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2月14日は、バレンタインデー&第一回・箱根駅伝が開催&日本での予防接種が開始&煮干の日

【バレンタインデー】

もともとはイタリアで、269年当時の兵士に課せられていた「自由結婚禁止政策」に反対したバレンタイン司教が、時のローマ皇帝の命を受けて、2月14日に処刑させられたことへ追悼の意を表したものとされていました。

そのため、例年2月14日には、キリスト教圏でバレンタイン司教に捧げるミサ等が行われていました。

それが、ヨーロッパを始め各地域に広まっていくとともに、徐々に大きく形を変えて、恋人たちが愛を誓い合う日になったとされています。

バレンタインデーは、今では世界的なイベントですが、女性が男性にチョコレートを贈る風習は、日本独自のもので、主にヨーロッパでは、「愛の日」と呼ばれていて、花、ケーキ、カードを贈るのが一般的です。

《余談》
日本でバレンタインデーにチョコレートを送る風習になったのは、1958(昭和33)年当時、伊勢丹(東京都新宿区)に店舗を構えていたメリーチョコレートカムパニーが行った、チョコレートセール が始りとされています。


【第一回・箱根駅伝が開催】

1920(大正9)年2月14日に第一回 箱根駅伝が開催されました。

正式名称:東京箱根間往復大学駅伝競走

《当時の往路》
日付:2月14日
時間:13時スタート
スタート:報知新聞社前:有楽町(東京都千代田区)
経由地点.1 鶴見:神奈川県
経由地点.2 戸塚:神奈川県
経由地点.3 平塚:神奈川県
経由地点.4 小田原:神奈川県
ゴール:箱根関所址:神奈川県

《当時の復路》
日付:2月15日
時間:7時スタート
コース:往路と同じコースを戻る

当時の出場校は、東京高等師範学校(現:筑波大学)、明治大学、早稲田大学、慶應義塾大学の4校でした。

《第一回・箱根駅伝:結果》
往路優勝:明治大学
復路優勝:東京高等師範学校(現:筑波大学)
総合優勝:東京高等師範学校(現:筑波大学)

第一回・箱根駅伝が行われた1920(大正9)年の2月14日は土曜日で、各校授業があり、午前中の講義を受けた後に出走した選手もいた中での開催でした。

箱根駅伝が、1月の2、3日に行われるようになったのは、1955(昭和30)年の第31回大会からで、それまでは、第一回大会を除いて、天候や出場校の都合等を鑑みながら、1月5日〜15日の間で、いづれかの連日に開催されるという日付変動型でした。


【日本での予防接種が開始】

緒方春朔(しゅんさく)

寛政2年2月14日(新暦1790年3月29日)、秋月藩(現:福岡県の一部)の藩医・緒方春朔(しゅんさく)が、天野甚左衛門の子ども2人に対して、天然痘の予防接種である「人痘種痘療法」を初めて成功させました。

また、時の秋月藩主・黒田長舒(ながのぶ)は人痘種痘研究を助け、成功した種痘を全国に広げる支援を行うなど、その功績は、現在でも高く評価されています。

《人痘種痘》
天然痘の予防のための医療行為。

天然痘患者から採取した微量な膿(うみ)をあえて接種することで、体内の免疫力を高める効果があります。

そして、この日は、旧暦の日付のまま、「予防接種記念日」として制定されています。


【煮干の日】

にぼしの「ぼ」を「棒」としたとき、棒は数字の「1」に見えることから、に(2)ぼ(≒棒1)し(4)の見立てと、語呂合わせにちなんで、国煮干協会が、2月14日に記念日を制定しています。

煮干しには、カルシウムも多く含まれていることから、疲労回復を助ける、骨を強くする、勉強効率を上げるおやつとして最適とされているほか、2000年代に入ってからは、情報番組でも、煮干しは健康食や保存食に最適と紹介されていて、改めて注目が集まっています。


(以上、ネット検索より)

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