見出し画像

12月12日は、漢字の日&児童福祉法公布記念日&国際中立デー&明太子が紙面に初登場&ダズンローズ・デー&世界初のアマチュア衛星が打ち上げ成功&バッテリーの日

【漢字の日】

いい(1)じ(2)いち(1)じ(2)=良い字一字の語呂合わせにちなんで、日本漢字能力検定協会が、12月12日に記念日を制定しています。

その年の世相を象徴する、今年を表現する漢字を全国から募集し、一番多かった漢字一文字を、今年の漢字として、例年12月12日に、清水寺(京都府)で発表が行われています。

《今年の漢字》
発表:12月12日
応募:例年11月1日〜12月5日
応募媒体:はがき、専用ボックスへの投函、インターネット
開始年:1995(平成7)年〜
募集元:公益財団法人 日本漢字能力検定協会

《近年の漢字一字》
2023(令和5)年「税」
生活に直結する「税」
相次ぐ増「税」
減「税」施策案の打ち出し:所得税、エコカー減税期間の見直し、など。

投票:5,976票獲得/147,878票
「税」の音読み:ゼイ セイ/訓読み:みつぎ

2022(令和4)年「戦」
「戦い」の意識:ロシアのウクライナ侵攻、北朝鮮の相次ぐミサイル発射
生活の「戦い」:物価高、電力などの生活費高騰
スポーツ界での熱「戦」:2022 北京冬季五輪、冬季五輪歴代最多となる18個のメダル獲得、野球界での数々の記録、佐々木朗希投手の最年少完全試合、大谷翔平選手がMLBでの2桁勝利2桁本塁打、村上宗隆選手の日本人最多本塁打、2022カタールW杯・日本代表の健闘、など。

投票:10,804票獲得/223,768票
「戦」の音読み:セン/訓読み:たたか(う)、いくさ、おのの(く)、そよ(ぐ)

2021(令和3)年「金」
順延された東京五輪での歴代最多の「金」メダル獲得:2020東京オリンピック・金メダル27個、2020東京パラリンピック・金メダル13個
コロナ禍での支援「金」
数々の「金」字塔
《野球》MLBでの満票MVP=大谷翔平選手
《ゴルフ》日本人初のマスターズ制覇=松山英樹選手
《将棋》最年少四冠達成=藤井聡太棋士、など。

投票:10,422票獲得/223,773票
「金」の音読み:キン、コン/訓読み:かね、かな、こがね


【児童福祉法公布記念日】

1947(昭和22)年12月12日に、「児童福祉法」が公布されたことにちなんで、記念日が制定されています。

法で定められた「児童」は、満18歳未満を指している総称で、
乳児:満1歳未満
幼児:満1歳〜小学校就学まで
少年・少女:小学校就学〜満18歳未満
上記のように、年齢により区分された呼称が、それぞれ使用されています。


【国際中立デー】

1995(平成7)年12月12日に行われていた国連総会で、「トルクメニスタン」が永世中立国として承認されたことにちなんで、国際デーとして記念日に制定されています。

国際表記:International Day of Neutrality

永世中立国は、近隣諸国や利害関係等で国同士が対立する問題について、どちら側にも味方せず、中立の立場から諸問題の解決を目指すものと定義されていて、同時に、所持する軍事力は自国を守るためだけに使うことも盛り込まれています。

提唱元であるトルクメニスタンの首都・アシガバートには、巨大な中立記念塔が建てられていて、同国では祝日です。

《余談》
永世中立国はトルクメニスタンの他にも、スイス、オーストリア、ラオス、カンボジア、モルドバ、リヒテンシュタイン、コスタリカもありますが、2022(令和4)年末時点で、国連の正式承認を得た永世中立国は、トルクメニスタンだけです。

《永世中立国の承認事情》
宣言+国連と周辺国の承認:トルクメニスタン
宣言+周辺国の承認:スイス・オーストリア
宣言のみ:ラオス・カンボジア・モルドバ リヒテンシュタイン・コスタリカ
[2023(令和5)年末時点]


【明太子が紙面に初登場】

1914(大正3)年12月12日付けの関門日日新聞紙面に、日本で初めて「明太子」という単語が登場しました。

明太子のルーツに関しては、韓国やロシアを含め諸説あり、また、発祥に関しても、様々な業者が元祖を謳っているため、不詳とされています。

《余談》
明太子はスケトウダラの卵巣を唐辛子で漬け込んだもので、「タラの子」だから「たらこ」と表現するのが正しいとの意見もあります。

また、業界初の辛子明太子の「農林水産大臣賞 を受賞した前田海産株式会社が、「明太子の日」として記念日に制定しています。

それとは別に、「明太子の日」という記念日に関しては、
12月12日:紙面に明太子が初めて登場
1月10日:辛子明太子が初めて店頭に並んだ
それぞれの事由から、年に数回設けられています。


【ダズンローズ・デー】

桂由美氏

主にヨーロッパでは、愛する人に12本のバラを送ると幸せになれるという言い伝えがあり、12本のバラの花束を、12月12日に、愛情のしるしとして恋人に贈る習慣があることから、その文化を日本でも広めるために、ブライダルファッション業界の第一人者とされる、桂由美、内田和子の両氏が、記念日を提唱しています。


【世界初のアマチュア衛星が打ち上げ成功】

1961(昭和36)年12月12日、アメリカで世界初のアマチュア衛星「オスカー1号(OSCAR-1)」が打ち上げに成功しました。

オスカー1号=アマチュア無線の正式名称「Orbiting Satellite Carrying Amateur Radio」の頭文字を取って冠されています。

アマチュア衛星は、政府機関や商業衛星サービス企業以外の個人的な趣味、非営利団体、大学の研究などが、自ら製作した通信衛星を使い、アマチュア無線の周波数帯を用いて通信を行うもの の総称とされています。

アマチュア衛星は通信衛星の他にも、地球観測、天体観測を目的とした、科学衛星も打ち上げられています。

日本でも、東大阪宇宙開発協同組合が宇宙事業産業の認知と普及のために、JAXAと共同開発した 宇宙船「まいど1号」が、アマチュア衛星として打ち上げに成功しています。


【バッテリーの日】

野球で、ピッチャーとキャッチャーの関係をバッテリーと呼び、守備位置を数字で表した際に、1:ピッチャー、2:キャッチャーであることから、車のバッテリーに関する製品の製造開発業を行っている日本蓄電池工業会が、当初はカーバッテリーの日として、12月12日に記念日を制定していました。

後日、同会が電池工業会と改称されたのを機に、制定した記念日の名称も「バッテリーの日」に改称されています。

同会では、記念日制定の由来になったことにちなんで、毎年プロ野球のセ・パ両リーグから、最優秀バッテリー1組ずつを選考し、表彰しています。


(以上、ネット検索より)

いいなと思ったら応援しよう!