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12月7日は、大雪(2024年)&神戸開港記念日&日本初のラグビー国際試合が行われる&クリスマスツリーの日&アポロ計画が終了&国際民間航空デー
【大雪(2024年)】
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大雪(たいせつ)は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が255度のときと定義されいて、2024(令和6)年は、12月7日に該当します。
中央標準時=12月7日:0時17分
例年12月初旬頃、特に日本海側では、北風が強く吹いて、雪が激しく降り始めることから、その名が付いています。
また、雪はそこまで降らなくても、例年大雪を過ぎた辺りから、気温が一気に下がり出す傾向にあるため、スキー場がある各地の積雪情報が盛んに更新され始める、ひとつの目安にもなっています。
【神戸開港記念日】
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慶応3年12月7日(新暦:1868年1月1日)に、神戸港が外国船の停泊地として開港したことにちなんで、記念日が制定されています。
開港当時は、兵庫港と呼ばれていましたが、1872(明治4)年に「神戸港」と改称されています。
今日では、神戸港近辺で埋め立て開発が進み、テーマパークのメリケンパークが建設され、その一部として、神戸メリケンパークオリエンタルホテル、レストランや各飲食店があるほか、遊歩道も整備されていて、夜には施設がライトアップされ、人気のデートスポットです。
なお、慶応3年12月7日を新暦換算した1月1日にも、同名・同内容の記念日が設けられています。
【日本初のラグビー国際試合が行われる】
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1901(明治34)年12月7日、慶應大学のラグビーチームが、神奈川県横浜市内で外国人チームと試合を行いました。
1890年代頃から、在留外国人同士で行っていたのが、日本ラグビーのはじまりとされていて、当時は、日本にラグビーチームがあること自体が、非常に珍しい時代でした。
試合は、5対35で敗れたものの、非公式ながら、この試合が日本ラグビー史上初の国際試合で、以後、大学チームを中心に、ラグビーの普及が進んでいきました。
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《余談》
公式なラグビー国際試合は、1932(昭和7)年に行われた「日本代表vs.カナダ代表」で、試合は 9-8 で日本代表が勝利しています。
この勝利は、日本ラグビーの国際的なステータス向上にも繋がり、以後、ラグビー人気が高まっていく契機でした。
そして、この日は、ラグビー国際試合記念日として制定されています。
【クリスマスツリーの日】
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1886(明治19)年12月7日、神奈川県横浜市で総合輸入商を行っていた明治屋にて、日本初のクリスマスツリーが飾られたことにちなんで、記念日が制定されています。
外国人船員が、日本でもクリスマスツリーを楽しめるようにと飾られたもので、クリスマスツリー自体は小さいものでしたが、新しい西洋文化に触れる機会を作ったことが、大きな話題と注目を浴び、連日多くの人が訪れました。
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以後、付近のデパートや各店先でもクリスマスツリーが飾られ、12月の中旬辺りから、クリスマスツリーを飾る習慣が、全国的に広まっていったとされています。
なお、一般家庭でもクリスマスツリーを飾るようになったのは、戦後以降になってからのことでした。
【アポロ計画が終了】
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1961(昭和36)年、時のアメリカ第35代=ジョン・F・ケネディ大統領が発表した「アポロ計画」が、1971(昭和46)年12月7日に打ち上げられたアポロ17号を最後に、幕を降ろしました。
約10年間で、計6回の宇宙船が宇宙飛行に成功し、計12名の宇宙飛行士が月面に着地。
地球への持ち帰りに成功した月の石の合計は、約400kgもの量だと言われています。
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アポロ計画自体は終了したものの、同国、第43代=ジョージ・W・ブッシュ大統領が打ち出した火星移住計画の一環である「ビジョン・フォー・スペース・エクスプロレーション(通称:有人火星探査プログラム)」をはじめ、今なお、宇宙探査事業への取り組みは続いています。
アメリカ政権政策としての上記計画は、後に中断されました。
【国際民間航空デー】
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1944(昭和19)年12月7日に、国際民間航空機関(ICAO)の設立を定めた「国際民間航空条約(通称:シカゴ条約)」の署名が行われたことにちなんで、ICAOが、国際デーとして記念日に制定しています。
国際表記:International Civil Aviation Day
日本は、1953(昭和28)年からICAOに参加していて、1956(昭和31)年以降は、理事国の一国として活動しています。
ICAOの主な活動としては、航空技術の普及、管制方法の標準化、国際ルールの制定があり、近年では、衛星を利用した航空機のナビゲーション技術である「CNS・ATM構想」の開発も行われています。
《CNS・ATM構想》
Communication:通信
Navigation:航法
Surveillance:監視
Air Traffic Management:航空交通管理
上記の構築を目指した構想。
(以上、ネット検索より)