10月31日は、ハロウィン&クレアおばさんのシチューの日&世界勤倹デー&日本茶の日&日本で初めてガス灯が灯る&世界都市デー
【ハロウィン】
ハロウィンの起源とされるアイルランドの古代ケルト暦では、1年の最後の日は10月31日とされていました。
古代ケルト族の大晦日の10月31日には、かぼちゃをはじめとした食物の収穫感謝祭が行われていて、後に、この古代ケルト暦がキリスト教に取り入れられたことから、今日行われているハロウィンに変わっていったとされています。
また、ケルト族には、「悪魔と契約した男の霊が、悪魔の火をかぼちゃに入れて灯りにして、地上をさまよった」「ほうきに乗った魔女が、黒猫を連れて悪さをしにやってくる」といった様々な伝承があり、こうした伝承が発展して、子どもたちがいろいろな扮装をして、戸口で「Trick or Treat=意訳:お菓子をくれなきゃ悪戯するよ」と言うようになったとされています。
ハロウィンという言葉の語源は、キリスト教圏で11月1日に行われる万聖節の前晩を表す「All Hallows eve」が訛った言葉とされています。
【クレアおばさんのシチューの日】
ハロウィンには「これを食べる!」という定番メニューがないことと、時期的にも寒さが増してくることから、ハロウィンにはクレアおばさんのシチュー製品を食べてもらいたいとの願いを込めて、同製品販売元の江崎グリコ株式会社が、ハロウィンの10月31日に、記念日を制定しています。
【世界勤倹デー】
ミラノ(イタリア)で開催されていた国際貯蓄会議の最終日が、1924(大正13)年10月31日だったことにちなんで、記念日が設けられています。
国際表記:World Thrift Day
勤倹=仕事にはげみ、無駄な出費を少なくし、自身の経済的自立や、将来の安定に備える考え。
勤倹の概念のもと、銀行や金融商品を扱う業種が中心になって「貯蓄の重要性」に関するプロモーションが展開されています。
【日本茶の日】
臨済宗の開祖・栄西(えいさい)が、建久2年10月31日(新暦:1192年12月14日)に宋から帰国し、茶の種子と製法を持ち帰ったとの記録があり、これが「日本茶の始まり」との見方が強いことから、記念日が制定されています。
日本茶は、日本独自の環境で育った茶葉だけを使用していて、その製法は、時代とともに改良が加えられ、受け継がれてきた、日本文化のひとつです。
【日本で初めてガス灯が灯る】
1872年10月31日(旧暦:明治5年9月29日)、神奈川県横浜市の馬車道にて、日本初のガス灯が点灯されました。
それまでは街灯に、ろうそくや油ランプが使用されていましたが、ガス灯の登場は、
明るい:特に夜間の経済活動時間が延びた
長持ち:ガスが続く限り消えない
安定:風や外部要因を受けづらく消えづらい
安全:火事などのリスク軽減
簡便:バルブをひねるだけで使える
上記のような多くのメリットをもたらし、全国的に普及していきました。
また、ガス灯の普及は、日本のガス関連事業も急速に活性化されていく側面も持ち合わせていて、以後進む近代化と、経済成長の一躍を担っていきました。
そして、この日は、ガスの記念日として制定されています。
【世界都市デー】
国連総会にて、国際デーとして、10月31日に記念日が制定されています。
国際表記:World Cities Day
世界の都市化への国際社会の関心、都市と都市の協力、都市化への課題に取り組み、持続可能な都市開発を強化していくことが目的とされています。
例年10月31日には、「Better City, Better Life」をテーマに、世界の各都市で、都市化強化のための取り組みが展開されています。
(以上、ネット検索より)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?