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10月26日は、柿の日&青汁の日&「3年B組金八先生」がスタート&原子力の日&TOEFLの日&初の歴史シミュレーションゲームが発売

【柿の日】

俳人の正岡子規が、1895(明治28)年10月26日に奈良旅行へ出発し、その行程で「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を詠んだことと、10月下旬は一般的に「柿の旬」であることにもちなんで、全国果樹研究連合会が記念日を制定しています。

正岡子規氏

《余談》
神奈川県川崎市麻生区では、約800年前とされる日本最古の甘柿の化石が発見されていて、柿は古くから親しまれている果物のひとつです。


【青汁の日】

青汁製品のトップメーカー・株式会社アサヒ緑健が 青:10をアルファベットの「IO(アイオー)」に見立たてて、青と読む語呂合わせ、汁(じる):じ(2)る(6)の語呂合わせから、10月26日に記念日を制定しています。

青汁の原料は大麦若葉で、現代人の食生活に不足しがちな、食物繊維、カルシウム、ビタミンB群、鉄分など、多くの栄養素を豊富に含んでいるため、多くの人に青汁を飲んで健康になってもらいたいとの願いが込められています。

近年は、青汁自体の苦味を抑えた味の改良が進み、牛乳、ヨーグルト、アルコール、プロテインといった飲料に混ぜても美味しい種類が多数登場しています。

加えて、飲料系だけでなく、粉末の青汁として、パスタ、カレーライス、餃子、スイーツと掛け合わせたアレンジレシピも、各SNSや専門サイトで紹介されていて、人気食材のひとつです。


【「3年B組金八先生」がスタート】

1979(昭和54)年10月26日、TBS系列でドラマ「3年B組金八先生」がスタートしました。

東京下町設定の桜中学シリーズのメインの学園ドラマで、武田鉄矢氏が扮する坂本金八先生が、3年B組内で起こる様々な問題を体当たりで解決していく様子を描いています。

金八先生に指導されていく過程で、生徒たちが心打たれ、考えを改めながら、人間として成長していく姿 が、多くの視聴者の反響を呼び、中学生だけでなく、特に保護者から熱烈な支持を受けた作品です。

後にシリーズ化され、多くの教訓や名言が生まれた同作品は、日本の学園ドラマの金字塔とも称されています。

《余談》
坂本金八という役名は、演じた武田鉄矢氏が尊敬している人物「坂本龍馬」の苗字と、放送開始当時の放送枠だった「金」曜、夜「八」時の略語をくっつけて名付けられたそうです。

加えて、後にブレイクしていく多くの俳優たちが、生徒役として登場しているのも見どころのひとつです。

《金八シリーズ卒業生》
[シリーズ別・主な卒業生※順不同・敬称略]
第1シリーズ:近藤真彦、田原俊彦、鶴見辰吾、杉田かおる、三原じゅん子
第3シリーズ:浅野忠信、長野博、萩原聖人
第5シリーズ:風間俊介、亀梨和也、岡あゆみ
第6シリーズ:上戸彩、中尾明慶、平愛梨、加藤シゲアキ、増田貴久、本仮屋ユイカ、佐藤めぐみ
第7シリーズ:濱田岳、八乙女光、薮宏太、黒川智花、福田沙紀、
第8シリーズ:高畑充希、忽那汐里(くつなしおり)
他にも多数。


【原子力の日】

日本が国際原子力機関(IAEA)に加盟:1956(昭和31)年10月26日
日本初の原子力発電が行われた:1963(昭和38)年10月26日:茨城県東海村の日本原子力研究所

上記のように、原子力に関する出来事が、10月26日に重なったことにちなんで、日本政府が記念日に制定しています。

原子力発電への理解を深めるとともに、全世界の平和、健康、繁栄を促進・増大するよう努力しつつ、軍事的転用を防ぐことが主眼に置かれています。

例年10月26日を中心として、原子力に関係する機関や企業で記念行事が行われています。


【TOEFLの日】

世界中で活用されている英語運用能力試験「TOEFL(トーフル)」の日本運営を行っているETS Japan合同会社が、トー(10)フ(2)ル(6)の語呂合わせにちなんで、10月26日に記念日を制定しています。

TOEFL:Test Of English as a Foreign Language

《余談》
TOEFLとTOEICの違い。

[TOEFL(トーフル)]
主に、留学時に活用されるケースが多めです。

英語を「知っているか」ではなく「使えるか」に焦点を当てているため、 読む、聞く、話す、書くといった総合的技能を測定する試験で、基本的に「TOEFL iBT®テスト」を指しています。

[TOEIC(トーイック)]
主に、就職やビジネスシーンで活用されるケースが多めです。

日常生活やビジネスで活かせる英語力を測定し、読む、聞く際の英語の運用能力を実践的な文脈で測るテストで、基本的には「TOEIC® Listening & Reading Test」を指しています。

TOEIC:Test of English for International Communication


【初の歴史シミュレーションゲームが発売】

1981(昭和56)年10月26日、業界初の歴史シュミレーションゲーム「川中島の合戦」が発売されました。

カセットテープメディアを使用した、容量約32KBの非常に小さな作品だったものの、コンピュータゲームに、歴史シミュレーションという新たなジャンルを切り開き、斬新な設定が数々盛り込まれた内容は、日本史にあまり詳しくない層も取り込むことに成功し、多くの注目を集めました。

同商品を開発したコーエーテクモゲームス社は、後に、「信長の野望」シリーズ、「三国志」シリーズ、「無双」シリーズなどなど、次々と大ヒット商品を生み出しています。

また、新商品発売とともに、時代考証、歴史的背景描写、戦闘戦術の部分も、より精巧に作り込まれ、歴史の流れや事の経緯を知る上でも非常に参考になることから、近年では、海外からも歴史的史料のひとつとして注目されています。

そして、この日は、歴史シミュレーションゲームの日として記念日に制定しています。

(以上、ネット検索より)

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