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10月1日は、都民の日&森永ミルクチョコレートが発売開始&ポッキーが発売開始&闘魂アントニオ猪木の日&東海道線新幹線が開業&メガネの日&ネクタイの日&コーヒーの日&日本酒の日

【都民の日】

当時の東京市で、1898(明治31)年10月1日に市長が選定され、各市に市役所が設置されたことにちなんで、東京都が記念日に制定しています。

都が制定した記念日のため、都内の公立学校が休みになる他、都や区、市が運営・管理する各施設が、都民以外の方でも無料or一部割引で利用することが出来ます。

《都民の日・無料開放施設例(年度によって変更あり)》
上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園、夢の島熱帯植物館、江戸東京博物館:常設展のみ、東京都現代美術館:常設展のみ、江戸東京たてもの園、浜離宮恩賜庭園、六義園、小石川後楽園、清澄庭園、旧芝離宮恩賜庭園、旧岩崎邸庭園 旧古河庭園。


【森永ミルクチョコレートが発売開始】

1700年代末の江戸時代期に日本に伝わったとされるチョコレートは、大正期に入っても輸入品ばかりで、高級な食べ物とされていて、一般にはなかなか手の届かない商品でした。

が、ミルクキャラメルの大ヒットを経て、外国向けにビスケットの製造を行っていた森永製菓は、諸外国から最新の機械と技師を日本に呼び、輸入に頼らない国産のチョコレート製造に取り掛かりました。

幾多の施行錯誤を乗り越え、1918(大正7)年10月1日、森永製菓から日本初の国産の「森永ミルクチョコレート」が発売されました。

森永ミルクチョコレートは、日本人好みの甘さと、それまでのチョコレートよりかなり低価格だったこともあり、爆発的に大ヒットしました。

以後、時代に合わせた味の変化やバリエーションを増やし、今日でも親しまれ続けている超ロングセラー商品です。


【ポッキーが発売開始】

1966(昭和41)年10月1日、江崎グリコ株式会社から「ポッキー」が発売されました。

同社からすでに発売されていた「プリッツ」製品は好評を得ていて、次の施策として、プリッツにチョコレートをコーティングした商品はどうかと検討がはじまりました。

当初は、スティック全体をチョコレートで被う案が有力視されるも、手が汚れる上に、銀紙で包む費用等、コストが余計に掛かることから、製品開発は滞る状態に。

そんな中、大阪名物のひとつである串カツをヒントに、チョコレートをコーティングしない持ち手部分を採用したところ、これが大好評を得て、商品開発に見事成功。

以降、様々なシリーズが登場し、国内だけでなく、世界中でも販売される、大ヒットロングラン商品です。

《余談》
世界の多くでは「Pocky」の名で販売されているものの、一部英語圏では「痘痕(あばた)のある」を意味する単語、男性器の隠語と同綴異義語となってしまう懸念から、ポッキーの形は、主に欧州で人気だった家庭用テーブルゲーム「Mikado」の形状に似ていることにちなんで、「Mikado(ミカド)」という名前で販売されている地域もあります。


【闘魂アントニオ猪木の日】

常に「闘魂」を体現し、プロレスラー、格闘家、政治家として、多くの人を鼓舞し続け、多くの人に勇気を与え、多くの人に愛されたアントニオ猪木氏の功績をたたえて、同氏の肖像・著作権を管理する株式会社猪木元気工場が、同氏の命日[2022(令和4)年10月1日]と、闘(10)魂 Antonio I(1)nokiの語呂合わせにちなんで、記念日を制定しています。


【東海道線新幹線が開業】

1930(昭和5)年10月1日に、特急燕号が初登場し、東京都〜神戸市(兵庫県)間の約600kmを、片道約9時間で走行可能にした時から、ちょうど34年後の1964(昭和39)年10月1日、「東海道新幹線」が新たに登場しました。

当時、世界最速の時速200kmで、東京都〜新大阪(大阪府)間を結び、また、画期的で先進性あるフェイスデザインも合わさり、鉄道ファンだけでなく、多くの乗車客を魅了しました。

そして、この日は、東海道新幹線開業記念日として制定されています。

《余談》
2003(平成15)年の10月1日には、東海道新幹線の「品川駅」が開通していて、新幹線に関する諸々が10月1日に多いことから、一部界隈では注目日として関心が高まっています。


【メガネの日】

伊達政宗

10月1日を「1001」とし、1=メガネのつる、0=レンズ とみなすと、メガネの形に見えることにちなんで、日本眼鏡関連団体協議会が記念日に制定しています。

例年、「メガネの日」の10月1日に合わせて、日本メガネベストドレッサーの選定や、メガネに関する各種記念式典が行われています。

《余談》
諸説あるものの、日本に初めてメガネが伝わったのは、宣教師フランシスコ・ザビエルが、キリスト教を布教しに来たときと考えられていて、当時、周防国の守護大名だった大内義隆に、フランシスコ・ザビエルが謁見した際、メガネが献上されています。

周防国=現:山口県東部あたり。

また、大内義隆氏は、メガネを受け取ったものの、使用した記録はないことから、日本で最初にメガネを使用したのは、実際に本人使用の現物が残っている徳川家康か、伊達政宗のどちらかだとする説が有力です。


【ネクタイの日】

1884(明治18)年10月1日に、小山梅吉氏が、日本で初めてネクタイの製造を開始したとされていることにちなんで、日本ネクタイ組合連合会が記念日に制定しています。

小山氏は帽子商だったものの、古着市場でネクタイを買い求めてから、見様見真似で自作したとされ、国産ネクタイの第一号は、布地の蝶ネクタイでした。

《余談》
諸説あるものの、外国産ながら、初めてネクタイを着用した日本人は、アメリカを訪れた最初の日本人のひとりでもある、ジョン万次郎こと、中浜万次郎だと言われています。


【コーヒーの日】

国際コーヒー協会が定めたコーヒー年度の始りの日が、コーヒー豆の収穫が終り、穫れた豆から新たにコーヒー作りが始る時期の10月1日だったことにちなんで、全日本コーヒー協会が記念日に制定しています。

10月1日は、「国際コーヒーの日」でもあり、ミラノ(イタリア)をはじめ、世界各国でコーヒーに関するイベントが開催されています。

国際表記:International Coffee Day


【日本酒の日】

酒壺を意味する象形文字の酉(トリ)の字は、干支十二支の10番目に該当することと、新米で酒造りを始めるのが毎年10月の初旬頃なことに加えて、以前は、酒造年度が10月1日から始っていたことを合わせて、全国酒造組合中央会が10月1日に記念日を制定しています。

《酒造年度》
酒造りの工程的区切りとして用いられている期間。

例年7月1日〜翌6月30日までの1年間が該当しています。

近年、顕著な若者の日本酒離れを食い止めたいとの思いから、例年10月1日を中心に、全国各地で日本酒関連のイベントが行われています。

(以上、ネット検索より)

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