未確証)。


(以上、ネット検索より)

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