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11月7日は、立冬(2024年)&立冬にちなんだ記念日&大阪城公園が開園&キトラ古墳の壁画から「玄武」が発見される&鍋の日&知恵の日&紀州山の日&ソースの日&現存する世界最古の新聞が創刊

【立冬(2024年)】

立冬(りっとう)は、季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、定気法にて、太陽黄経が225度のときと定義されていて、2024(令和6)年は、11月7日に該当します。

中央標準時:11月7日:7時20分

この時季は 冬の気配が立ち始めることから、その名が付いています。

が、近年では、多くの地域で秋の雰囲気が残っていて、場所によっては、紅葉の見頃を迎えるなど、風情に変化が見受けられつつあります。


【立冬にちなんだ記念日】

下記は、その年の立冬に該当する日が記念日です。

《ココアの日》

立冬を過ぎたあたりから、だんだんと寒くなってくることから、ココアを飲んで温まって欲しい との願いを込めて、ココア製品を始めとした各種飲料製品の製造販売業を行っている森永製菓株式会社が、立冬に該当する日と同日に記念日を制定しています。


《立冬はとんかつの日》
「土用丑の日」に倣い、「立冬にはトンカツを食べて活力をつけて欲しい」との願いを込めて、愛知県名古屋市で、とんかつ店舗を運営する株式会社比呂野が、立冬に該当する日と同日に記念日を制定しています。


《鍋と燗の日》
立冬の日には、「鍋を囲んで燗を酌み交わしながら身も心も温まって欲しい」との願いを込めて、日本酒がうまい!推進委員会が、立冬に該当する日と同日に記念日を制定しています。


《夜なきうどんの日》

うどん店舗丸亀製麺を全国展開している株式会社トリドールは、「立冬の日は身体を温め消化が良いうどんを」と、食事に推奨していることにちなんで、立冬に該当する日と同日に記念日を制定しています。


《あられ・おせんべいの日》
秋に収穫された新米で作られた、あられ・おせんべいを、「寒い時期でもこたつで温かいお茶とともに楽しんでもらいたい」との思いから、同製品の製造販売業を行っている全国米菓工業組合が、立冬に該当する日と同日に記念日を制定しています。


《湯たんぽの日》
立冬を過ぎたあたりから寒さが増し、湯たんぽの温かさが恋しくなる時季になることにちなんで、湯たんぽを含む各種生活関連製品の販売事業を行っているタンゲ化学工業株式会社が、立冬に該当する日と同日に記念日を制定しています。


《感染症に備える日》
国民の健康寿命延伸とヘルスケア産業の育成を支援する日本ヘルスケア協会が、寒暖差が激しくなり、空気が乾燥して、感染症が流行しはじめる時期で、冬の始まりを意味する立冬と同じ日に記念日を制定しています。


