1月8日は、「平成」がスタート&勝負事の日&外国郵便の日&国産初の人工衛星が打ち上げに成功
【「平成」がスタート】
1989(昭和64)年1月7日の昭和天皇崩御を受けて、同年1月8日に、当時皇太子だった明仁(あきひと)親王が、第125代天皇に即位されました。
新天皇の即位に伴い、元号が平成と改められ、即日施行されています。
「平成」の元号は、日本最初の元号とされる「大化」から数えて247番目の元号で、由来は、中国の歴史書「史記」の「内平らかに外成る」の一節と、「書経」の一節「地平らかに天成る」のそれぞれの言葉から、「平」 「成」 の字が選ばれ、組み合わされたものです。
「平成」という言葉には、国の内外にも、天地にも、平和が達成されるとの意味が込められています。
加えて、1979(昭和54)年6月12日に施行され、一世一元の制を定める「元号法」によって改元された最初の元号です。
そして、この日は、平成はじまりの日、平成スタートの日、「平成」改元の日として、それぞれの名称で記念日に制定されています。
【勝負事の日】
勝負事の際に、「一か八か」と言われることから、その掛け声を1月8日に見立てて、記念日が制定されています。
「一か八か」の言葉は、江戸時代の賭け事「丁半博打(ちょうはんばくち)」の「丁」と「半」の各漢字の上部分が「一」と「八」に見えることからきている、とする説が有力です。
《丁半博打》
複数のサイコロを振って出た目の合計が「丁」か「半」のどちかを当てる賭け事。
丁:偶数:割り算で丁度割り切れる
半:奇数:割り算で余りが出る、半端になる
上記から転じて、良いか悪いかを決める的なものになったとされています。
【外国郵便の日】
1875(明治8)年1月8日に、当時の横浜郵便局(神奈川県)で、外国郵便の開業式が行われたことにちなんで、記念日に制定されてい
現:横浜中央郵便局。
横浜郵便局で外国郵便業務が開始されるまでは、当時、横浜外国人居留地内にあったアメリカの郵便局が、外国郵便の業務を請け負っていました。
アメリカ仕様の郵便局業務を受け継ぐかたちで、日本政府が営業をスタートしています。
なお、横浜港郵便局には、外国郵便がスタートする簡単な経緯の載った記念プレートが残っています。
【国産初の人工衛星が打ち上げに成功】
1985(昭和60)年1月8日、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)内機関・宇宙科学研究所(ISAS)が、初めて惑星間空間探査機の打ち上げに成功しました。
打ち上げに成功した探査機は「さきがけ」と名付けられ、ハレー彗星の探査を主な目的とした「試験探査機」として運用が行われていました。
打ち上げから約14年後の1999(平成11)年1月8日に運用を終了するまで、内部機器の性能確認、深宇宙探査技術の習得をはじめ、さきがけがもたらした様々な結果は、以後の日本の宇宙開発技術の発展に大きな足跡を残しています。
(以上、ネット検索より)