2月7日は、オリンピックメモリアルデー/長野の日&北方領土の日&福井県ふるさとの日&吉原遊郭が日本堤へ移転&フナの日
【オリンピックメモリアルデー/長野の日】
1998(平成10)年2月7日に、「長野冬季オリンピック」の開会式が行われたことにちなんで、日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会が、記念日に制定しています。
長野オリンピックの理念として、自然との共生を掲げていたことから、2月7日はオリンピック・メモリアルデーとして、「長野の自然と環境を考える日」とされています。
【北方領土の日】
1855年2月7日(旧暦:安政元年12月21日)に、「日露和親条約」が締結されました。
正式名称:日本国魯西亜国通好条約
この条約により、北方領土が日本の領土として認められたことにちなんで、日本政府が記念日に制定しています。
《魯西亜》
1800年代後半くらいまで使われていた「ロシア」の漢名。
当時使われていた「魯」の字には「おろかもの」をイメージする意味合いがあるとの解釈から、現在は「露」に変更されています。
北方領土(北方四島)は、千島列島の択捉島(えとろふとう)、国後島(くなしりとう)、色丹島(しこたんとう)、歯舞諸島(はぼまいしょとう)の4島で、総面積は約4,996平方km。
これは、沖縄県の約2倍の面積があると言われています。
また、「北方四島」は、ロシア側からだと「クリル列島」の名称で呼ばれています。
【福井県ふるさとの日】
1881(明治14)年2月7日に、石川県から越前を、滋賀県から若狭を、それぞれ分離した後に合併され、現在の福井県が設置されたことにちなんで、福井県が記念日に制定しています。
県が定める記念日のため、例年2月7日は、福井県や市が運営・管理する施設等が、一部無料解放or割引にて利用可能です。
【吉原遊郭が日本堤へ移転】
それまで、日本橋人形町(東京都中央区)辺りにあった吉原遊廓が、1974(昭和49)年2月7日(旧暦:明暦2年12月24日)に、日本堤(東京都台東区)に移転しました。
吉原遊郭は、江戸幕府公認の遊廓として営業していましたが、江戸一帯を襲った大火事「明暦の大火」によって、吉原もほぼ全ての家屋が倒壊してしまいました。
明暦の大火からの再建を機に、日本堤へと移転されています。
《余談》
吉原遊廓は、徳川家康が江戸に幕府を開く際に、江戸開拓のため、それまでの領地だった駿府(現:静岡県)から、工事現場の人足や食事の世話をする者を、江戸にたくさん呼び寄せたことが始まりとされています。
【フナの日】
茨城県古河市の鮒甘露煮店組合が、フ(2)ナ(7)の語呂合わせにちなんで、2月7日に記念日を制定しています。
フナは漢字で、一般的に「鮒」と書きますが、「付」という字には、小さなものという意味合いがあり、フナが小さな魚だったことから充てられた字とされています。
《余談》
フナはコイ科フナ属に分類されていて、ギンブナ、ゲンゴロウブナ、ニゴロブナ、ナガブナ、ヨーロッパブナ、ギベリオブナなども同属ではありますが、大きさ、姿、かたちは割とバラバラで、生息域も広範囲に渡り、フナの名が付くものの、生物学的な分類は極めて難しい魚とされています。
(以上、ネット検索より)