【大阪城公園が開園】

1931(昭和6)年11月7日、大阪府大阪市中央区に位置する都市公園(歴史公園)、「大阪城公園」が開園しました。

落雷や火災の影響で損失した、大阪城天守閣の再建が幾度が重ねられていて、昭和期に入り、天守閣の再建と同時に本丸を含む、大阪城公園として区画整備されました。

開園当初は、現在の約10分の1ほどの広さで、城内含めた公園の大部分は、大日本帝国陸軍第4師団の用地として使用されていました。

戦後に大々的な再整備が重ねられ、外郭も含めて、約106haもの広大な公園に整備されています。

広大な公園内には、
《歴史的建築》
大阪城、豊國神社、大阪迎賓館、旧大阪砲兵工廠化学分析場

《施設》
大阪城ホール、大阪城音楽堂、大阪国際平和センター、大阪市立修道館、太陽の広場、JO-TERRACE OSAKA

上記などを内包しているほか、多くの樹木や庭園も設けられていて、梅、桜、桃をはじめ、四季折々の風情が楽しめる、自然豊かな空間が、公園に彩りを加えています。


【キトラ古墳の壁画から「玄武」が発見される】

1983(昭和58)年11月7日、奈良県明日香村にあるキトラ古墳にて、彩色壁画の中から、玄武(げんぶ)の絵が発見されました。

後の調査で、青龍、白虎、朱雀、十二支像も発見され、高松塚古墳(奈良県)に次いで、国内2例目の大陸風壁画古墳として注目を集めています。

大陸風壁画古墳=中国や朝鮮半島の文化的影響を受けていたことが、絵画や壁画を通して分かる古墳のこと。

壁画の状態や絵の図柄から、7〜8世紀頃に描かれたものと推定されていて、当時の様子を伺い知れる貴重な史料として、保存・復元整備が進んでいます。

また、以前より、中国や朝鮮半島では、各方角に四獣神を充てる考えは知られていたものの、キトラ古墳の調査では、色による方角分けもされていることが伺え、これは、中国や朝鮮半島では見られない日本独自の思想の現れとして、研究が続いています。

《四神獣が示す内容》
玄武=方角:北、色:黒、季節:冬、言葉:玄冬

青龍=方角:東、色:青、季節:春、言葉:青春

白虎=方角:西、色:白、季節:秋、言葉:白秋

朱雀=方角:南、色:赤、季節:夏、言葉:朱夏


【鍋の日】

寒い時季になり、11月7日前後は立冬に該当する年が多いことから、つゆをはじめとした調味料や食品関連の製造販売業を行っているヤマキ株式会社が、記念日に制定しています。

冬になるにつれて、寒さとともに、鍋物がより美味しくなり、「家族や友人を囲んで鍋料理を楽しんでもらう」ことが提唱されています。

すき焼き:主に関西、もつ鍋・水炊き:主に九州、石狩鍋:主に北海道ほか、地域文化が反映された鍋料理も、近年では、場所問わず食べられる環境や状況ができつつあるのに加えて、多くの野菜やタンパク質を一度に摂取でき、栄養バランスが良く、身体も温まり、調理法もそこまで複雑ではないことから、多くの店舗や家庭で、〆(シメ)を含めて、親しまれています。


【知恵の日】

1988(昭和63)年11月7日に、朝日新聞社が「朝日現代用語 知恵蔵」を発刊したことにちなんで、同社が記念日に制定しています。

「知恵蔵」の発刊は、現在では休刊しているものの、インターネット上の用語解説サイト「コトバンク」内で、サービスの提供が行われています。


【紀州山の日】

高野山・日の出

紀州の山村では、旧暦の11月7日に、山の神を祭り、山の恵みに感謝し、「山仕事の無事と山の今後の繁栄を祈願するため」の山祭りが行われていた慣習があることにちなんで、和歌山県が旧暦の日付けのまま、記念日に制定しています。

高野山:真言宗総本山、熊野三山・熊野古道:ともに世界遺産
上記をはじめ、古より祀られてきた多くのスポットを擁する和歌山県から、人と山が共生する山村づくりを進めていくことが、提唱されています。


【ソースの日】

1947(昭和22)年11月7日に、日本ソース工業会が任意団体として設立されたことと、製造元メーカーによって変動はあるものの、一般的なウスターソースのエネルギー量は、100gあたり約117kcal であることから、「117」を11月7日に見立てて、同会が記念日に制定しています(参照日本食品標準成分表五訂)。

焼いても、煮ても、混ぜても使えるソースを、より多くの料理で使えるよう、ソースを活用したいろいろな用途が提唱されています。


【現存する世界最古の新聞が創刊】

現在も刊行され続けている最古の新聞「ロンドン・ガゼット紙」が、1665(寛文5)年11月7日に、イギリスで創刊しました。

当時は、「オックスフォード・ガゼット」の名で刊行されていましたが、翌年の社の移転に伴い、改称されています。

ロンドン・ガゼット紙は、イギリス政府公式の官報紙で、英国出版局が、主に平日に発行していて、記載内容に関しては、すべて国王の著作権対象です。

また、新聞と銘が付くものの、一般向けに販売されたものではなく、内容も、王室や政府内の伝達事項的な要素が強いため、一般的な新聞として扱うかの如何に関する議論は、今日でもイギリス国内で繰り返されています。

(以上、ネット検索より)

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